大根、撒いた? ご近所の農家のオバチャン達、出会えば必ず聞いてくれる。「ウチはもう芽が出てきた」 「聖護院植えたけど鳥に荒らされたのか、芽が出てこない」などと様子を教えてくれる。
先日から、さつま芋畑の跡地を整地してあった畝に、黒マルチをかぶせ、植付部分に穴をあけ、大根の種・2袋(大半が麹漬けの漬物に)、野沢菜の種・2袋(若葉の内に収穫し漬物に)、ビタミン菜の種・1袋(新鮮野菜で食卓に)を撒いた。
大根は、1カ所に数粒ずつ撒き、少し大きくなってから間引きし、1本にするのが一般的。でも、今回買ってきた種は、1袋400円近くする種(例年、1袋150円ぐらいで、どっさりの量が入った種を使っていた)。
種がいつもより高価、しかも間引くと収量が減り、その間引き作業も面倒、間引き菜は漬けるとおいしいが少量だし・・・。 そこで、1粒1粒丁寧に一定の間隔をおいて撒くことにした。大根専門農家だと専用機械で一粒ごと撒くらしいが、農家で家庭用に作る大根は手で撒くので、一般的な撒き方が主流。
でも、一般的な種まきだと、間引くので収穫できるのは3割ぐらい。自分流だと発芽率100%でなくても9割は発芽し収穫できる。100粒の種だと30本収穫か、90本収穫かの違い。そういう自分なりの論理に納得し、中腰で緻密な作業を頑張ったせいか、夕食後、「ふくらはぎ」や「足の指」が悲鳴を上げ、痙攣。
大根さん! ウチは間引きはしないから、全員、仲良く大きく育っておくれ!