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紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

知らぬ間に「お雛さん」&新型コロナウイルスにビクビク

2020年02月14日 | 田舎暮らし&家族

滅多に入らない座敷。いつの間にやら、「お雛さん」が飾られていた。

自分達が留守の間に、長男家族が飾ったらしい。

この「お雛さん」は、昔、家内の実家から娘のために贈られたもの。

飾られなくなった「お雛さん」を、和歌山市の淡嶋神社で供養してもらい、「雛流し」をしてもらう気にはなれなかった。

「お雛さん」を贈ってくれた義父母に申し訳ない気がした。

高価そうな「お雛さん」だけに、もったいないという思いがした。

心を込めて作ってくれた人にも申し訳ないという気もした。

そういう思いで倉庫に保管していた「お雛さん」だったが、数年前からは孫達の「お雛さん」として飾られるようになった。

我が家の「お雛さん」は、次世代に存続された。我が家が存続する限り、この「お雛さん」が後世にも伝わっていってほしいと願っている。

 

・・・・・花桃の蕾がふくらみ始めた・・・・・

飾られた「お雛さん」をみて、すぐに「節句」・「桃の花」が浮かんできた。

倉庫の裏側にある植えてある「花桃」を思い出した。開花状況を見に行った。「蕾」が大きくふくらみ始めていた。

「お雛さん」のおかげで、花桃の存在に気づいた。

花桃の蕾が日増しにふくらんでいく様を日々楽しむようにと、「お雛さん」が誘ってくれたと思っている。

 

・・・・・ホッとしていたのに・・・・・

青春クラブの運営内容を大幅に刷新することが、1昨日の総会で決まった。1年間、クラブ活動に1回も参加しなかった会員は、自動的に会員資格がなくなることも決まった。

新年度からの組織改編に向けて、慌ただしい日々が続くことになったが、気分は晴れ晴れしていた。

転んで足を骨折した義母が、昨日、退院した。ささやかながら退院祝いをし、ホッとして帰宅してから間もなくのことだった。

衝撃が走った。

・・・・・新型コロナウイルスにビクビク・・・・・

昨夜、隣町の病院の外科医師が、新型コロナウイルスに認定されたという情報が飛び交った。

近隣には、この病院に通院している人も多い。今月、この病院で手術を受ける予定のご近所さんもいる。

数人の関係者に症状が出ているとの情報も流れた。

心配だ・・・・・

 


家内が買ったらと言うので・・・

2020年02月12日 | 旅行・街歩き・お店・写真

先日、娘宅へ行った時の帰り道だった。

家内が言った。

「今、着てるセーター、毛玉出てるし、毛玉取りかけても綺麗にはならん。家にあるセーターも毛玉出てるし・・・」「新しいの、いくつか買ったら」

自分:「何年も着てるから、しゃーないやん」「でも、こんなぐらいの毛玉、気にならんけどなあ」

家内:「もうすぐ、ショット(SHOT)という店があるから寄って」

そんな会話があって、幹線道路沿いにあるその店に入った。

 

・・・・・衣服を買う時は・・・・・

自分で好みを選んでから家内に見せ、YES・NOの判定が下る。

家内の判定基準は我が家の家計責任者なので、1にも2にも値段。続いて柄やサイズや素材のこと。

服を選ぶ時、「歳とれば爺くさくみえて当たり前。せめて服装ぐらいは爺くさくないように」とは心がけている。

「青春とは、肉体の或る期間をいうのではなく、心の様相を言うのだ(サミエル・ウルムンの詩の一節)」を座右の銘の1つにしている。

心が青春ならば、服装も若々しくあらねばと思っている。

そう思って選んだ。家内から全てOKが出た。

<オイヤン(和歌山弁)が選んだセーターとベルト>

アウトレット店なので、セーターは1着が790円~990円と安かった。ベルトは500円台だった。

 

・・・・・誕生祝!・・・・・

店を出る時、家内が言った。

「もうすぐ誕生日やし、これ、誕生祝や」「今度のカーリンコン大会に着ていったら」と。

続けて言った。

「私の誕生日は、小さなケーキだけやったけど」と。

去年のこと、よう覚えてる!

