故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

意味のないこと

2021-01-28 18:22:01 | よもやま話

まっすぐ立派なきゅうりにはなれませんでした。
タイトルは、「いい男いないかしら」です。
たまには、寝そべってのたまわってみたいのです。


今日のタイトルは、「意味のないこと」です。

森を見て、端だけではなく向こうまで見通せるとよいのにな。
何回かに分けて、家の前の森の下草を刈った。
下草と言っても、背の低い雑木やしの竹が主である。
陽が差すことだろう。
風が通るだろう。
筍の美味しいのが採れるだろう。

疲れてくると、必ず脳裏をかすめるのが、「これって、意味のあること」という問いかけです。
半年後には、元のように雑草やしの竹が生えることでしょう。
3年後には、うっそうとしているでしょう。
やったって、誰もほめてはくれない。

「意味のあること」は、誰もが賛成してくれることです。
それって、ずーと言われてきたし、子供にも話してきた。
息が詰まる。
成長し続けることなんて、望まれたけどできなかった。
不埒なことを考えたり、してきた。
「意味のないこと」をしなければ、人生は豊かになったかもしれない。
少なくとも、苦しまなかった。

よくわからないけど、これがやってみたい。
そして、やってみた。周りは何も変わらなかったし、むしろ咎められた。
やらなかったらわからなかったという、自分の自己満足(反省)だけが残った。

プロフェッショナルは、「意味のあること」を先に唱え、納得した皆が続く。
そんなある日、プロフェッショナルは私達に自分の不幸を語った。
意味のあることを続けて来たけど、記録は伸びなかった。
将棋指しが、若くして天才と言われた。
天才もいつしか、凡才になる。次から次に若い天才が現れるからです。
かつての天才将棋指しが、経営の本を読み、スポーツを試し、いろんな分野に首を突っ込んだ。
あらま不思議、柔軟な発想が生まれ、将棋を楽しめるようになった。

「意味のないこと」を続けると、疲れる。
だけど、疲れることでリフレッシュされる。
伸びきったゴムは、いずれは切れる。
酒を飲んだり、馬鹿話をしたりする。
それがなければ、良い人なんだけどと言われる。

企業戦士のように、効率を追い、「意味のあること」をし、成長し続けようとするのは危険です。
倒産した大企業が教えてくれています。
10年は貴重な戦力として使われ続けたけど、40歳を越える頃には疲れ切って閑職に回される。
「意味のないこと」をしよう。
人生を楽しもうじゃないか。
馬鹿と言われる人も必要なんです。

時期くれば 梅も芽をつけ 咲くわいな

20121年1月29日
コメント
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