・・・葉っぱがなくなった「富有柿」・・・
ここ数日来、風が強かったので柿の葉っぱが舞い散った。
枝と果実だけになった朱色に染まった「富有柿」
朱色に染まるほど食感は柔らかくなる。我が家の収穫適期が近づいた。
・・・お礼の「早生みかん」・・・
週初め、本降りの雨が降り南風も吹いた日のことだった。
朝食後のひととき、近所のミカン農家の奥さんから家内のスマホに電話がかかってきた。
ミカン農家:『悪いけどウチの倉庫のシャッター、ちゃんと閉まっているかどうか見てきて』と。
確認してきた家内が、「閉まってる!」と返事していた。
不思議がって家内が言った。「雨やのに、朝からどこへ行ったんやろ・・・」
今日、そのミカン農家がコンテナに入った「早生みかん」を台車に載せて持ってきてくれた。
『この間は、おおきに。あの日、朝から○○町の親戚の家へ選果の手伝いに行ってたんよ。南風が強くなってきたので、雨が倉庫に吹き込んで保管しているミカンが濡れるかもわからん。朝、閉めたかどうかが気になって電話させてもらったんよ。おおきに』
歳行きゃ、忘れることが多くなるのは当たり前。
困っている時、隣近所が助け合うのは田舎の当たり前。
家にあるもので礼をするのも、田舎の当たり前。
そんな田舎が心地よい。