・・・・・・・

誕生祝、ありがとさん!!!

・・・・・・・

今日は、青春クラブデー。準備は整った。笑いとワイワイが待っている。

 


青春クラブの事前準備は「脳トレ」

2020年02月11日 | 青春クラブ・自治会・お寺

青春クラブの「総会」と「カーリンコン大会」の申し込みを締め切った。

・・・・・手配・・・・・

昨年から、カーリンコン大会が終われば、会場を変え、引き続いての総会というパターンとなった。クラブでお弁当を出すことになった。

スーパーに行った。売っている商品でなく、交渉して「にぎり寿司パック」を税込み千円で作ってくれるよう頼んできた。

カーリンコン大会の買い出しも、役員さんに協力手配した。

 

・・・・・差込印刷が記憶に残っていた・・・・・

総会の資料を作成した。全5頁、32世帯分を作った。

欠席世帯にも届ける必要があるので、wordの差込印刷機能を使い、excelファイルと連結させ、世帯単位に作成した。夫婦で参加する場合は、1つの資料を仲良く見てもらうことにした。

「以前に何回も作ったことがあるから出来るハズ」という悪い癖が出た。記憶を呼び戻そうとしても、眠ったままで音沙汰なしかもと思いつつ・・・

今回は不思議なことにホイホイと作れた。信じられなかった。大脳皮質から操作手順が湧くように出てきた。嬉しかった。

<ホイホイと差込ができた>

 

・・・・・カーリンコンのチーム編成・・・・・

我がクラブは自治会組織の一員でもあるので、会員でなくても地区住民は自由に活動参加できることにしている。会員との違いは、開催案内をしないだけ。

地区外住民でも、会員と縁のある方で会長が認めれば「特別会員」として加入できるようにしている。

今回、地区内のお店で働く人から参加申し込みがあった。特別会員として認定することになった。

初めてカーリンコン大会に参加してくれるので、チーム編成上、顔なじみの人と一緒にした。他のチームは、いつものように戦力バランスを考えて編成した。

 

・・・・・ボケ防止・・・・・

昨日は、総会・大会の段取りなどで眠っていた脳の中がフル回転した。日頃から脳が運動不足だったのか、資料を作り終えた時はグッタリしているみたいだった。

よくよく考えてみると、事務局という任のおかげで、退化するばかりの脳を活性化させてもらっていることに気づく。

「かなわんなあ」「煩わしいなあ」と思うときは、「アンタのためや」「脳トレせなんだら、ボケるで」と言い聞かせている。

「出来事を思い出しながら、ブログの文章を考えるのも脳トレやで!」

 


漬物・野菜宅配便:和歌山市~紀の川市

2020年02月10日 | 我が家の食&漬物作り

大根の麹漬け・白菜の漬物・紅八朔・白菜・大根を車に積み込み、和歌山市と紀の川市へ宅配してきた。

1昨日の予定だったが所用ができたので昨日になった。おかげで、外孫の誕生日と重なった。

<誕生日の飾りつけ>

<2歳の孫はロウソクを吹き消すや否や、ケーキではなくサッと数少ないブドウをつかんだ。兄に取られまいと思ったのかどうかはわからないが、その素早さに逞しさを感じた>

自分達もケーキを頂いた。家内がささやかながらも、お祝いを渡していた

 

・・・・・お昼ごはん・・・・・

途中、お昼、何を食べるか家内と相談しながら車を走らせた。

定番は「かつや」のボリュームのあるトンカツ定食だが、前の晩が「鶏のから揚げ」で油物だったのと、家内が体重を気にしている真っ最中ということもあってパス。

回転ずしをめざしていたが、いろんなメニューがありそうなレストランが目についたのでに入った。

予想とは違った。ボリュームのある食事メニューが大半だったし、値段もトンカツ定食を食べるよりも高いものが多かった。

注文はテーブルのタッチパネルで選ぶとのことだった。ただ、年寄りへの気遣いからか、「わかりにくければ呼出ボタンを押して下さい」と。

タッチパネルに挑戦した。回転ずしのタッチパネルとは違って、何度もボタン操作が必要だった。

注文の品を決めると「商品」ボタン、「単品ORセット」ボタン、「カゴに入れる」ボタン、「ご飯の量」ボタン、「個数」ボタン、「注文確定」ボタン、「送信」ボタンを押して完了した。

