紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

イチロー氏が思い浮かんだ智辯和歌山の「秋季新人大会」

2021年09月13日 | 旅行・街歩き・お店・写真

今、来春の選抜甲子園向けて秋季県大会が開催されている。

8/29に夏の甲子園で全国優勝した智弁和歌山は、すぐに新チームを結成し、9/1から参加した。

8/16から始まっていた新人戦は、甲子園で戦っている智弁和歌山との対戦試合だけが延期されていた。甲子園から戻ってきた智弁和歌山は厳しい日程で戦うことになったが、それでも勝ち抜いて優勝した。

新チームで練習試合をする間もなかったであろうことを考えれば、凄いとしか言いようがない。残るは2次予選。2回勝てば近畿大会に出場できる。

ただ優勝したものの、9/12の決勝では投手陣は崩れ、野手はエラーし、やっと8回に追いつき延長13回タイブレークで勝つという苦しい戦いだった。

その試合ぶりを知った時、世界の「イチロー」氏は何とコメントするだろうかと、ふと思ってしまった。

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昨年12月、大リーグで大活躍したイチロー氏が、3日間、智弁和歌山の選手に密着し指導したことは有名。

最後のあいさつで、「ちゃんと やってよ」「ずーっと 僕 見てるから」と、言い残して去ったことも知られている。

イチローさんの言葉が持つ意味は、奥深い。

「ちゃんとやってよ」は、3日間、自ら模範を示したプレーやアドバイスしたことを忘れないようにという意味を込めてだった。その言葉に、3日間の指導した全てを凝縮させていた。

世界のイチローさんから、「ずーっと 見てるから」と言われたことも、彼らにとっては、励みとなり誇りとなっていたはず。

夏の甲子園で優勝した智弁和歌山は、その言葉を思い出しながら戦い続けたであろうし、支えられたことは間違いない。

新人戦の決勝では、世界の「イチロー」氏が残した「ちゃんとやってよ」が、おろそかになっていたのかも知れない。

新人大会の決勝戦の模様を知って、そんなことが思い浮かんだ。