3日目は、マウンテンバイクのツアーに申し込んでみました。
昨日の筏に懲りたので、今度はもっとちゃんとしてそうなGreen Discoveryにて申し込み。
「なんか自転車のツアーないですか?」と尋ねると、「例えば滝まで行くコースとかあります」などとパンフレットを見せてくれました。
「ちなみにこのツアーの難易度は?」と聞いてみると、「中級です」との答え。
う~ん、中級か・・・。微妙。
サイクリングで中級ってどんなん?
「すみません、初心者用の自転車ツアーとかってあります?」
「少数民族の村に寄って洞窟まで行くやつがイージーコースです」
「じゃ、それでお願いします」
と申し込んだのですが、この後悲惨な目に。(またか!)
滑り出しは好調です。(ガイドさんも男前)
最初に持ってきてもらった自転車が大きすぎたので、代わりの自転車を持ってきてもらうために出発が30分ほど遅れましたが、ラオス時間では全く誤差の範囲内です。(これまた「数分待って」と言われてからたっぷり30分でしたが。)
お天気もよく、ルアンプラバンの町並みを眺めながらマウンテンバイクを快調に走らせ、少し走るともう自然がいっぱいで気持ちいい。
通りすがりの人が「サバイディー」と挨拶してくれるし、子供たちも手を振ってくれます。
マウンテンバイクの乗り心地もよく、ルンルン気分で走らせます。
1時間ほど走って織物や手漉き紙を作っている村へ立ち寄ると、昨日の象さんツアーで一緒だったオーストラリア人の夫婦に出くわしました。
親切な人たちで、ガイドさんから聞いた養蚕の話をまた私たちに説明してくれました。
ふむふむ、彼らすごいオーストラリア訛りやね。
連れのNさんは昔オーストラリア留学経験があるので、彼らの発音はすごく聞き取りやすいそうです。
これが蚕。
そのそばには色んな色に染められた糸があります。
機織風景も見学。
どうやってこんな綺麗な模様に織れるのか不思議です。
さて、村の見学を終え、再度走り出します。
一応アスファルトで舗装されている道ですが、アップダウンもあるしとにかく暑い!
昨日あんなに寒い思いをしたのが嘘のようです。
1時間で既に私の腕は真っ赤に日焼けしていたのに、さらに容赦なくジリジリと焼かれます。
「このイージーコースって、どれぐらいの距離なんですか?」とガイドさんに聞いてみると「23kmです」との返事。
ひ、ひえ~!そんなに走ったことない。大丈夫だろうか、私。。。
暑さと距離にヒイヒイ言いながら走るうちに、今度はアスファルトの道から外れ、未舗装の道へ。
路面はボコボコで体にも負担がかかります。
アップダウンも多い!
あとどれくらいの距離走らなければいけないのかは、恐ろしくて聞けませんでした。
さらにヒイヒイ言いながら走り、ようやくある村に到着。
ここはお米から蒸留酒を造っている村だそうです。
ラオスウイスキーとの看板が出ています。
こんな感じでお酒が樽の中にポトポト。
日本昔話のような素朴な村です。(と言ってもラオスのほとんどの場所がこんな感じです。)
休憩していると、店のおじさんがお酒の味見をさせてくれました。
今、お酒なんか飲んでこの先自転車こげるのか
意外なことに、白いお米から作ったお酒はまるでグレープフルーツ酒か何かのように甘くておいしいので、1本お土産に買うことにしました。
もう1種類、赤いお米から作ったお酒もワインみたいにフルーティーでした。
さて、ガイドさんに「もうそろそろ洞窟に到着?」と恐る恐る聞いてみると、答えは「ここからあと6kmぐらい」。
はぁ~。(ためいき)
疲れた体に鞭打ってお酒造りの村を出発。
途中の急な坂はもはや自転車をこいでは上れません。
毎回自転車から降りて、手押し。
道のりは長い。
真っ赤に日焼けした腕が痛い。
ついにまた村に到着。
ガイドさん曰く、「この村の向こう側に洞窟がある」そうです。
で、ここでちょっとランチ休憩。
地元の人が休憩している屋根のついた場所で、ラオス版バゲットサンドイッチをほおばりました。
ラオスもベトナムもフランス領だったのでバゲットはおいしいのですが、私はどちらかと言うとベトナムのバゲットの方が好き。
ベトナムのは外が固めですが、ラオスのは柔らかめです。
中に挟む具もベトナムの方が好き。
パンを食べているところへバイクに乗った西洋人軍団が到着。
雄叫びをあげたりして、やけにテンション高くて元気でした。
・・・。いいなあ。
私らも自転車じゃなくてオートバイにすればよかった・・・。
後ろに乗っけて行ってくれないだろうか。
ランチ後、しばらく休憩所でゴロリと横になってからようやく出発。
ここに自転車を置いて歩いて洞窟まで行きます。
高床式の家が並んでいるごく普通の村。
お寺もあって修行僧の人たちが掃除などしていました。
洞窟は川を渡った向こう側の山にあります。
写真の後ろに移っている屋根つきの船に乗れるのかと思ったら、私たちは屋根のない船でした。
暑っ
さらに洞窟に行くのに長い階段を上らねばなりません。
今日は修行の日か、はたまた合宿?
