友人に勧められて椎茸栽培に挑戦することに決めた。
椎茸の種駒を植えこんだ、ホダ木を購入するような生半可な挑戦ではなく、山林から原木を切り出すことからはじめた。
持山に深く分け入って、手頃(13センチ位)なクヌギの立木を選んだ。
山側に梢が倒れるように伐採木にロープを掛けて、離れた山側の立木にしっかり括りつけ、伐採木にV字方の切り込みを入れた。
これで立木は根本を下にして山側に倒れる筈である。
新調したのこぎりおはよく切れる、V字切り込みの反対側からのこぎりがV字切り込みに掛かる直前、突然立木は谷側に傾き、そして下方の立木の枝に絡んで傾斜した状態で止まった。
悪戦苦闘の末切り倒し、4メートルの材木として麓にひきだした時、足がガクガク震える程だった。
180センチに切りそろえ軽トラに積んで家に運んだ。
家で電動ソーを使って定尺(90センチ)に切りそろえ9本の原木ができた
明日は種苗屋から種駒を買ってきて植え付ける。