慣れない画面だけに、ネットで買物している以上に手間取った。頑張ってタッチパネル注文したが、ETCみたいな割引はなかった・・・

若者の多い大都会に行けば、何をするにもITだらけになっているのかも知れない。

結局、油物の「天丼・単品」を「ご飯・少なめ」で2つ注文した。天つゆは美味しかった・・・

・・・・・・・

訪問した和歌山市や通過した岩出市は、我が田舎と違って幹線道路沿いに店がたくさん。

帰路、家内の声に、アウトレット「SHOT」だけは立ち寄ったが、「イズミヤ」「ユニクロ」「GU」「シマムラ」前は助手席からの雑音に「馬耳東風」。

田舎道は緑が多くて心和やかに走れる。街は店が多すぎて気が散る。家内が乗っているだけに・・・

 


いつまで続く 甘酒 & ブラックコーヒー凄いやん!

2020年02月09日 | 我が家の食&漬物作り

録画してあった「林修の今でしょ」をみた。

これまでも、甘酒は「飲む点滴」と何度も耳にしてきた。栄養価が高いんだとは思っていた。

番組で、「米麹甘酒」は「風邪・インフルエンザ予防になる」・「善玉菌が増加して腸内環境を整え免疫力がアップする」、「酒粕甘酒」は「腸内脂質を排出してくれる」・「美肌効果がある」と紹介された。

一緒に録画番組をみていた家内ともども、すぐに感化された。翌日から冷蔵庫に「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」が並んだ。

ただ、飲む量は1日100CCぐらいがいいらしいが、ほどほどの50CCぐらいにしている。

「流行り病にかかった」ようなものなので、いつまで続くかはわからない・・・

 

・・・・・コーヒー・・・・・

毎朝、起きると必ずインスタントのブラックコーヒーを飲む。飲みすぎを気にしながら日中にも何杯か飲む。時にはココアで代用することもある。

自分の中では「体にエエ飲物」という認識がなかったブラックコーヒーだったが、「1日に3杯飲むと死亡リスクが下がる」という研究結果や、血管強化や肝臓強化や骨強化の効果があると聞けば、小躍りどころか「びっくりぽん」だった。

気分よくブラックコーヒーを飲めるようになった。

インスタントのコーヒーでも効果は一緒らしい。お茶代わりに飲むときでも、敬意を表してちゃんとしたコーヒーカップに入れてやらなきゃ。

・・・・・記事追加:2020/02/09 22:20・・・・・

コメント公開していませんので、ここで返信させて頂きます。

1.甘酒:飲みすぎに気をつけます。ありがとうございました。

2.コーヒー:先月末のこと。喫茶店をやっている同級生に、「新しい体重計、体内年齢と足腰年齢測れるんや。自分の体内年齢、何と56歳やった」と自慢したら、「体内年齢ってわからんけど、数年前に私の血管年齢測ってもらったら、ものすごく若かったんやで。来ていた人の中で飛びぬけていた」と自慢され返されました。

昨日、この録画番組をみていて彼女の話を思い出しました。いつもコーヒーをどれくらい飲んでるかは聞いていませんが、多分、いつも飲んでいるから血管年齢が若かったのかもと。今度、聞いて来ようと思っています。

ビックリぽんです。

 