洞窟の中は仏像などがたくさん安置されており、奥に行くには懐中電灯で照らさないと真っ暗です。
一応入り口でお参りセットを購入し、中の仏像にお供えして拝んでおきました。
隣でNさんも拝んでいますが、私が買ったお線香とお花で拝んでも無駄よ。
ご利益は当然私に・・・。
以前、中国で同じような洞窟寺に行ったことがあったので感動は薄めでしたが、せっかく来たのでおみくじも引いてみました。
ガイドさんに読んでもらったところ、
「あなたは将来健康になります」
「今の仕事はまあまあ良いけれど、もっといい仕事があります」
「あなたのことを好きな異性は数人います」
とか、もっともらしいことを言ってました。
洞窟の外に出ると、ここでも小さな籠に入れたスズメを売っていたので、少女から購入。
「いくら?」とタイ語で聞くと「10,000キープ」と英語で返事が帰ってきました。
(注:ラオスではタイ語が通じます。)
10,000キープは1ドル相当なので1ドル渡そうとすると、そばにいたおばちゃんが「2羽入ってるから2ドルだよ」と言ってきました。
高っ
「1羽でいいよ」と言うと、別のおじさんに「2羽一緒に売ってるから1羽だけはできない」と言われ、渋々2ドルで2羽購入。
直前に鳥を買って放っていた西洋人のおじさんに「この籠どうやって開けるんですか?」と聞くと、「こうやってぐいっと手で開いてその隙間から放つんだよ」とやって見せてくれたところ、1羽がそのまま羽ばたいて行ってしまいました。
ああっ、私が1羽1ドルで買った鳥・・・。
おじさんが放ってどうするよ。1ドル返してくれ~。
泣く泣くもう1羽だけ残ったスズメを自分で放ちました。
あっという間すぎてお願い事とかする暇がありませんでしたが、飛び去った後で願い事をしておきました。
彼らはまたこの後すぐに現地の人に捕まって籠に入れて売られることを繰り返しているのでしょうか。
なまんだ~。
想像以上の運動量と暑さでヘロヘロになり、再び船で向こう岸へ。
これからまた自転車に乗って23kmの距離を走って帰るかと思うと気が遠くなります。
っていうか、本当に走れるのか
試しに「これまで自転車ツアーに行って途中で断念して車で帰ってきたお客さんとかいますか?」と聞いてみると、「ついこの前もアメリカ人のツアー客が滝まで行ったけど、帰りは走れなかったので車で戻ってきた」という答えが返ってきたので安心。
昨日の筏と違って、ここではいざとなれば助けが来る。
必ずしも自力で帰らなくてもいいのだ。
自転車を止めてある場所まで戻るのにまた同じ村を通過。
もう体力的に無理そうだから、今日はどこかの家で泊めてもらえないだろうか?と真剣に思いました。
6kmほど走って再び蒸留酒の村に。
おじさんが冷たいお茶など出してくれました。
ボーっと村の人が漁に使う網を編みなおしたりするのを眺め、走り回る鶏を眺め、体力の回復を待ちましたが、もう無理そうです。
熱中症にかかりそうなので、ここから先は車に乗ることに決めました。
が、Nさんは「私はたぶん走れると思うから自転車で帰る」とのこと。
さすが基礎体力あるな、Nさん。
でも顔真っ赤だけど本当に大丈夫???
