2日目は、All Laoとかいうツアーオフィスで象さんライド&筏で川下りツアーに申し込んでみました。
一番大きなオスの象はあまり性格がよろしくないとのことで、みんな乗るのを嫌がっていましたが、幸いなことに私たち以外は全員巨大な西洋人だったので、私たちは小さなメスの象さんに乗ることができました。
森の中をぐんぐん進んでいきます。
う~ん、エコツアーって感じ!
川にもざぶざぶ入っていきますが、背中に乗ってる私たちは濡れませ~ん。
象使いのお兄さんは若干濡れたかも。
結構急な斜面も象さんは楽々登っていきます。
象の後は観光客はそれぞれカヤックやトレッキングなどに分かれます。
私たちは筏で川下り。
おおっ、本当に筏だ!
が、このあと悲劇に見舞われます。
まず、ガイドが「筏の竿がないので、チューブ(浮き輪)に変更してもらってもいいですか?」と言ってきました。
答えは「否」です。
最初からそうと分かっていれば水着でも着てくるが、今日はそんなつもりではない。
濡れる可能性の低いカヤックならまだしも、チュービングは却下です。
するとガイドは「じゃあ今から竹を切ってこないといけないので、5分から10分ぐらい待ってください」
う~ん、さすがラオス。その辺の山で竿にする竹を切ってくるか。
そしてう~ん、やっぱりラオス。5分どころか30分以上待ってるぞ!!!
待っているうちに空を見ると雲行きが怪しくなっています。
思わずガイドの兄ちゃんに「もう随分長いこと待ってるんだけど、急いでくれない?この後も町に戻ってから明日のツアー申し込んだりする必要があるから、あまり遅くなりたくないんだよね。」とクレーム。
ここがベトナムだったらもっと激しくクレームするのだが、温和なラオス人相手なのでぐぐっと我慢。
でもさすがラオス人。ヘラヘラ笑ってます・・・。
ようやく切りたてフレッシュな竹を2本持ってもう一人のガイドが現れたときには、すでにポツポツ雨が降り出していました。嫌な予感。
筏に乗り込み、えっちらおっちら漕ぎ出しましたが、雨は強まるばかり。
そしてこの時期なのに寒い。風も出てきた。
しかもこのガイドの少年2名は、まるで素人の少年のような竿の操り方。
岩に乗り上げたり、あらぬ方向へ流されそうになったり、大変です。
大丈夫かいな・・・。
雨はやむ気配を見せず、筏は恐ろしく進むのが遅く、かといって筏を降りて川沿いを歩けそうな地形でもなく、私たちは完全に川の真ん中に取り残された形。
ここから解放されるにはとにかく目的地へたどり着くしかない
「寒いよ~。あとどのくらい?」と聞くと、「あと2時間ぐらい」との返事。
ひょえ~!
ここは急がねばと、筏に乗っていたカヤック用のパドルを使って、必死にこぎました。
ここでもガイド少年はあまりやる気がなく、休憩ばかりしているので、「Let's move on!」と声をかけて励ましつつ、少しでも前へ進もうと全力でこぎます。
どう考えても客とガイドの立場逆転してるやろ!
これがベトナムならやはり大喧嘩してるところですが、相手がおとなしいラオス人なのでここでも我慢。
癒されにラオスに来たはずなのに、これではストレスがたまる一方です。
途中、川岸に民家がちらほら見えたりするので、「ねえ、ちょっと寄っていって休ませてもらおうよ~」とガイドを説得。(なんならこのままご飯食べさせてもらって一晩泊めて欲しい)
次に小屋らしきものが見えたので、筏を岸に寄せドロドロで滑りやすくなった斜面を登っていったのですが、あいにく民家はなく荷物置きっぽい小さい小屋がぽつんとあるだけ。しかもワイヤーで囲まれていて中に入れない。ううっ。
皮肉なことに危険を冒してまで岸辺に上がったのに、その途端雨がやんで晴れ間が見えてきました!
仕方なくまた危険を冒してぬかるんだ斜面を降り、筏に戻り再びこぎ始めました。
のんびり楽チンな筏の旅のはずだったのに、なんでこんな体育会系のボートこぎしてるんでしょうか
しかもこの筏遅すぎ!絶対カヤックの方が早く進む!
雨がやんで暖かくなってきたので快調に筏をこぎ、ようやくゴール!
スタート時点からすごい時間のロスがあったので、この時すでに午後2時。
今頃やっとお弁当タイム。
もち米、ラオスソーセージ、高菜のお漬物のような副菜。
とってもおいしかったです。
どっぷり疲れ、象さん乗り場近くの休憩所に戻ったところ、「今、象に乗っている他の客が帰ってきたら一緒に町へ戻るから、ちょっと待ってて下さい」と、フルーツやお茶を出されて待つこと30分以上。
ようやく他のお客さんが象に乗って戻ってきたのでやれやれと思っていたら、なぜか他のお客さんは無視して私たち2人だけを乗せてバンは出発。。。
こら~っ!何のために待ってたんじゃ~!
そんなことなら最初から2人だけ乗せて町へ帰ってくれ。
こっちは雨でびしょ濡れだっただろ!
たぶんそんなことを言ってもラオス人の頭には届かないので、諦めて黙ってバンに乗せられ無事帰着。
ふぅ~、長い1日でした。
ランチが遅かったせいで夜になってもあまりお腹がすかず、かと言ってせっかく旅行に来て何も食べないのも寂しいので、近くのレストランでパッタイ(タイの焼きそば)を食べましたが、お味は今ひとつでした。
無念。
今日薄着だったNさんはびしょ濡れになったこともあり、かなりお疲れ。
夜は9時には爆睡していました。
私はNさんが寝てからシャワーを浴びドライヤーを使ったりしていたのですが、全く起きる気配もなしでした。
(つづく)
一番大きなオスの象はあまり性格がよろしくないとのことで、みんな乗るのを嫌がっていましたが、幸いなことに私たち以外は全員巨大な西洋人だったので、私たちは小さなメスの象さんに乗ることができました。
森の中をぐんぐん進んでいきます。
う~ん、エコツアーって感じ!