剪定枝の焼却:スカーレット & 紅八朔の収穫

2020年02月08日 | 家庭園芸&直売所

昨日の朝は今季一番の冷え込みだった。

1時間毎の天気予報では、終日、曇り空で風が1mと無風に近かった。

10日間天気予報も調べた。晴れ間はあっても風が1mの日はなかった。剪定枝焼却には絶好のチャンスと判断した。

午前中は空気が冷たいので、午後からの作業にした。剪定枝を集めながら何回か一輪車で運んだ頃、家内が助っ人に来てくれた。

剪定枝に着火すると、風もないし燃え移る心配もない場所だが、万一、火の粉が舞い上がりでもしたら大変なので、目離しできない。

非常時に備え、いつでも放水できるよう井戸水からのホースも用意した。火を大きくしないので、消防署には連絡しなかった。

残りの剪定枝集めや一輪車での運搬は助っ人に任せ、自分は剪定枝焼却に集中した。

一輪車で家内が運んでくれた枝を、火勢を抑えながら少しずつ燃やした。一輪車で10数杯の枝を燃やした。

・・・・・火を燃やしている時・・・・・

ふと、浮かんだ。

スカーレットの喜美ちゃんのことだった。一輪車で10数杯を燃やしても、せいぜい数時間でほぼ燃え尽きた。

それを、「穴窯」の火を2週間燃やすなんて、どれだけの槙代が必要だったのか、しかも1200度に上げるなんて・・・

「剪定枝焼却」をしながら思った。陶芸の世界は知らないが、ドラマは「びっくりぽん」の設定にしたんだと。

 

・・・・・紅八朔・・・・・

まだまだ樹上に残しておくつもりだった紅八朔だったが、ポロリ・ポロリと自然落下が始まったので、目線より高い枝の果実だけを収穫した。

コンテナに1杯分あった。まだ、半分以上は樹に残った。

この紅八朔、どうみても普通の「八朔」と変わらない。味も違うとも思わない。それでも「紅八朔」と呼ぶしかない。


温泉みやげは「物じゃない」&今季一番の冷え込み

2020年02月07日 | 旅行・街歩き・お店・写真

「南紀勝浦温泉に行ってきた」と、ご近所さんがお土産を届けてくれた。

袋から出してみると、食べたことのないものばかりだった。土産に「浦島限定」とあったので、ホテル浦島に泊まってきたのだと思った。

南紀勝浦には、もう何年も行ったことがなかった。

でも、お土産をもらった途端、那智大社や那智の滝や大門坂などが浮かんできた。

<想い出写真>

大門坂(熊野古道)

那智大社

那智の滝

ホテル浦島では、波が打ち寄せる海をみながらの洞窟風呂を思い出した。駐車場からシャトルバスに乗り、桟橋から専用船に乗ってホテルに行ったことも。

<想い出写真>

お土産は、地元ならではの珍味を楽しませてくれるだけでなく、買ってきてくれた人の温かみを運んでくれたり、昔の想い出にひたらせてくれたりする。

お土産が喋るとすれば、「私は物じゃない」「人と人をつなぐ懸け橋になったり、観光大使の役割もしてる」と。

おっしゃるとおりでございます!

 

・・・・・今朝は今季一番の冷え込みだった・・・・

室内気温が、今季初めて9度を下回った

 


郷土料理:金山寺味噌

2020年02月06日 | 田舎暮らし&家族

ご近所さんから手作りした郷土料理の金山寺味噌を頂いた。

大きなコーヒー瓶に一杯入っていた。買えば、コーヒーが入っているよりも高く、2~3倍はする。パックに出して味見をした。「発酵度合い」も「柔らかさ」も「味」もよかった。残りは冷凍保存した。

別の家からも金山寺味噌をもらった。先の貰った家のとは微妙に「なれ具合」や「味」に違いがあったが、美味しくできていた。

 

・・・「金山寺味噌」は微妙に味が異なる・・・

金山寺味噌は、同じ分量の塩や砂糖などの調味料を入れていても微妙に味が違ったりもする。

作る時の気温や湿度、重しの加減、具材の瓜やショウガやシソの量などによって微妙に味が違う。

塩や砂糖以外に蜂蜜などを入れたりと、調味料の種類が違ったり、入れる分量を変えれば、さらにいろんな味に仕上がる。

思った味になっていない時は、「今年のは、チョット辛め・チョット甘め」などと一言付け加えて渡してくれる。

今回もらった2軒は、ともにコメントがなかったので、「納得の味」に仕上がったのだと思った。

ご飯のおともにピッタリの金山寺味噌。青春クラブの「郷土料理の会」の定番料理でもある。

 