で、アスファルトの道まで戻り、そこから私だけ地元の人のトラックに乗せてもらいました。
運転手はガイドさんの友達だそうです。
車に乗ると楽チ~ン。
すいすい滑るように走ります。
トラックではラオス人の若い男性2人に挟まれて乗っていたのですが、2人とも微妙な英語を話しとっても楽しい。
運転しているカイという名前の男性曰く、「あのガイドは僕の友達なんだ。男前だから彼女がいっぱいいる」だそうです。納得、納得。
また、携帯の待ち受け画面になっている韓国女優の写真を見せ、「ジャパン?」とか聞いてくるので、「ノー!コリアン!」と教えてあげました。
知らずに待ち受けにするなよ~。
2人とも英語は微妙でしたが、色々と話が弾んで面白かったです。
しかし車でもかなりの距離あるな~。
Nさんこの炎天下で本当に大丈夫なのかな?
親切なラオス人にルアンプラバンの町で降ろしてもらい、私だけ先にツアーオフィスで自転車とヘルメットを返し、ホテルに戻ってシャワー。
腕も脚も真っ赤になっているので、ひたすら冷蔵庫にあったジュースの缶などを当てて患部を冷やしつつNさんの帰りを待ちます。
たっぷり2時間ほど経ってようやくNさん帰宅。
無事走りきったようです。
すごい
が、ここは「限界が来る前に体力温存派」の私と「体力が続く限りチャレンジ派」のNさんの違い。
私は比較的その後も元気でしたが、Nさんはかなり疲れた様子。
疲れすぎてお腹がすいていないというNさんを促し、高級フランス料理店へ。(ミックジャガーも食べに来たそうです。)
ちなみに高級と言っても2,000円ぐらいでコース料理が食べられますよ~。
ラオス基準では相当高級ですが。
食事中、Nさんは今にも眠りに落ちそうです。
なのにしきりに「マッサージに行こうかどうしようか」と悩んでましたが、その様子では絶対無理!
案の定その日も9時前にはバタンキューしてました。
私も体力をつけておいて、今度またマウンテンバイクツアーに再挑戦したいと思います。
(つづく)
昨日の筏に懲りたので、今度はもっとちゃんとしてそうなGreen Discoveryにて申し込み。
「なんか自転車のツアーないですか?」と尋ねると、「例えば滝まで行くコースとかあります」などとパンフレットを見せてくれました。
「ちなみにこのツアーの難易度は?」と聞いてみると、「中級です」との答え。
う~ん、中級か・・・。微妙。
サイクリングで中級ってどんなん?
「すみません、初心者用の自転車ツアーとかってあります?」
「少数民族の村に寄って洞窟まで行くやつがイージーコースです」
「じゃ、それでお願いします」
と申し込んだのですが、この後悲惨な目に。(またか!)
滑り出しは好調です。(ガイドさんも男前)
最初に持ってきてもらった自転車が大きすぎたので、代わりの自転車を持ってきてもらうために出発が30分ほど遅れましたが、ラオス時間では全く誤差の範囲内です。(これまた「数分待って」と言われてからたっぷり30分でしたが。)
お天気もよく、ルアンプラバンの町並みを眺めながらマウンテンバイクを快調に走らせ、少し走るともう自然がいっぱいで気持ちいい。
通りすがりの人が「サバイディー」と挨拶してくれるし、子供たちも手を振ってくれます。
マウンテンバイクの乗り心地もよく、ルンルン気分で走らせます。
1時間ほど走って織物や手漉き紙を作っている村へ立ち寄ると、昨日の象さんツアーで一緒だったオーストラリア人の夫婦に出くわしました。
親切な人たちで、ガイドさんから聞いた養蚕の話をまた私たちに説明してくれました。
ふむふむ、彼らすごいオーストラリア訛りやね。
連れのNさんは昔オーストラリア留学経験があるので、彼らの発音はすごく聞き取りやすいそうです。
これが蚕。
そのそばには色んな色に染められた糸があります。
機織風景も見学。
どうやってこんな綺麗な模様に織れるのか不思議です。
さて、村の見学を終え、再度走り出します。
一応アスファルトで舗装されている道ですが、アップダウンもあるしとにかく暑い!
