私が所属する小さな奉仕団体「松本ワイズメンズクラブ」はアジアからの私費留学生に向けた、ささやかな支援活動を継続している。
それは今年20回の節目を迎えた「アジア賞」と銘打つ日本語作文コンテストだ。
今回も17点の力作が集まった、その中に中国留学生がアニメ「千と千尋の神隠し)から引用した文章で始まる作品があった。
「人の一生は自分の墓に向かって走る汽車に乗っているようだ、途中に沢山駅があるけれど、ずっと最後まで傍にいてくれる人はいない。
だからいてくれた人が降りる前に、いくら寂しくても感謝の気持ちで,さよならを言おう」彼女の作文についてのコメントは次に機会に譲るとして、この言葉はこれから冬を迎える季節に合致しているようで印象深かった。
冬カマキリ
冬空
夕日と落葉松黄葉