我が街のある紀伊半島は台風銀座の1つ。「台風」と聞けば、無意識に防御センサーが起動し、進路・風の強さ・雨量などを調べ、できる範囲で防御態勢を整える。
日本中に異常気象をもたらした今回の低気圧、最大風速は17m以上だったし、風速15m以上の強風圏も500km以上だったはず。夏場の大雨に匹敵するような大雪も北海道で降った。我が県内でも、強風で休校する学校が何校もあったほど。
夏場だと大型台風と言われる規模だった。南の海上で発生していないし冬場なので台風とは呼ばないらしい。でも今回のような気象状況を低気圧という表現だけでは弱々しすぎる。
インパクトのある呼称にすれば心構えも警戒心も防御態勢も違ってくるはず。備えあれば憂いなし。被害も影響もより少なくできたかも知れない。
せめて、俗にいう「爆弾低気圧」とか「冬台風」という呼称を正式採用すればと思ってしまう。