故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

辛子味噌

2020-09-14 11:13:11 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぴょんぴょん」です。
そうですね。まだまだやることがありますから。


80歳を過ぎて一人住まいの女性の手伝いをしている。
手伝いと言っても、1年に2回だけ畑を鋤く手伝いです。
自転車に乗って、ビールを届けてくれました。ガソリン代は受け取りませんでした。
草刈ほかの仕事も骨が折れる。でも、私は手伝わない。女性のやることがなくなってしまうからです。
家で採れた赤かぼちゃと私が作った「辛子味噌」をおすそ分けしました。

今日のタイトルは、「辛子味噌」です。レシピーは以下の通りです。
唐辛子:味噌(米味噌/少し塩分が効いた味噌がよい):砂糖:紫蘇=8:4:2:1
唐辛子は青唐辛子(日光辛子の青)を使用します。縦に半分に切り種を取り出します。
米粒くらいの大きさに刻みます。大きいと口に残り、小さいと辛みを感じにくい。
刻むときは、ビニール手袋を使用します。
素手では、おしっこに行ったとき、顔や手の痒い所を掻いたとき、後々大変です。
油をしき唐辛子を炒めます。熱でいじめながらカプサイシンを出していきます。
息を大きく吸い込むと、喉にひっかかりますから、小刻みに息をします。
唐辛子の水分が残っているところへ砂糖を入れて味噌を入れます。
ほどよく混ざったら、紫蘇の葉(若い柔らかい葉を米粒大に切ったもの)を入れて、
一混ぜしたら火を止めます。

先ほどの女性が、3時頃お好み焼きを求めてカフェに来られました。
唐辛子味噌を売ってほしいと言われました。さていくらにしよう。初めてのことです。
残っていた2瓶を販売しました。誰かに送られるとのことでした。
お昼に、ご飯に載せて食べたら美味しくて、ご飯をいつもより多く食べたと話されました。
唐辛子味噌は、りんごジャムと同じように非売品です。
親しい人にお分けしています。酒好きに限らず、皆さんお好きです。
きゅうりの上にもろみ味噌代わりに、豆腐の醤油代わりに、ご飯の上に載せて食べられます。
家では、調味料(辛い、甘い、香りづけ)としても使います。

売れたのに気をよくしたのか、唐辛子味噌を作れと妻から指示が出ました。
紫蘇の花が咲くまでが、紫蘇の葉は柔らかくて香ばしく美味しい。
唐辛子味噌を作り始めて4年目です。初めて売れました。

今年また 紫蘇の葉摘みて 辛子味噌

2020年9月14日
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正直に話す

2020-09-13 05:45:39 | よもやま話

豆の絵です。タイトルは「ふわふわからぴょんと生まれる」です。
いつも生まれるわけではないけれど、生きることこそ「生きていていいんだよ」の証です。


今日のタイトルは、「正直に話す」です。
ブログで、自分を切り売りするような記事を見ることがあります。
または、こんなこと今公開質問する?といった記事もあります。
多くの場合、引いてしまいます。
無責任に、「いいね」を押している仲間さえ、「いいね」を押さない。
数人が、真剣に回答していました。その回答内容を読んで感心しました。
同じように悩んだと思われる内容でした。
果敢に回答する。回答せざるをえないと言う気持ちが表れていました。

こんなことを言うと、馬鹿にされるとか、ひんしゅくを買うと感じることがあります。
「ひんしゅくを買う」とは、不快に思って顔をしかめること。まゆをひそめること。
全米オープンテニスで大阪選手が黒いマスクをしている。
黒いマスクには、殺された黒人の方の名前が記されている。
今日の決勝進出で、用意された7枚のマスクがすべて公開される。
大阪選手にとって、「ひんしゅくを買う」とは、スポンサーが逃げることを意味する。
それでも、彼女は抗議の姿勢を崩さなかった。

私が書く記事も、ある意味「自分の切り売り」かもしれない。
生きている限り、過ちを犯すと意識しています。
「神の領域」に近づくことはできない。
それでも、今感じたこと、これからしたいことを書いていきたい。
「正直に話す」ことの難しさは、万人が知っている。
心の闇を話すことはできない。
闇から抜け出た話はしてもよいと考える。
誰もが、どろどろの気持ちの一つや二つは持っている。
私は、もつれた糸をほぐすように今を生きている。
生きる端からもつれる糸である。

「正直に話す」ことは、誰にもできることではない。
感じている人にしか分からない。
そして今しかその感情は発露しない。
一瞬だけ、「神の領域」に踏み込む。
悩んでいることは、その人にしか湧いてこない。
世の中には、「聞ける人」がいる。わがことのように耳を傾ける。
アドバイスはないにしても、聞く姿勢(目や態度に現れる)が話す人の背中を押す。

私は、正直に話してもよいと考える。
正確に言うと、正直に話そうとしても良いと考える。
悩みを中に閉じ込めると、心が分裂してしまう。
閉じ込めないで、吐き出してほしい。
どろどろと感じることが、他人には良薬になることもある。
私は、人の話を聞く時は「キーワード」を探すことにしている。
話し手がよく使う「フレーズ」であったり、接頭語や接尾語で人の性格が見える。
「キーワード」は、私の中の泉に静かに落ちていく。そして生きる糧になる。

正直は 年取るごとに 嘘つきに

2020年9月13日

<<あとがき>>
どんなに正直に話そうとしても、裾を踏むやつがいる。
自尊心であり、意地悪な心です。自分を美化しがちです。
「嘘と真」がないまぜになり、「嘘」が付けなくなります。
ついた「嘘」を忘れて、上塗りができなくなります。
子供から大人になるにつれ、嘘が多くなります。
年寄りになるにつれ、嘘をつけなくなります。
だから、「正直に話す」でちょうどよい。
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やるからには上を目指す

