紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

節分は恵方巻だけ? 冬終った?

2020年02月04日 | 我が家の食&漬物作り

昨日は節分で細巻を作った。昔、母が作ってくれていた恵方巻は太巻だった。

ただ7種類を入れる太巻は、大口で大食いでないと1本は食べづらいので、いつの間にか細巻になった。

具材もわざわざ買うことはしない。家にある食材を使う。幸い、自分はじめ孫達も「大根の麹漬け」を使った「新香巻」が大好き。

今日は「総料理長」と「まかないコック」の2人が作った。6:4で総料理長が手早かった。

<ご飯5合と準備した具材>

細巻なので寿司海苔を1枚を半分に切って巻いた。途中、寿司海苔が足らなくなったので買いに走るというハプニングもあった。

<細巻32本:3世帯分  & いなり寿司2個>

 

・・・・・我が家の節分とは・・・・・

節分行事の「豆まき」は、孫4人が追いかけたり逃げ回ったりの「ぶつけ合い」になるのは必定。

家中が豆だらけになるのを気にするヤングママから、彼等に屋内禁止が言い渡され、庭で4人が入り乱れての「豆のぶつけ合い」となった。

その様子を見ていた自分も、豆をぶつけられた。彼等の邪気をもらってしまったが、孫の邪気なら身代わりになっても悔いはないと思った。

家内と自分は豆を投げて「邪気払い」をするでもなく、「もくもくと恵方巻を食べるだけ」の節分だった。

2人とも歯は丈夫なので、決して「マメ カメマンネン(豆、噛めまんねん)」と、豆を敬遠している訳ではない。

邪気払いの後で、その豆を拾ったり片付けたりするのが面倒なので、しないだけ。

いつしか、それが我が家流の節分行事となってしまった。

暦上、節分は冬の終わりの日で翌日からは春となる。でも、体も心もそんな節分の意味すらも「馬耳東風」。

そんな我が家の節分は、古来からの儀式は形骸化してしまったし、その意味も感じていないが、家族がワイワイ楽しむ日として意義深いと思っている。

「節分」に感謝している。