昨日あんなに寒い思いをしたのが嘘のようです。
1時間で既に私の腕は真っ赤に日焼けしていたのに、さらに容赦なくジリジリと焼かれます。
「このイージーコースって、どれぐらいの距離なんですか?」とガイドさんに聞いてみると「23kmです」との返事。
ひ、ひえ~!そんなに走ったことない。大丈夫だろうか、私。。。
暑さと距離にヒイヒイ言いながら走るうちに、今度はアスファルトの道から外れ、未舗装の道へ。
路面はボコボコで体にも負担がかかります。
アップダウンも多い!
あとどれくらいの距離走らなければいけないのかは、恐ろしくて聞けませんでした。
さらにヒイヒイ言いながら走り、ようやくある村に到着。
ここはお米から蒸留酒を造っている村だそうです。
ラオスウイスキーとの看板が出ています。
こんな感じでお酒が樽の中にポトポト。
日本昔話のような素朴な村です。(と言ってもラオスのほとんどの場所がこんな感じです。)
休憩していると、店のおじさんがお酒の味見をさせてくれました。
今、お酒なんか飲んでこの先自転車こげるのか
意外なことに、白いお米から作ったお酒はまるでグレープフルーツ酒か何かのように甘くておいしいので、1本お土産に買うことにしました。
もう1種類、赤いお米から作ったお酒もワインみたいにフルーティーでした。
さて、ガイドさんに「もうそろそろ洞窟に到着?」と恐る恐る聞いてみると、答えは「ここからあと6kmぐらい」。
はぁ~。(ためいき)
疲れた体に鞭打ってお酒造りの村を出発。
途中の急な坂はもはや自転車をこいでは上れません。
毎回自転車から降りて、手押し。
道のりは長い。
真っ赤に日焼けした腕が痛い。
ついにまた村に到着。
ガイドさん曰く、「この村の向こう側に洞窟がある」そうです。
で、ここでちょっとランチ休憩。
地元の人が休憩している屋根のついた場所で、ラオス版バゲットサンドイッチをほおばりました。
ラオスもベトナムもフランス領だったのでバゲットはおいしいのですが、私はどちらかと言うとベトナムのバゲットの方が好き。
ベトナムのは外が固めですが、ラオスのは柔らかめです。
中に挟む具もベトナムの方が好き。
パンを食べているところへバイクに乗った西洋人軍団が到着。
雄叫びをあげたりして、やけにテンション高くて元気でした。
・・・。いいなあ。
私らも自転車じゃなくてオートバイにすればよかった・・・。
後ろに乗っけて行ってくれないだろうか。
ランチ後、しばらく休憩所でゴロリと横になってからようやく出発。
ここに自転車を置いて歩いて洞窟まで行きます。
高床式の家が並んでいるごく普通の村。
お寺もあって修行僧の人たちが掃除などしていました。
洞窟は川を渡った向こう側の山にあります。
写真の後ろに移っている屋根つきの船に乗れるのかと思ったら、私たちは屋根のない船でした。
暑っ
さらに洞窟に行くのに長い階段を上らねばなりません。
今日は修行の日か、はたまた合宿?