2020-09-11 14:41:58 | よもやま話

絵のタイトルは、「興味津々、まさに無邪気」です。
こんな年寄りになれるでしょうか。


毎週のようにゴルフに行く。
いつも行くゴルフ場では常連となりました。
スコアは、わずかに進歩しています。
今日のタイトルは、「やるからには上を目指す」です。

草刈や農業は、昨年と比べものにならぬくらいできるようになった。
努力は実るもので、長雨と残暑も何とか乗り切り、昨対比10%は収量増です。
晩秋や冬に収穫できる野菜の種も苗も植えることができました。
身体が動くようになり、回復も早くなりました。
どうして、こんなに元気なんだろうと我ながら不思議です。

身体は動くようになったものの、頭の働きや感情の起伏が鈍くなっていると感じます。
原因は、苦手なことから逃げるようになっているからです。
苦手なことと言えば、事務仕事、絵手紙や小説などです。
まったくダメなのは、本を読まなくなったことです。
ドキュメンタリー番組を観なくなったことです。
できることを追いかけるがために起こる負の状況でしょう。
つまり、挑戦から遠ざかる。
その第一歩は、こんなにやったんだからと自らを慰めることです。
仕事じゃそうはいかない。
どんなに辛かろうが、逃げることはなかった。

ゴルフにしろ、仕事にしろ手を抜かない。
上を目指す。
できないことを年齢のせいにしない。だって、やればできるんだから。
体力が衰えたにしても、道具の改善や作戦の精査でベストを目指す。

経験は ダメを探さず 薬とす

2020年9月11日
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大根が遅れるな

2020-09-10 05:13:45 | よもやま話

タイトルは、「話しかける女」です。
「大根が遅れるな」と言ってるかどうか。
こんな姿に、男は弱い。


今日は、ゴルフコンペです。
こんな日も、朝から草刈をして参加出来たら幸せだな。
それは、所詮夢のような想いでした。

5時を過ぎたら、妻が「大根が遅れるな」と言いました。
昨日は、へとへとになるにつれ、ハードルを下げて、目標の半分しかできませんでした。
ゴルフ前の一仕事は、夢ではなく現実になりそうです。
今日のタイトルは、「大根が遅れるな」です。

婚期が遅れるのとは訳が違う。
種を蒔く時期を間違うと、一年の苦労が水泡と化す。
豆類は、早めに蒔くと蔓ばかり大きくなり、豆はつきません。
さつま芋は、時期を間違えないようにするだけでなく、密植しないとよい芋は採れません。
同じく蔓ばかりが成長し、芋に栄養がまわらない。
密植すると、ほどよい大きさ(細すぎず太すぎず)の芋になります。
しかも、芋の苗は少し斜めに植える。苗から数個の芋が均等に下に伸びるからです。
まっすぐ立てると、大きな芋が一個だけとなります。しかも大芋は美味しくない。

植えるときには、植えた後の天候は予測がつかない。
芋の場合は、蔓が伸び過ぎるようだったら、端の蔓を土から上げてしまう。
茄子もトマトも一本の苗から3本までの枝分かれまでとする。厳しい人は2本迄。
里芋も子芋までとし、孫芋から出た葉は切り取ります。
限られたエリアの栄養を親子で分けるためです。

妻の嘆きに負けて、ゴルフ前に畑に行くことになります。
天候と妻には逆らえません。なにしろ、かみ(神)さんですから。

スコアより 見るは遠きの 夢大根(ゆめでこん)

2020年9月10日
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虫の合唱

2020-09-09 05:49:13 | よもやま話

絵のタイトルは、「見てくれる感じてくれる、あなたが仲間です」です。
私達はけっして独りではありません。頑張ろう。


睡眠がたっぷりの早朝、今日のタイトル「虫の合唱」に耳を奪われる。
8月の終わりには、虫の声が一匹、二匹と目立っていた。
故郷広島では、夏の朝はクマゼミの大音響で目が覚める。
クマゼミのオスは、尻を振りながらこれでもかと腹に抱える共鳴室(オレンジ)を揺らす。
瀬戸内の朝は凪で、暑いのです。

文章に集中している間に夜が明けてしまいました。
庭の草を刈ったのに、放置しているため緑のまんまです。
集めて片づけなければと、気が重い。

今朝は畝を切る日です。これも重労働です。
白菜40個、九条ネギ、キャベツ、その他いっぱいの苗を植える。
畝の幅を決めるのに妻と話し合います。
私はカンリキが走行できる幅を優先、妻は効率的に苗を植え管理できる幅が優先です。
折り合いをつけて、畝間は180-190cmとしました。
地域のベテランがこれでは広すぎると言われます。
これだけの広さの畑を作物で覆うには、これくらいでないと埋まりませんと私。
畝には、コンポストを入れる。これも骨が折れます。
一輪車の往復回数を少なくしたい。だから、一回分が重くなる。

虫の声に、鳥の鳴く声が混じってきました。
早く畑に出なければと思う。涼しいうちにと毎朝思うのですが、眠るにも考えるにも都合がよい。
友人は、早朝の仕事ができなくなった。と言った。
彼は現役で車の修理工場をやっています。
早朝ゴルフのあとも、そのまま仕事をしていました。
この暑さだもの仕方がないか。
涼しくなれば、また早朝仕事を再開するだろう。

白々と 林の奥は 夜明け前

2020年9月9日

<<あとがき>>
明日は、ゴルフのコンペです。
体力温存といきたいが、そうもいかないだろうな。
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