川にもざぶざぶ入っていきますが、背中に乗ってる私たちは濡れませ~ん。
象使いのお兄さんは若干濡れたかも。
結構急な斜面も象さんは楽々登っていきます。
象の後は観光客はそれぞれカヤックやトレッキングなどに分かれます。
私たちは筏で川下り。
おおっ、本当に筏だ!
が、このあと悲劇に見舞われます。
まず、ガイドが「筏の竿がないので、チューブ(浮き輪)に変更してもらってもいいですか?」と言ってきました。
答えは「否」です。
最初からそうと分かっていれば水着でも着てくるが、今日はそんなつもりではない。
濡れる可能性の低いカヤックならまだしも、チュービングは却下です。
するとガイドは「じゃあ今から竹を切ってこないといけないので、5分から10分ぐらい待ってください」
う~ん、さすがラオス。その辺の山で竿にする竹を切ってくるか。
そしてう~ん、やっぱりラオス。5分どころか30分以上待ってるぞ!!!
待っているうちに空を見ると雲行きが怪しくなっています。
思わずガイドの兄ちゃんに「もう随分長いこと待ってるんだけど、急いでくれない?この後も町に戻ってから明日のツアー申し込んだりする必要があるから、あまり遅くなりたくないんだよね。」とクレーム。
ここがベトナムだったらもっと激しくクレームするのだが、温和なラオス人相手なのでぐぐっと我慢。
でもさすがラオス人。ヘラヘラ笑ってます・・・。
ようやく切りたてフレッシュな竹を2本持ってもう一人のガイドが現れたときには、すでにポツポツ雨が降り出していました。嫌な予感。
筏に乗り込み、えっちらおっちら漕ぎ出しましたが、雨は強まるばかり。
そしてこの時期なのに寒い。風も出てきた。
しかもこのガイドの少年2名は、まるで素人の少年のような竿の操り方。
岩に乗り上げたり、あらぬ方向へ流されそうになったり、大変です。
大丈夫かいな・・・。
雨はやむ気配を見せず、筏は恐ろしく進むのが遅く、かといって筏を降りて川沿いを歩けそうな地形でもなく、私たちは完全に川の真ん中に取り残された形。
ここから解放されるにはとにかく目的地へたどり着くしかない
「寒いよ~。あとどのくらい?」と聞くと、「あと2時間ぐらい」との返事。
ひょえ~!
ここは急がねばと、筏に乗っていたカヤック用のパドルを使って、必死にこぎました。
ここでもガイド少年はあまりやる気がなく、休憩ばかりしているので、「Let's move on!」と声をかけて励ましつつ、少しでも前へ進もうと全力でこぎます。
どう考えても客とガイドの立場逆転してるやろ!
これがベトナムならやはり大喧嘩してるところですが、相手がおとなしいラオス人なのでここでも我慢。
癒されにラオスに来たはずなのに、これではストレスがたまる一方です。
途中、川岸に民家がちらほら見えたりするので、「ねえ、ちょっと寄っていって休ませてもらおうよ~」とガイドを説得。(なんならこのままご飯食べさせてもらって一晩泊めて欲しい)
次に小屋らしきものが見えたので、筏を岸に寄せドロドロで滑りやすくなった斜面を登っていったのですが、あいにく民家はなく荷物置きっぽい小さい小屋がぽつんとあるだけ。しかもワイヤーで囲まれていて中に入れない。ううっ。
皮肉なことに危険を冒してまで岸辺に上がったのに、その途端雨がやんで晴れ間が見えてきました!
仕方なくまた危険を冒してぬかるんだ斜面を降り、筏に戻り再びこぎ始めました。
のんびり楽チンな筏の旅のはずだったのに、なんでこんな体育会系のボートこぎしてるんでしょうか
しかもこの筏遅すぎ!絶対カヤックの方が早く進む!
雨がやんで暖かくなってきたので快調に筏をこぎ、ようやくゴール!
スタート時点からすごい時間のロスがあったので、この時すでに午後2時。
今頃やっとお弁当タイム。
もち米、ラオスソーセージ、高菜のお漬物のような副菜。
とってもおいしかったです。
どっぷり疲れ、象さん乗り場近くの休憩所に戻ったところ、「今、象に乗っている他の客が帰ってきたら一緒に町へ戻るから、ちょっと待ってて下さい」と、フルーツやお茶を出されて待つこと30分以上。
ようやく他のお客さんが象に乗って戻ってきたのでやれやれと思っていたら、なぜか他のお客さんは無視して私たち2人だけを乗せてバンは出発。。。
こら~っ!何のために待ってたんじゃ~!
そんなことなら最初から2人だけ乗せて町へ帰ってくれ。
こっちは雨でびしょ濡れだっただろ!
たぶんそんなことを言ってもラオス人の頭には届かないので、諦めて黙ってバンに乗せられ無事帰着。
ふぅ~、長い1日でした。
ランチが遅かったせいで夜になってもあまりお腹がすかず、かと言ってせっかく旅行に来て何も食べないのも寂しいので、近くのレストランでパッタイ(タイの焼きそば)を食べましたが、お味は今ひとつでした。
無念。
今日薄着だったNさんはびしょ濡れになったこともあり、かなりお疲れ。
夜は9時には爆睡していました。
私はNさんが寝てからシャワーを浴びドライヤーを使ったりしていたのですが、全く起きる気配もなしでした。
(つづく)