ウチの長男はとにかく朝が弱い。朝起きてきた直後は機嫌も悪い。
寝起きの最高血圧が100に届かない私としては、
「こりゃあ、俺の血筋だなぁ」
と思っていたのだが、心配した妻が病院に連れて行って診てもらったところ、
「起立性調節障害」
という病気であることがわかり、とりあえず、血圧を上げる薬を処方してもらって帰ってきた。
思春期の子どもがしばしばかかる自律神経失調症の一種らしい。長男はまだ10歳だから「思春期」の入り口をノックし始めたくらいだが、まぁ、なってしまったものは仕方ない。てゆーか、思春期の頃って寝ても寝ても寝足りないのが普通だった気もするが。俺だけか?
あと、長時間立っていると血液が足の方に溜まってしまい貧血になったり気分が悪く張ったりするという。
そういうわけだから、長男が通う小学校の朝礼や運動会での校長先生や来賓の訓話は今の半分にしてくれんかな。無理か。
ちなみに、最近、サンタのお墓への朝の声掛けは、
「もう、俺のことは大丈夫だから、長男のことを頼む」
に変わった。