故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

江田島百景

2023-08-23 01:56:20 | よもやま話

絵のタイトルは、「ちゃきちゃきでえ」です。
元気な女性です。


もう一枚は、「真道山より黒神島を見下ろす」です。

下手、上手は気にしなくてもよいのです。
描きたいものを描きたいように表現する。



山風が 涼しさわやか 海風に

ライフワークとして、何をやるか。
私は、草刈りをしながら島の景色を残していきたい。
自家製野菜で、支出を抑え滋養のあるものを食べて元気でいたい。
たんぱく質は、島で釣れる魚をメインとしたい。

会社員時代から、マーケッティングをしたのち年初にコミットしました。
目標達成のために戦略をねりました。
20年はもつ耐久性がある機械の営業をしていました。
長いレンジ、エンジニアリングで培った幅広い技術力に重きを置きました。

これから20年先を見据えた、いつ途切れてもよい目標を掲げます。
今日のタイトル、「江田島百景」です。
自分が感動した風景と人を絵手紙にする。
1週間に一枚のペースで描ければ、10年で700枚描けることになります。
20年で、14,000枚です。
ライフワークは、なんでもよいのです。

40歳を過ぎたら、好きなことより自分ができる仕事をやってきました。
得意でなくてもよいのです。
やっているうちに、コツをつかみ少しだけ上達します。
それでよいのです。

コミットしたからには、やるしかありません。
このブログを読んでくださる少数の方々に約束します。

2023年8月23日


タイトル、「昔からそこにいたような」顔をして、いつしか棲みついた。
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家にいても暑い

2023-08-22 01:51:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「熊の摩崖仏」です。
このおっちゃん、彫られたのちはずーっとここです。
暑くても寒くても、同じ顔をしています。
ありがとね。


ホトトギス カエルが蝉に 赤とんぼ

今日のタイトルは、「家にいても暑い」です。
妻は、家の周りの草取りをしている。
私より少し上の隣人は、今日は遅いが散歩に出かけた。

明日はゴルフなので、家でおとなしくしていようと思った。
昼間の気温は37℃まであがった。
朝からうだるような暑さである。

家にいても暑いなら、草刈りをしても一緒と畑に行くことにした。
出かけるときは、ひげをそり、朝食後には歯磨きをする。
これが大事なことです。
一日中部屋着で過ごすより、着替えて外出するのがよい。
案外、外は自然(扇風機ではない)の風が吹き、さわやかです。
早く思いつけばよかったと思った。

ええ行くの?
休むんじゃなかったのと言いながら、妻はあれこれ心配事を話し始める。
あそこの草刈りが先、唐辛子に水をやらなきゃ、冬瓜を採ろう。
先輩の畑の草刈りと他人の田んぼの一段を刈ったら、2時間経った。
燃料タンクも空になった。
頭がぼーっとするので、2リットルのペットボトルから背中と頭に水をかけてもらう。
毎回、熱中症の心配をする。
スポーツドリンクが美味しい。
今日もなんとかなった。
家に帰りシャワーを浴びて、クーラーの部屋に逃げ込む。

顔、手、背中まで真っ黒である。
毎日焼いてるので、皮がむけることもなかった。
私たちは、努力しても外に出かけないといけない。
熱中症が心配だからと家に籠っていたら、ますます出かけられなくなる。
ビールがご褒美の汗かき外出です。

2023年8月22日
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毎日がデート

2023-08-21 09:32:20 | よもやま話



写真は2枚。
「天寿」と「網戸の蝉」
数日前の朝、蝉が網戸に泊まっていました。
そのまま、動きません。


今日のタイトルは、「毎日がデート」です。
草刈りに行って、木陰で休みながら妻とお茶を飲みます。
クーラーボックスから出した果肉だけのすいかを、串で刺していただきます。
暑い中大汗をかいたあとは、スポーツドリンクより果物が渇きを長く癒してくれます。

軽トラからクーラーボックスと椅子を取り出し、並べるのは私です。
妻が、コップに飲み物を入れ、お菓子を用意してくれます。
草刈りとはいえ、ピクニック気分です。

カープ観戦は、テレビ桟敷です。
疲れて先に寝るのは、いつも私です。
早く起きるのも私です。
妻が隣で寝ています。
いつか、この人は自分の家に帰るかもしれない。

還暦を過ぎて再婚しました。
夫婦といえど、「おとうさん、おかあさん」ではありません。
まことに、あやふやな関係です。

そんなことは、ないわよ。
そうかな。
ほんの気まぐれだったのよ。
それでもよいか。

2023年8月21日
(あとがき)
ラブレターは生きてきた履歴書のようなものでした。
「こんな私でもよかったら」と二人は過去の荷を降ろしたつもりでした。
時々漏れる昔話を聞くのが辛かった。
言いたいことを言わせてもらうのは、あなたと一緒になってからという。
謎は深まるばかりです。
今からが楽しくなった。
(筆者)
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一本、サイダー飲みたい

2023-08-20 06:13:36 | よもやま話

学生の時、阿蘇外輪山の麓の農家で10割そばをいただいた。
打ち方が不慣れで、ぶつぎりのそばを雑炊にした。
うまくはなかった。
40年後、東北で打ちたての10割そばをいただいた。
5杯もおかわりをした。
学生のころは、価値を知らなかっただけでした。


彼は、サイダーで口をゆすいで吐き出した。
私は、そんな豪快な飲み方にあこがれた。
今日のタイトルは、「一本、サイダー飲みたい」です。

カルピスにしろ、サイダーにしろ、兄弟で分かち合った。
年長のものから、コップをとって、末弟の私は残りのコップをとった。
ちびちびと飲み干すと、母が少し分けてくれた。

