
ステンレスの棒と板で造ったお城です。
見事な出来栄えでした。
私は、この作者に多くの見積もり依頼をしました。
「ここまで考えてくれている」と大いに参考にさせていただきました。
見積もり依頼の仕様書で語り掛け、見積もりで答えを返していただきました。
会話をしているようで、心地よかったのを覚えています。
今日のテーマは、「認められる前に、認める」です。
私達は、孤独を感じることがあります。
必要とされていない。
無視されている。
存在感が薄い。
好かれていない。
など。
私もそうでした。
大して努力もしないで、「認められない」と嘆いていました。
好きなのに、こんなに尽くしているのに、こちらを向いてくれないなど。
果たして、私はいろんな人に関心を持っていたでしょうか。
この人のここが素晴らしいと気づいていたでしょうか。
人をほめたことがあるでしょうか。
この人が必要だと思ったことがあるでしょうか。
究極は、面白い人だと関心を寄せることです。
つまり、一目置かないまでも「認める」ことです。
拗ねることなんてやめましょう。
あなたも私も、もう赤ちゃんではありません。
心を開けば、世間の扉は自然とオープンです。
歳をとったら、最低3つのグループに属した方が良いと言われます。
中には、気の合わない人も混じっていることでしょう。
出かけることも多くなり、足腰の鍛錬にもなります。
何しろ、都会の鉄道は階段が多い。
田舎は、歩くしかない。
大事なことは、あなたは必要とされているか。
必要とされる前に、誰かを必要だと思っているか。
逆説的な言い回しです。
つまり必要とされるまで、努力をしているかということになります。
楽しいことばかりではありません。
世間は時々冷たいし、闇のような近づけない場所もあります。
してはならないことも、しなければならないこともあります。
全部、認めることです。
私は、生きることで、自分の嫌な部分を日々作り上げている。
それでも、少しだけ人の役に立つことがある。
自分にしかできないことがある。
やってもらう前に、やることがある。
できることを探す。あるものです。
やってやるなんて思わないことです。
させていただく、くらいが丁度よい。
認められた時の感動。
身体の力が抜けて、沸々と喜びが湧いてくる。
やって良かった。苦労が報われた気持ちがする。
ほんの一瞬だけ。
嫁に行き アウェーの世界 いつか根を
2017年5月6日