・・・・・郷土料理だけに・・・・・

近隣のスーパーには必ず専門業者の「金山寺味噌」が置いてある。直売所に行けば、業者だけでなく個人の作った商品もある。

自分が買う時は、専門業者であるKとMの本店に行く。本店に行けば、塩分量が違ったり具材の量が違ったりのいろんな商品が並んでいる。

我が家の法事では、有田以外から来てくれる人には、手土産に「金山寺味噌」を渡したりすることもある。

ご近所さん達は、この金山寺味噌を自分が大好きなことや、作っていないことを知ってくれているので、アチコチの家から届けてくれる。

おかげで、各家庭のいろんな味を楽しませてもらっている。我が家で作ると、そんな楽しみはなくなる。

ご近所さんの心遣いに感謝・感謝!

(注)ご近所のおばあちゃんから教わった昔ながらの「秘伝:金山寺味噌製法」は、後日、ブログに掲載のつもり。

 

※金山寺味噌の由来(紀州味噌工業協同組合HPより引用)※

紀州金山寺味噌の由来については諸説ありますが、なかでも有力とされているのが和歌山県由良町にある興国寺へ伝わったとされるものです。

鎌倉時代 建長元年(1249年)に宋(今の中国)に渡った法燈国師が「径山寺味噌」を日本に持ち帰り製法を伝えました。法燈国師は由良町の「興国寺」を建立した僧、覚心のことです。その後、交通の便も良く、また水質が味噌醤油の製造に適していたという湯浅町やその他の地域に伝えられ、以来親しまれてきたとされています。

また、和歌山県・高野山真言宗の開祖、空海(弘法大師)が、遣唐使として入唐・勉学の折、(835年11月長安入り)唐の金山寺から持ち帰り、高野山開創後、大勢の修行僧を養う「僧坊食」として用い、その後修行僧が各地に広めたとされる説があります。

しょうゆの起源となった紀州金山寺味噌

当時の紀州金山寺味噌は、水分が多いものだったと言われます。紀州金山寺味噌の製造の際には樽底に沈殿した液汁がたまります。これをすくい取って舐めてみるとこれが美味しかったことから、試しにこれを調味料として煮炊きに使ったところ大層旨く、その製法が発達してきたのが、醤油の起源であると云われています。

 

・・・・・初雪!・・・・・

ブログを拝見していると、殆どの人にとっては雪は見慣れているし、雪かきや雪下ろしでウンザリしている人もいる。

でも、我が家で雪を見たのは、今季、初めてだった。ただ、チラホラと舞っただけだったが、もういつ会えるかもわからないので、目に焼き付けておこうと、じっと眺めていた。

室内気温は10度を切っていた。


健康体操 「青春とは心の様相をいうのだ」

2020年02月05日 | 青春クラブ・自治会・お寺

メニュー追加した週1回の「健康体操」が地区公民館で開催された。

従来の「筋力体操(いきいき100歳体操:町が推進している体操)」に、今回からクラブ独自で次の3つの体操が加わった。

①血流改善体操(免疫機能アップ)

②脳・内臓(肝臓・すい臓・腎臓など)活性化体操

③海馬活性化体操(物忘れの予防・改善)

・・・参考:脳の海馬とは(日本学術会議HPより引用)・・・

日常的な出来事や勉強して覚えた情報は、海馬の中で一度ファイルされて整理整頓され、その後、大脳皮質にためられていくといわれています。

つまり脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は大脳皮質にファイルされているのです。

海馬が働かなくなると、私たちは新しいことが覚えられなくなります。つまり、昔のことは覚えていても、新しいことはすぐに忘れてしまうのです。

海馬はいわゆる「記憶の司令塔」とでもいえるとても大切な場所ですが、とても壊れやすい性質を持っています。

 

