紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

大秋柿 獣がやってきた

2021年09月15日 | 家庭園芸&直売所

先日、大秋柿が1晩で5個も食い荒らされた。

すぐに、センサーで感知して反応する「威嚇器」を設置した。以来、被害はなくなった。

昨日、監視カメラの設置場所を変更したところ、今日の未明、獣の動く姿が映っていた。

9/15、am3:28 富有柿の木がある方からノコノコと歩いてきた。

大秋柿の根元近くで、一瞬、立ち止まった。そこには、たまたま虫食いで棄てた「きゅうり」があった。

そこで威嚇器が反応し、フラッシュと音で威嚇し始めた。すると、驚いて小走りで逃げ去る様子が映っていた。

 

・・・タヌキ アナグマ?・・・

先日、被害に遭った柿は、枝を折っていたことや、5個も被害に遭っていたことから、明らかにアライグマの親子連れに違いなかった。

でも、今日の未明の害獣はアライグマではなかった。また、動画で動きを観察していると、柿に興味を示す素振りもなく柿の害獣ではないことがはっきりした。姿もタヌキかアナグマか他の害獣だった。

 

・・・さつま芋被害・・・

先日、少しだけ「さつま芋」を掘ろうと、蔓を切りマルチをまくりかけたまま、雨続きで掘らないまま放置してあった。

2~3日前、土から一部がはみ出ていた「さつま芋」が、2個、獣にかじられていることに気づいた。すぐに、もう1台の威嚇器を設置した。

イタチなのかモグラなのか、それとも別の害獣かはわからないが、威嚇器設置以降は被害は収まっているので、威嚇器効果があったと思っている。

 

・・・害獣被害の増加 なぜ?・・・

10数年前、我が畑で害獣被害は全くなかった。サクランボやブルーベリーが野鳥についばまれる程度だった。

今や、トウモロコシやスイカやバナナウリだけでなく、大秋柿といい、さつま芋といい、年々害獣被害に遭う作物が増えてきた。

ミカン山では、イノシシ被害が増える一方で、農家も頭を痛めている。

彼らの世界で、異変が起こっていることは間違いない。

地域や害獣種類によって違いはあるかも知れないが、その原因の多くは人間社会が関わっているような気がしてならない・・・

真相は、彼らに聞くしかない・・・