【3日目】6/28(月) Roncesvalles → Zubiri
昨夜の騒ぎは一体なんだったのか、スィナが今朝オスピタレロに聞いてみたそうだけど、相手の返事は「昨夜は何事もなく静かな夜でした。ここに泊まったみなさんはとてもお行儀がよかったです」だったそうな。
う~ん…。気持ち悪い
朝のアルベルゲは少しでも早く出発しようとする巡礼者であわただしい雰囲気。
Orissonで一緒だったスウェーデン人夫婦なんか、一番に出発したいのでわざわざ出入り口の横のベッドに場所を換えてもらってたぐらい。
トイレや洗面所も混み合うので、大きな波が去ってからゆっくりと出発準備。
スィナはさらに自動販売機でコーヒーを買ってゆっくり飲んでから出発するらしい。
じゃあまたね、ということで私は7:00に出発。
室内の物干し台に干していた洗濯ものが全く乾いていないので、靴下やタオルをリュックにぶら下げて歩く。
さらばRoncesvalles。
目指すは790km先のSantiago。
国道からすぐに脇道へ入り、草木のにおいを楽しみながら森の中を歩く。
Roncesvallesは人口30人ほどの小さな小さな町。(というか、集落。)
だけどスペイン側の巡礼出発地点になっているため、大勢の巡礼者が押し寄せる。
昨日巡礼事務所の人の話を小耳にはさんだところでは、昨日までの3日間お祭りか何かだったので、スーパーも小さなお店も全て閉まっているとのことだった。
昨日は日曜だったからというだけではなかったようだ。
今日も何時にお店が開くかは分からないという話なので、食べ物や飲み水を全く購入できず出発。
昨日のうちにバルでミネラルウォーターを1本買っといてよかった。
3kmほど歩くとBurgueteの村へ。
街並みがとてもかわいい村だった。
ここにはかつてヘミングウェイがマス釣りをするために滞在していたらしい。
途中で追いついたアンとミジャは、ここで朝食を食べていくと言う。
私はもう一つ先の町まで進むことにした。
のどか~
しばらく行くと突如、昨日のような移動式カフェバンが登場したので、そこでパンとコーヒーを買う。
地べたに座り込んで食べているとスィナが追いついてきた。
「サッカーはどうなったかね?」などと話していると、横からドイツ人が「ドイツは勝ったよ♪」とのこと。
日本がどこまで行ってるのか、全く分からない。
スィナと別れてまたひとりで先へ進む。
緑が目に気持ちいい。
自転車の集団にも遭遇。
上り坂、ご苦労さんです!
Burgueteからさらに3km余り行くとEspinalへとはいっていく。
これはお墓かと思ったけど、宗教的な記念碑のようなものらしい。
カミーノの標識が「こっちだよ」と教えてくれる。
そ、そっちですか
秘密の花園っぽいよね
道中、子猫とたわむれるドイツ人のグナー。
山道を歩いていると、ボストンから来たというアメリカ人青年と出会い、しばらく話をしながら一緒に歩く。
後々何度もヨーロッパ人の間で「アメリカ人は休暇が短いからね」という会話が交わされるが、彼もまたほんの1週間程度の時間しかないので、今回は行けるところまで行くという。
職業や出身地、巡礼の動機など一通り巡礼者同士で交わされる話題で打ちとける。
この青年、名前は聞かなかったような気がするが、メディカルリサーチ会社の研究職だそうで、なかなかのイケメンである。
「この先もこういう出会いがいっぱいあるのかも」と期待したが、その期待は見事に裏切られることとなる
つづく。
昨夜の騒ぎは一体なんだったのか、スィナが今朝オスピタレロに聞いてみたそうだけど、相手の返事は「昨夜は何事もなく静かな夜でした。ここに泊まったみなさんはとてもお行儀がよかったです」だったそうな。
う~ん…。気持ち悪い
朝のアルベルゲは少しでも早く出発しようとする巡礼者であわただしい雰囲気。
Orissonで一緒だったスウェーデン人夫婦なんか、一番に出発したいのでわざわざ出入り口の横のベッドに場所を換えてもらってたぐらい。
トイレや洗面所も混み合うので、大きな波が去ってからゆっくりと出発準備。
スィナはさらに自動販売機でコーヒーを買ってゆっくり飲んでから出発するらしい。
じゃあまたね、ということで私は7:00に出発。
室内の物干し台に干していた洗濯ものが全く乾いていないので、靴下やタオルをリュックにぶら下げて歩く。
さらばRoncesvalles。
目指すは790km先のSantiago。
国道からすぐに脇道へ入り、草木のにおいを楽しみながら森の中を歩く。
Roncesvallesは人口30人ほどの小さな小さな町。(というか、集落。)
だけどスペイン側の巡礼出発地点になっているため、大勢の巡礼者が押し寄せる。
昨日巡礼事務所の人の話を小耳にはさんだところでは、昨日までの3日間お祭りか何かだったので、スーパーも小さなお店も全て閉まっているとのことだった。
昨日は日曜だったからというだけではなかったようだ。
今日も何時にお店が開くかは分からないという話なので、食べ物や飲み水を全く購入できず出発。
昨日のうちにバルでミネラルウォーターを1本買っといてよかった。
3kmほど歩くとBurgueteの村へ。
街並みがとてもかわいい村だった。
ここにはかつてヘミングウェイがマス釣りをするために滞在していたらしい。
途中で追いついたアンとミジャは、ここで朝食を食べていくと言う。
私はもう一つ先の町まで進むことにした。
のどか~
しばらく行くと突如、昨日のような移動式カフェバンが登場したので、そこでパンとコーヒーを買う。
地べたに座り込んで食べているとスィナが追いついてきた。
「サッカーはどうなったかね?」などと話していると、横からドイツ人が「ドイツは勝ったよ♪」とのこと。
日本がどこまで行ってるのか、全く分からない。
スィナと別れてまたひとりで先へ進む。
緑が目に気持ちいい。
自転車の集団にも遭遇。
上り坂、ご苦労さんです!
Burgueteからさらに3km余り行くとEspinalへとはいっていく。
これはお墓かと思ったけど、宗教的な記念碑のようなものらしい。
カミーノの標識が「こっちだよ」と教えてくれる。
そ、そっちですか
秘密の花園っぽいよね
道中、子猫とたわむれるドイツ人のグナー。
山道を歩いていると、ボストンから来たというアメリカ人青年と出会い、しばらく話をしながら一緒に歩く。
後々何度もヨーロッパ人の間で「アメリカ人は休暇が短いからね」という会話が交わされるが、彼もまたほんの1週間程度の時間しかないので、今回は行けるところまで行くという。
職業や出身地、巡礼の動機など一通り巡礼者同士で交わされる話題で打ちとける。
この青年、名前は聞かなかったような気がするが、メディカルリサーチ会社の研究職だそうで、なかなかのイケメンである。
「この先もこういう出会いがいっぱいあるのかも」と期待したが、その期待は見事に裏切られることとなる
つづく。