・・・・・・・・・・

簡単な体操をするだけで効果があると聞けば、誰もが「ヤル気満々」だった。

ただ、「海馬活性化体操」をリズムカルに行うためには、音楽をかける必要があった。

脚・腰・腕を同時に動かすのに慣れていないので、テンポの遅いものがよかろうと思い、我が家にあった「トイレの神様(歌:植村花菜)」のCDを持って行った。

ゆっくりの曲はよかったが、曲の時間が長かったのか、不慣れだったのか最後まで踊り切れた人は少なかった。

皆がこの曲の最後まで踊れるようになれば、海馬も活性化し始めるのではと期待している。

皆と誓い合った。「前日はもとより、2日前に食べた夕食は何?」と聞かれても、スラスラと思い出せるような「海馬」をめざそうと。

青春クラブのサークルの1つ、「健康体操クラブ」が新たなスタートを切った。

 

・・・・・青春クラブの「青春」とは・・・・・

青春(原作:サミエル・ウルマン、邦訳:岡田 義夫)

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相をいうのだ

優れた創造力、逞(タクマ)しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(キョウダ)を却(シリゾ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、孤疑(コギ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(アタカ)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(アクタ)に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰(イワ)く、「驚異への愛慕心」、「空にきらめく星辰(セイシン)」、「その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(キンギョウ)」、「事に処する剛毅(ゴウキ)な挑戦」、「小児の如く求めてやまぬ探求心、人生への歓喜と興味」。

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。

人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。

希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、 そして偉大の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎(ヒタン)の白雪が人の心の奥までも蔽(オオ)いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うるほかはなくなる。

(注)クラブ創立時、クラブ名を決める際に、会員に紹介した詩です。カッコ内の「カタカナ」や下線は、自分で追加しています。

なお、原文の題名は 「YOUTH」です。


節分は恵方巻だけ? 冬終った?

2020年02月04日 | 我が家の食&漬物作り

昨日は節分で細巻を作った。昔、母が作ってくれていた恵方巻は太巻だった。

ただ7種類を入れる太巻は、大口で大食いでないと1本は食べづらいので、いつの間にか細巻になった。

具材もわざわざ買うことはしない。家にある食材を使う。幸い、自分はじめ孫達も「大根の麹漬け」を使った「新香巻」が大好き。

今日は「総料理長」と「まかないコック」の2人が作った。6:4で総料理長が手早かった。

<ご飯5合と準備した具材>

細巻なので寿司海苔を1枚を半分に切って巻いた。途中、寿司海苔が足らなくなったので買いに走るというハプニングもあった。

<細巻32本:3世帯分  & いなり寿司2個>

 

・・・・・我が家の節分とは・・・・・

節分行事の「豆まき」は、孫4人が追いかけたり逃げ回ったりの「ぶつけ合い」になるのは必定。

家中が豆だらけになるのを気にするヤングママから、彼等に屋内禁止が言い渡され、庭で4人が入り乱れての「豆のぶつけ合い」となった。

その様子を見ていた自分も、豆をぶつけられた。彼等の邪気をもらってしまったが、孫の邪気なら身代わりになっても悔いはないと思った。

家内と自分は豆を投げて「邪気払い」をするでもなく、「もくもくと恵方巻を食べるだけ」の節分だった。

2人とも歯は丈夫なので、決して「マメ カメマンネン(豆、噛めまんねん)」と、豆を敬遠している訳ではない。

邪気払いの後で、その豆を拾ったり片付けたりするのが面倒なので、しないだけ。

いつしか、それが我が家流の節分行事となってしまった。

暦上、節分は冬の終わりの日で翌日からは春となる。でも、体も心もそんな節分の意味すらも「馬耳東風」。

そんな我が家の節分は、古来からの儀式は形骸化してしまったし、その意味も感じていないが、家族がワイワイ楽しむ日として意義深いと思っている。

「節分」に感謝している。

 