洞窟の中は仏像などがたくさん安置されており、奥に行くには懐中電灯で照らさないと真っ暗です。
一応入り口でお参りセットを購入し、中の仏像にお供えして拝んでおきました。
隣でNさんも拝んでいますが、私が買ったお線香とお花で拝んでも無駄よ。
ご利益は当然私に・・・。
以前、中国で同じような洞窟寺に行ったことがあったので感動は薄めでしたが、せっかく来たのでおみくじも引いてみました。
ガイドさんに読んでもらったところ、
「あなたは将来健康になります」
「今の仕事はまあまあ良いけれど、もっといい仕事があります」
「あなたのことを好きな異性は数人います」
とか、もっともらしいことを言ってました。
洞窟の外に出ると、ここでも小さな籠に入れたスズメを売っていたので、少女から購入。
「いくら?」とタイ語で聞くと「10,000キープ」と英語で返事が帰ってきました。
(注:ラオスではタイ語が通じます。)
10,000キープは1ドル相当なので1ドル渡そうとすると、そばにいたおばちゃんが「2羽入ってるから2ドルだよ」と言ってきました。
高っ
「1羽でいいよ」と言うと、別のおじさんに「2羽一緒に売ってるから1羽だけはできない」と言われ、渋々2ドルで2羽購入。
直前に鳥を買って放っていた西洋人のおじさんに「この籠どうやって開けるんですか?」と聞くと、「こうやってぐいっと手で開いてその隙間から放つんだよ」とやって見せてくれたところ、1羽がそのまま羽ばたいて行ってしまいました。
ああっ、私が1羽1ドルで買った鳥・・・。
おじさんが放ってどうするよ。1ドル返してくれ~。
泣く泣くもう1羽だけ残ったスズメを自分で放ちました。
あっという間すぎてお願い事とかする暇がありませんでしたが、飛び去った後で願い事をしておきました。
彼らはまたこの後すぐに現地の人に捕まって籠に入れて売られることを繰り返しているのでしょうか。
なまんだ~。
想像以上の運動量と暑さでヘロヘロになり、再び船で向こう岸へ。
これからまた自転車に乗って23kmの距離を走って帰るかと思うと気が遠くなります。
っていうか、本当に走れるのか
試しに「これまで自転車ツアーに行って途中で断念して車で帰ってきたお客さんとかいますか?」と聞いてみると、「ついこの前もアメリカ人のツアー客が滝まで行ったけど、帰りは走れなかったので車で戻ってきた」という答えが返ってきたので安心。
昨日の筏と違って、ここではいざとなれば助けが来る。
必ずしも自力で帰らなくてもいいのだ。
自転車を止めてある場所まで戻るのにまた同じ村を通過。
もう体力的に無理そうだから、今日はどこかの家で泊めてもらえないだろうか?と真剣に思いました。
6kmほど走って再び蒸留酒の村に。
おじさんが冷たいお茶など出してくれました。
ボーっと村の人が漁に使う網を編みなおしたりするのを眺め、走り回る鶏を眺め、体力の回復を待ちましたが、もう無理そうです。
熱中症にかかりそうなので、ここから先は車に乗ることに決めました。
が、Nさんは「私はたぶん走れると思うから自転車で帰る」とのこと。
さすが基礎体力あるな、Nさん。
でも顔真っ赤だけど本当に大丈夫???
で、アスファルトの道まで戻り、そこから私だけ地元の人のトラックに乗せてもらいました。
運転手はガイドさんの友達だそうです。
車に乗ると楽チ~ン。
すいすい滑るように走ります。
トラックではラオス人の若い男性2人に挟まれて乗っていたのですが、2人とも微妙な英語を話しとっても楽しい。
運転しているカイという名前の男性曰く、「あのガイドは僕の友達なんだ。男前だから彼女がいっぱいいる」だそうです。納得、納得。
また、携帯の待ち受け画面になっている韓国女優の写真を見せ、「ジャパン?」とか聞いてくるので、「ノー!コリアン!」と教えてあげました。
知らずに待ち受けにするなよ~。
2人とも英語は微妙でしたが、色々と話が弾んで面白かったです。
しかし車でもかなりの距離あるな~。
Nさんこの炎天下で本当に大丈夫なのかな?
親切なラオス人にルアンプラバンの町で降ろしてもらい、私だけ先にツアーオフィスで自転車とヘルメットを返し、ホテルに戻ってシャワー。
腕も脚も真っ赤になっているので、ひたすら冷蔵庫にあったジュースの缶などを当てて患部を冷やしつつNさんの帰りを待ちます。
たっぷり2時間ほど経ってようやくNさん帰宅。
無事走りきったようです。
すごい
が、ここは「限界が来る前に体力温存派」の私と「体力が続く限りチャレンジ派」のNさんの違い。
私は比較的その後も元気でしたが、Nさんはかなり疲れた様子。
疲れすぎてお腹がすいていないというNさんを促し、高級フランス料理店へ。(ミックジャガーも食べに来たそうです。)
ちなみに高級と言っても2,000円ぐらいでコース料理が食べられますよ~。
ラオス基準では相当高級ですが。
食事中、Nさんは今にも眠りに落ちそうです。
なのにしきりに「マッサージに行こうかどうしようか」と悩んでましたが、その様子では絶対無理!
案の定その日も9時前にはバタンキューしてました。
私も体力をつけておいて、今度またマウンテンバイクツアーに再挑戦したいと思います。
(つづく)