先日、ベトナム人の友達から「66 Ba Treu(←住所)に日本食を売ってるお店があるよ」と教えてもらいました。
ん?その住所のあたりには確か「Western Canned Food」というお店があったはず・・・。
名前の通り、洋物の缶詰のお店かと思い、これまで素通りしてきたけど、本当に日本食なんか置いてるんだろうか?
疑いつつも、自宅から徒歩でいける範囲なので行ってみました。
普通のスーパーでも多少のものは売っていますが、もっと本格的な日本のものが欲しいときは、元西友で今は「Uni Mart」という名前になっているお店に行かなければいけないのですが、これが遠くてタクシーを使わないといけません。
徒歩で日本食材が調達できるなら好都合です。
さて、お店に着くと2つの看板があります。「Western Canned Food」と「Mini Mart」。
あ、ここはMini Martでもあったのか?!(っていうか、どっち?)
Mini Martはスーパーです。
お店の前には地元在住の主に外国人向けの情報交換ボードがあり、「バイク売ります」とか、「ベトナム語家庭教師紹介します」とかのチラシが貼ってありました。
早速中へ入ってみると、狭い店内に輸入品がびっしり!
日本・韓国・中国・アメリカ・オーストラリアなどなど、世界各国からの輸入品が所狭しと並んでいます。おおっ、これはすごい!
日本食在のコーナーには、そばや梅干なども置いてあります。
また、懐かしの「はごろもシーチキン」があるかと思えば、向かいの棚にはアメリカでお世話になった「Bumble Bee」ツナ缶もあります。
おおっ、中国製の湯葉を発見。今度買ってみよう。
おおっ、タコスの皮もある!トルティーヤも。
ああ、イギリス産のハーブも一杯ある。バジルとか欲しいな。
う~ん、感動。
ぐるりと店内を一周し、全体像を把握。
冷蔵コーナーには中国や香港の生麺もあるし、麺好きの私はそそられます。
そしてなんと冷凍庫におかめ納豆発見!
ギョウザの皮も発見!
舞い上がる私。
が、しかし!それらの輸入品は、とてつもなく値段が高いのです!
すごく小さいお店なのに、一体私はどれぐらいの時間をそこで過ごしたでしょう。
店内をウロウロし、悩みまくり、とりあえず今日買うものを決定。
それは、
1.ギョウザの皮
2.イングリッシュマフィン
以上!
えーっと、おかめ納豆が欲しいのはヤマヤマですが、まだ日本から持ち込んだ乾燥納豆が残ってるのでしばらくはそれで我慢。
それから乾物は以前たっぷり持ち込んでいるので、まだ買わなくても大丈夫。
ハーブは高すぎて断念。
たまに他のスーパーでオイル漬けのバジルを買ってパスタに絡めているので、当分それだけでいいです。(それも結構高いけど。)ローズマリーとかオレガノとか欲しがってはいけません。
ギョウザの皮は、日本のやつが懐かしかったので。
こっちの春巻きの皮などは売っていますが、ちょっと分厚い気がします。
イングリッシュマフィンはまだここでしか見たことがありません。
いつも食パンか、時々クロワッサンやチョコデーニッシュを買いますが、もうちょっと違うものも食べたいと常々思っていました。
どこかにベーグルも売っていないでしょうか?
しっかし、おっそろしく高いのですよ。
ギョウザの皮は40,500ドン(約300円)もするし、イングリッシュマフィンも似たような値段でした。
ベトナムでこんな高価な買い物をしてよいのか、心がチクチク痛みます。
その日、冷凍していたひき肉を使って早速ギョウザを作りました!
パチパチパチ~。
今から包みます。
完成図。
ああ、感動です。
ごちそうさまでした。
ちなみにスーパーではめったに生肉やひき肉は売っていません。
通常は市場でお肉を購入するのですが、これがまた不衛生なんですわ。。。
さらに、市場で買ったお肉をその場で機械でミンチにしてくれるのですが、ちょっとその機械を通るお肉を想像するのが怖い・・・。
ちゃんと機械の中が衛生的に保たれているのかどうか・・・。
スーパーでパック詰めされて売られているものが衛生的に処理された保証はどこにもないのですが、なんとなく気持ち的にお肉はスーパーで、野菜は市場で、と自分の中で分けています。