今季の「大根の麹漬け(沢庵)」仕込み完了

2020年02月03日 | 我が家の食&漬物作り

塩漬けしていた大根を水切りした。いつもより長く漬けすぎていたのはわかっていたが、「まあ エエか」と他の所用を優先していた。

漬け込んだ量は20kgだった。本漬けで使う麹は15kg単位だが、「何とか漬かるやろ。まあ エエか」で塩漬けしていた。

粗塩は20kg分に換算したが、着色料・甘味料・砂糖は、いつもどおりの2割程度に抑え、「麹漬」けした。

前回までの90kgと今回の20kgで110kgの「麹漬け)」を仕込んだ。これで、今季の「大根の麹漬け」は完了した。

ヨッシャー!!! 今季もよう頑張った! 自分で自分を褒めてあげた。

 

・・・・・ご近所さんとの交流は「人」&「物」・・・・・

田舎は、ご近所さんとの繋がりが強い。ただ、人と人、家と家との交流には、物と物の交流もついて回ることが多い。

農村地帯なので、農産物やその加工品が、「そこかしこ」でしょっちゅう行き交っている。家にたくさんあったり、余っている物なので、軽々しく飛び交う。

我が家からアチコチ配りするのは大根の麹漬け・白菜の漬物・安納芋・大根・富有柿・桃ぐらい。

その家にある物ない物、その人が好きか嫌いかなどによって、持って行く物は一様ではないし量も変わる。つきあいの深さによっても変わる。

ご近所さんから頂く農産物は多岐にわたる。みかんを始めとする柑橘類が大半だが、野菜や花、金山寺味噌などの加工品もある。

今、我が家からは、「大根の麹漬け」「白菜の漬物」の2回目を配っている途中。1回目のを食べきってそうな家から順番に配っている。

  

  ♬ 甘えてばかりでゴメンね ♬

我が家の畑は通りすがりにあるので、ご近所さんは我が家が今どんな野菜を作っているかを知っている・・・

が、最近、あえて事あるごとに公言している。「漬物以外の野菜作りは面倒なので、殆ど作っていない」と。

皆に、我が家の家庭園芸ぶりを披露している訳ではない。「作るのが面倒だから、貰うことにした」と公言しているのと同じこと。

そんな厚かましいことを平気で言えるのは、それを受け入れてくれる田舎人の優しさ・温かさ・包容力のお陰だと思っている。

そんな心地よいところに生まれ住んでいることに、「感謝」するばかり。

 


白菜の漬物・今季完了 脳裏に刻まれる今季だった

2020年02月02日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、1月22日に漬け込んだ「白菜の漬物」が、食べ頃の味になってきたので容器から取り出した。

すぐにアチコチ配りする分以外は、家内が小分けしビニール袋に入れ冷凍保存してくれた。アチコチ配りは家内と手分けした。

 

・・・・・今季、白菜の漬物が「まさか」の事態に・・・・・

白菜の漬物は何年も前から作っているが、郷土料理名人の「何とエエ味」という一言が広まり、近隣で評判になってしまった。

2日ほど前だった。昔から白菜の漬物を作っている農家のオバチャンから、

「使う塩の割合・使う塩の種類や銘柄・調味料の種類と量・重しの重量具合・何日で水上りさせるのか・水上りの量はどれくらい・重しの調整の仕方・何日ぐらいで取り出すのか・どう冷凍するのか」

など、頭をフル回転して思い出さないと答えられないほど、事細かに聞かれた。

ただ、我が家の味が気に入るかどうかがわからないので、聞かれる度、後日、「白菜の漬物あると思うけど。これウチの食べてみて。こんな味で良かったら」と漬物を届けた。

今季は何十年も漬物作りをしている農家のオバチャン何人にも聞かれ、しかも届けるという「まさか」の事態となり、ドギマギするばかり。

 

・・・・・「郷土料理名人」宅で・・・・・

昨日は、「郷土料理名人」宅へも白菜の漬物を持って行った。「これ、美味しいんよ。おおきに」と言いながら受け取ってくれた。

ただ、今回のは期待通りの味かどうかはわからないので、「これ、2回目に漬けたのを今出したところ。味が少し違うかも知れない」と断っておいた。

 

