
幼子が、健気にも親の力を借りずに難所を乗り越えようとしています。
親は見守るしかありません。
今日のタイトルは、「子の危機になにができるか」です。
子供が、かつてないほど苦しんでいます。
「お父さんは、私の味方なの」と質問されて、答えずにいます。
味方に決まっている。
から応えませんでした。

きっと、驚かされるようなことが起こるのでしょう。
子でいた方がよかった。
親なんかなるもんじゃない。
どうすることもできないもどかしさです。
叱ることも、褒めることもできません。
ただ、無事に難所をくぐり抜けて欲しい。
どうしたいか、自分で決めて欲しい。
それまでは、黙っているしかありません。
私は無鉄砲でした。
生きているのが不思議なくらい無茶をしていました。
親は見守るしかありませんでした。
親の気持ちが、やっとわかる歳になりました。
叱るだけの根拠がないのです。
褒めるだけの愛情が不足しているのです。
火中の栗を拾い上げてやりたい。
でもそれをしてはいけない。
その繰り返しです。
ぬくぬくと 親が蹴落とし 巣立ちかな
2017年5月20日