紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

白菜の漬物・今季完了 脳裏に刻まれる今季だった

2020年02月02日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、1月22日に漬け込んだ「白菜の漬物」が、食べ頃の味になってきたので容器から取り出した。

すぐにアチコチ配りする分以外は、家内が小分けしビニール袋に入れ冷凍保存してくれた。アチコチ配りは家内と手分けした。

 

・・・・・今季、白菜の漬物が「まさか」の事態に・・・・・

白菜の漬物は何年も前から作っているが、郷土料理名人の「何とエエ味」という一言が広まり、近隣で評判になってしまった。

2日ほど前だった。昔から白菜の漬物を作っている農家のオバチャンから、

「使う塩の割合・使う塩の種類や銘柄・調味料の種類と量・重しの重量具合・何日で水上りさせるのか・水上りの量はどれくらい・重しの調整の仕方・何日ぐらいで取り出すのか・どう冷凍するのか」

など、頭をフル回転して思い出さないと答えられないほど、事細かに聞かれた。

ただ、我が家の味が気に入るかどうかがわからないので、聞かれる度、後日、「白菜の漬物あると思うけど。これウチの食べてみて。こんな味で良かったら」と漬物を届けた。

今季は何十年も漬物作りをしている農家のオバチャン何人にも聞かれ、しかも届けるという「まさか」の事態となり、ドギマギするばかり。

 

・・・・・「郷土料理名人」宅で・・・・・

昨日は、「郷土料理名人」宅へも白菜の漬物を持って行った。「これ、美味しいんよ。おおきに」と言いながら受け取ってくれた。

ただ、今回のは期待通りの味かどうかはわからないので、「これ、2回目に漬けたのを今出したところ。味が少し違うかも知れない」と断っておいた。

 

・・・・・今季の白菜の漬物作りを振り返った・・・・・

今季の話題は何と言っても、たまたま「郷土料理名人」の口に入り「絶賛された」ことだった。我が漬物作り人生に刻まれる出来事だった。

数年前、我がブログをみたテレビスタッフから連絡があり、人気番組「ザ!鉄腕!DASH」に我が家の大根の麹漬け写真2枚が全国放送されたことがあった。それに次ぐ「びっくりぽん」だった。

今季、1回目33kg・2回目17kgと50kgもの白菜の漬物を作ったことは、かすんでしまった。虫食いが多かったことも忘れてしまうほどだった。

1回目

2回目

 

・・・・・来季は・・・・・

勝手気ままで怠惰な我が性分、来季はお休みしたり、手抜きしたりしてもおかしくはない。

今季、たまたま、こうなった以上、来季は「今季に負けない漬物作り」を目指さなくっちゃいけなくなった。

このプレッシャーが、「自分のケツをたたいてくれる」はずと、感謝している。

来秋、種を蒔く頃、今の想いがどれくらい「脳」や「心」に焼きついているか、それはお天道様にしかわからない・・・ ♬ ♬ ♬