・・・・・今季の白菜の漬物作りを振り返った・・・・・

今季の話題は何と言っても、たまたま「郷土料理名人」の口に入り「絶賛された」ことだった。我が漬物作り人生に刻まれる出来事だった。

数年前、我がブログをみたテレビスタッフから連絡があり、人気番組「ザ!鉄腕!DASH」に我が家の大根の麹漬け写真2枚が全国放送されたことがあった。それに次ぐ「びっくりぽん」だった。

今季、1回目33kg・2回目17kgと50kgもの白菜の漬物を作ったことは、かすんでしまった。虫食いが多かったことも忘れてしまうほどだった。

1回目

2回目

 

・・・・・来季は・・・・・

勝手気ままで怠惰な我が性分、来季はお休みしたり、手抜きしたりしてもおかしくはない。

今季、たまたま、こうなった以上、来季は「今季に負けない漬物作り」を目指さなくっちゃいけなくなった。

このプレッシャーが、「自分のケツをたたいてくれる」はずと、感謝している。

来秋、種を蒔く頃、今の想いがどれくらい「脳」や「心」に焼きついているか、それはお天道様にしかわからない・・・ ♬ ♬ ♬

 


「デコポン・せとか」もらった & 昨日は寒かった

2020年02月01日 | 田舎暮らし&家族

家内がご近所の農家に所用ででかけ、戻ってきてからの話。

家内:「デコポンとせとか、もらってきた」「デコポンは、コンテナに新聞紙を段々に敷いた中から、取りだしてくれた。せとかは、よそから貰ったらしい」と。

自分:「デコポンは収穫してから、しばらく貯蔵し、選果して出荷するんや」「これ、選果前のをもらってきたん? 出荷用のも入ってるん?」

家内:「ウン、そうみたい。選果終わったら、もっとたくさん持って行くと言ってたから」

市場価値のある果実を作るために、農家が、1年間、どれほどの努力をしてきたのかを知っているだけに、自分がミカンなど柑橘類をもらう時は、規格外の加工用しかもらわない。

家内曰く:「くれると言うのを断ったら、失礼や!」と。

ごもっとも・・・

 

・・・・・朝食に「デコポン」「せとか」・・・・・

早速、朝食に「デコポン」と「せとか」を使った。切り口が新しい。

デコポンは貯蔵し酸切りしている途中だけに、糖度以上に酸味を感じた。せとかは、小ぶりだが、ジューシーで甘さも強かった。

・・・・・我が家の畑では・・・・・

近所からの「デコポン貰い」は、これからも続くだけに、我が家の「紅八朔」「不知火」「レモン・レモネード」の出番は遠い。

ま、しばらく樹上で頑張っていてもらうしかない。

<収穫を待つ紅八朔>

<2つ3つは、家内の手でマーマレードに>

 

・・・・・昨日は寒かった・・・・・

昨日は、冷たい北西の風が吹き荒れた。予報では4~5mの風だった。今季初めて「寒い」と感じた日だった。

外出はしたくなかったが、青春クラブの所用でJAにでかけた。いつも、にこやかに迎えてくれる窓口のMさんが、座る間もなく、すぐに呼んでくれた。

「番号札を取ったのが見えたので、すぐに呼ばしてもらったんよ」。若い綺麗なお嬢さんに、そうまで愛想されると舞い上がってしまいそうだった。

負けじと、「久し振り!」と満面の笑みで応えた。「JAカレンダー残ってる?」と聞いたら、「あるはず」と探してきてくれた。お金を出すついでに、パソコン部屋用と公民館用の2つのカレンダーをもらってきた。

久し振りのJAだったので、顔見知りの支店長とも、二言三言、話をして帰ってきた。自分のお金を出す時はATMだが、クラブのお金の出し入れは窓口。機械と違って人の温かみが心地良かった。

昨日、自分が家族以外に話をした人は、結局、この2人だけだった。ご近所さんの出入りもなかった。畑で仕事している人もみかけなかった。誰もが急な寒さに、家に引きこもってしまったらしい。

自分達は寒さに滅法弱い。冬らしい光景の1日だった。

心配なのは、早咲きした梅の花。風で花ビラが飛び散っていた。今季の梅干し作り、どうなることやら・・・「なるようになるさ」と開き直るしかない。