はじめまして。ゲッコー太郎です。ヤモリです。同居人です。
日曜日の朝、キッチンで洗い物をしようとしたらいきなり遭遇!うかつにも「ひゃあっ」と小さく叫んでしまいました。でも良く見るとなかなかカワイイ奴です。
実は彼、数週間前にダイニングルームで発見したのですが(その時も「ひゃあっ!」と叫んだ私)、その後しばらく姿を見かけないと思っていたら、いつの間にかキッチンに移動していました。
う~ん、そんなとこにいられたら邪魔だなあ。幸いシンクは2つあるから、君がそこにいる時はもう1つのシンクを使うけど、早く別のとこへ移動してね。
という私の願いを無視し、彼は午前中ずーっとシンクの中にへばりついていました。
午後外出。夕方、外出から戻ってシンクを見ると、まだいます。。。
あの~、ほんとに邪魔なんですけど。。。
そこでふと気がつきました。「もしかしたら彼はこの壁を登れないんじゃないか?」と。(この高層マンションの外壁にも這い上がっているのでそんなはずはないのですが、ふとそう思ってしまいました。)
余談ですが、うちは高層マンションなのに窓から虫とかヤモリとか入ってきます。先日も窓にべったりと巨大な蝶々(もしかしたらアゲハ蝶級の蛾?)が張り付いていましたし。たまに蟻んこも出没します。こんな上まで上がってこなくてもいいのに。ベトナムの生き物は根性あります。<余談終わり>
そこで救出作戦開始。
捨てようとしていたジュースの紙パックを使い、彼を下から救い上げてシンクの外に出してあげようとの試み。が、しかしゲッコー君は怖がってジタバタし、一向に成功しません。がんばれ!男なら根性出してこの壁を上ってみろ!(もしかして女の子かも知れません・・・)
しばらく格闘しているうちに、こともあろうか焦ったゲッコー太郎がシンクの排水溝に逃げ込んでしまいました。「あぁっ・・・!」
そんなところに入ったら、水流したら溺死するやん・・・。
「お~い、出ておいで~」と呼んでも出てきてくれません。ど、どうしよう?!私が人助け(爬虫類助け)のつもりで良かれと思ってしたことが、こんな悲劇を生むなんて!
当面は彼がもぐらなかった方のシンクを使うけど、それでもあまり深く下まで行っちゃうと水死は免れません。ああ、どうしよう。
ところが、夕食後キッチンに戻ってみると、いました!彼が!
ちゃんとシンクから出ていました。な~んだ、やっぱりその吸盤使ったら出られるんじゃない。心配かけてコノ~!もうシンクに入っちゃだめよ。知らずに水を流したら今度こそ溺死だからね!ますます愛おしくなる私。
その後彼は、私が「もしかして食べる?」と置いてあげた炊き込みご飯のご飯粒をあっさり無視して通り過ぎ、レンジあたりをウロついていましたが、またどこかへ消えました。でもきっとこの家のどこかにいるはず。またたまには出ておいで~。(でもベッドルームには出没しないで下さい)
寝てると顔の上の落ちてきた・・・当時はかわいいとは思えなかったのでした。