故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

こつこつこつと

2017-05-18 05:22:22 | プロジェクトエンジニアー

玉川上水拝島橋近くの桜です。
この花は、二分咲き。
これからです。


今日のタイトルは、「こつこつこつと」です。

日韓のホームレスの違いについて、ネット記事を読んだ。
韓国では、ホームレスは物乞いをして、得た金銭で仲間と飲み食いをする。
日本では、行政からの援助を嫌い、日雇いや空き缶拾いなどの自活の道を選ぶ。

なんらかの事情でホームレスになった。
きっと、一時的な用立てが出来なかったんでしょう。
世捨て人の生活をしながらも自尊心だけは失わない。
「人の世話にはならねえ」と思われているのでしょう。
ホームレスになったのは自己責任と考えられているのでしょう。
一方、生活保護の受給を待って、取り立て屋に借金を払う人もいます。
残りのわずかなお金で食いつなぐ生活です。

庭の草取りが終わりました。
苗を買ってきました。全部で19本。
今度は畑の番です。
借りた畑に草が生えてきました。待ったなしの状態です。
やるしかありません。

カフェの前の空き家の草取り、裏の畑の草取りと追われています。
カフェの周りが大事です。
ヒマワリの苗を植えました。
2か月もすると、私たちが植えたヒマワリのサークルが出現します。
暑い日には、野外でお茶を飲めるようにしたい。
こちらもやるしかありません。

「こつこつこつと」やるしかありません。
プロジェクトも同じです。
チームでやることが出来なければ、一人でやるだけです。
私達は夫婦です。二人でできることをやっています。
「こんなことがしたいな」と妻が言います。
けっして、して欲しいとは頼まれません。
あくる日には、妻がやりたいことが出来る状態になっています。
例えば、苗を植えたい。
私が耕しています。

妻が、看板の絵を描いた。
私が、看板を立てる枠を作っています。

そんなことの繰り返しです。
「こつこつこつと」できるのです。
やっても誰からも文句を言われません。

50、60代の女の人の似顔絵を描きます。
恐る恐る渡します。
似顔絵を描いてもらって嬉しいと言われます。
私には、ちょっとした驚きでした。

「あんたも、まだまだよ。いけてるよ」と応援したい気持ちでいっぱいです。
だが口にはしません。

似顔絵描きも、実に「こつこつこつと」です。
一枚ずつひねり出すように描いています。
描かせてもらえるだけ幸せです。

私の「こつこつこつと」でした。

ひらひらと 役目が終わり 舞う桜

2017年5月18日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする