朝霧は晴天の前兆

 朝霧の発生要件は種々存在するらしいが、この時期松本盆地に発生する朝霧の多くは、放射冷却により冷えた空気が、盆地の底を流れる河川の暖かい水に触れることにより発生する。

暖かい湯から湯気が上がることと同じ理屈らしい。

 雨上がりで湿度が高いのか大気の透明度は極めて低いから、遠景が霞んで見える

 冠雪した槍ヶ岳が見え、連山は青一色だ、条件が整えば黄葉が見えるはずだが・・

犀川の流れによって発生した川霧が、徐々に容量を増して盆地をその中に取り込んでゆく。

 白壁とダンコウバイ

 神社の杜の蔦漆