故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

音信不通

2017-05-08 02:20:43 | よもやま話

われ(お前)、帰ってこいや。というタイトルの絵です。
故郷を出て数十年が過ぎました。
旧友から、声がかかったような気がしました。


今日のタイトルは、「音信不通」です。

同窓会の幹事をやっています。
歴代の幹事から、同窓会名簿が引き継がれていきます。
死亡、行方不明の方が、目につくようになりました。
半世紀の間にはいろんなことがあった。

出欠の案内に返事が返って来ません。
届いていないのかと、確認の電話をします。

忙しくて、返事が出せなかった。
予定が決まらないまま、出せないでいた。
そんなこと知らなかった。
迷ったまま、返事が出せなかった。
出たくないが、理由を考えているうちに日が経ってしまった。
と、理由はそれぞれです。

遠い昔の記憶を辿っても、どんな人だったか覚えていない。
返事が無いのは、幹事泣かせです。
かつて、私がそうだった。
申し訳ありませんでした。

故郷を出て、故郷を想う。
自分の人生に責任がとれるようになって、返事が出せるようになりました。
出欠のあとの近況欄に、少しのコメントが付いてきます。
多忙ではないように感じます。
出席できない理由でもないような気がします。
明確ではないが、出席できない何かがあるようです。

予定が立たない。
電話で確認して納得しました。
予定をやりくりできない。
身内の介護であったり、自分の入院であったりします。
また予定の立たぬ、抜けられない仕事であったりします。

会いたくない。
会っても、話すことがない。
会えない。
と心配します。

半世紀も経てば、経年変化で8割は誰か分からない。
記憶にないから、思い出しようがない。
同窓会は、「自分との出会い」の場であるように思います。
かつての自分であり、今の自分です。

かつての自分は分かりやすい。思い出の中の人柄です。
今の自分は、自分自身が評価するものであり、こうであってほしいと思う自分です。
鏡の中で、笑顔をつくるような行為です。
そのままで良かったんだ。と思うのは、旧友と話し始めてから分かります。
心配は、なんでもなかった。こんな風に思われていたんだ。と気づきます。

たった一日の行動ですが、人それぞれです。
幹事をやって良かった。
改めて、こんなことがあるんだと考えさせられました。

諦めずに、呼びかけましょう。
おんもに、出ておいでよ。

古き今 タイムマシンが あるんだね

2017年5月8日
コメント
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