わが子も4人いる。
末娘が、お菓子を均等に分ける。
唐揚げが、大皿に盛られる。
「一人、何個」と号令をかけるのも末娘であった。
誰かが早く食べるため、「一人、何個」は守られたためしがない。
かみさんが、欲しくないのよと泣いてる子に分ける。

アルバイトで稼いだお金をもって、500円食べ放題の焼き肉屋に行った。
3日分の栄養を詰め込んだ。
端肉を結合剤で固めて薄く切った肉とは知らずとも、これ以上美味いものはない。

カステラも厚さをミリ単位で計りたいくらい、見つめた。
あの塊が残るといいなと目星をつける。
兄弟誰もが同じことを考えていた。
今日も端っこが残る。
紙にくっついたカステラをなめはがす。

日曜の朝、5円玉を握りしめて、テレビを見に2Kmを歩いた。
七色仮面を見るには、ケーキを5円で買わなければならない。
歓声があがる後ろのほうから、やっと見えた。

サイダーもカルピスも懐かしい。
固めた菓子の切れ込み通り型取ると、何倍ものお金がもらえるはずだった。
まち針を使って何回やっても、きれいに取れたためしがない。
あのお金(10円x?倍)があれば、綿菓子が買えたのにと、いつも後悔した。

憧れのサイダーは、炭酸水に砂糖を入れた代物だった。
カステラも一本食えと言われても、今や食べられない。
和牛の肉を食べたが、結着肉のほうが断然美味しかった。

時と場合で美味いものは変遷する。
今は、煮ただけの野菜がおいしい。
子供の時はこんなもの、美味しくないと念じた。
ナスの旬には、朝漬物、昼煮てみそを漬け、夜は天ぷらで、
それしかない「尽くし」だった。

カルピスを炭酸で割り、妻と二人で飲んでいる。
炭酸水が嫌いな妻も、汗をかく野良ではおいしいとごくごく飲んでいる。

2023年8月20日
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剪定

2023-08-19 08:05:11 | よもやま話

絵のタイトルは、「島の景色」です。
こんな景色が見たいから、雑木を伐り草を刈っています。
耕作放棄地や島の山の道路は、壁のようになり絶景が隠れています。
取り払って、素敵な景色を見たいだけです。


長老から松の剪定を頼まれた。
息子に頼んだが、上だけ切り残した。
補修してほしい。
息子ができなかったものが、私にできるかなと思うもののお請けした。

今日のタイトルは、「剪定」です。
庭(5mx10m)には、10本ばかりの木と垣根がある。
庭木は、松、くろがねもち、ソテツ、さるすべり、つつじ、さつき、椿と蠟梅である。
垣根は、杉、檜、べにかなめ、金木犀とまさきである。
庭師が植えた木とも思えなく、乱雑である。
石が庭を囲むように配置され、金がかけられている。
東大宇宙研卒で、JAXAの理事長をした息子が金を出したのだろう。
5年ほど放置された庭を再生(自分達流)するのに、2年かかった。
1週間かけて剪定した枝は、軽トラに山盛りでした。
再生した耕作放棄地に持っていく。
今は、乾燥しているので、雨が良く降るようになったら焼くつもりです。

父は、2000本の蜜柑を2年かけて1町歩の畑に植えた。
灌漑設備用パイプを全畑まで配管(水用、薬用)した。
養殖を始めたばかりの蠣業者に行き、コンテナいっぱいの蜜柑と蠣を等価交換した。
植えて、10年もしないうちにグレープフルーツ自由化で、蜜柑の値は暴落した。
今は、蜜柑の9割は枯れ、べにはっさくに転作した10本ばかりが残っている。
放置され、惨憺たる様であった。
蜜柑は、3年で枯れるが、八朔類は強かった。
蜜柑は実をたわわにつけ、養分を送り続ける親木と共に2年で枯れてしまう。
蜜柑は実を落とせないが、八朔は生き延びるために実を落とす。
届く範囲(2.5m)まで伸びた枝を切り落とし、葉が擦れ合い、光が届かない枝を切り落とした。
剪定した枝も、軽トラに積んで耕作放棄地に運んだ。

実家の庭も、家を隠すような壁となる木々で埋もれていた。
2週間かけて、剪定した。
これも実家の耕作放棄地に運んだ。

2年前に移住し、今はいない人の耕作放棄地の雑木(2反歩)は、3か月かけ切り倒し、1か月かけて焼いた。
出てくる新芽は刈り続け、根はいまだに掘り起こしている。

家を買ったら、不要なおまけ(畑と山)がついてきた。
戦前・戦中山のてんぺんまで芋と蜜柑が植えられていた。
山の畑は、猪が棲み、葛の根を掘り返し、クレーターだらけであった。
葛をはがすように伐り、雑木を切った。
他人の畑もついでにやった。
土砂崩れの原因となるからだ。
今年も続きをやらなければならないが、手が回らない。

年寄りがもうできないと、畑の管理を任された。
レモン、びわ、李、柚子の木とキウイが植えられていた。
どれも、これ以上伸ばせないと切り刻んだ。
1週間かけて、剪定した枝を焼いた。

「剪定」なんてかわいいものではなかった。
伐採・開墾のたぐいである。
おかげで、適した道具が増え、技量も上達した。
腕を見込まれ、耕作放棄地の雑木伐りと草刈りを依頼される。
誇り高き持ち主は、病気や加齢でもうできない。
お礼は、私のガソリン(アルコール)となる。

いつまでできるか、解らない。
アルコールが飲めるうちは、やろうと思う。
耕作放棄地の草刈りは、早春から晩秋まで続く。

2023年8月19日
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