池之端
オリヅルラン
ラッパスイセン
白木蓮
山葵
足踏みしていた桜が一気に動き出した。
咲き始めた桜土手のはるか西方に、純白の乗鞍岳のたおやかな山容が横たわっている。
ようやく春が来たようだ。
薄川対岸の古老桜 染井吉野の樹命は短い 80年を待たずに枯死した大樹が多い
造園師によれば、腐り始めたら手当の仕様がない様だ。
一足早く満開になった小彼岸桜
昭和17年頃、満州で成功した叔父われて、父は満州に向かった。
叔父は当時満州で、日本から来る入植者用の住居を作っていたようだ、仕事が忙しく、自分の片腕となる人を探していた。
その眼鏡にかなったのが、甥にあたる父だった。
父は満州延吉郊外で、満州人の苦力を使い、建築資材の調達に奔走した。
よい稼ぎになったが仕事は相当きつかったようだ、食べ物が合わなかったのだろう約1年で体調を崩しあえなく帰国した。
もし父が元気で終戦を迎えていたら、過酷な運命に翻弄されていたかもしれない。
寡黙な父から満州の話を聞いたという記憶はほとんどない。
今日 満蒙開拓テレビ特集で、淡々と苦労を語る、私と同世代の証言が切なかった。
季節外れの大雪注意報発令
暖かい雪と 冷たい雪があるとしたら、これは暖かい雪だ。
暖かそうな綿帽子を載せて、植物は喜々ととしている。
芽吹きが近い落葉松林の雪景色
南国から着任早々の燕は、雪のすだれを縫って飛ばない。
こんな日は羽虫も飛ばないだろう、空腹をこらえてひねもす降る雪を眺めていた。
霙木瓜 あめゆじゅとてちてけんじゃ
ヒイラギ南天 柊南天の花の美しさに初めて気付かされた
霙連翹(レンギョウ)
白木蓮 霜に弱い木蓮 雪は気にならない様子
編笠百合(バイモ)