つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

それは、普段なかなか聞けない、弁護士の本音の独り言

衆議院議員選挙

2017-10-21 23:14:28 | 日記

明日は台風直撃の模様なので、下のチビと一緒に期日前投票に行ってきました。

生れて初めて「期日前投票」なるものに行ったけど、

人、多すぎ!

先週の三連休に、同じく下のチビと行ったUSJかと思ったわ!

ちなみにUSJはハリウッド・ドリーム・ザ・ライドは120分待ちでございました(泣)

 

今回の解散総選挙。

「大義なき解散」だとか「希望の党vs自民党」だとかマスコミは色々と煽ってるけど、開票結果が出る前に一言、言っとく&予言しとこうと思う。

そもそも、解散権の行使に「大義」なんて憲法上、要求されてないぞ。

選挙という制度が国政運営・政権奪取のための一手段である以上、時の政権与党(の総裁でもある総理大臣)が、「一番勝てそうな時期」を選んで解散総選挙を行うことは当たり前だと私なんかは思う。

お前はマキャベリストか!との批判は甘んじて受けよう。

でも、政治ってそういうもんだろ?

「選挙」とは「民意を問う一手法」なのだから、民主主義を標榜している国家における「選挙」には、「その時々の民意を政治に反映する」という「大義」が常に内在していると言ってもいい。

その意味で、マスコミの「大義なき解散」論は浅薄に過ぎる。

 

「希望の党vs自民党」というマスコミが喜んで流している図式も、「ちょっと、現実を直視しなさ過ぎじゃね?」と思っている。

選挙民はそこまでバカじゃないだろう。いくらなんでも。

予言しとこう。

今回の衆議院議員選挙。私が予想する結果は、

(1)自民党・公明党の圧勝(おそらく改憲発議要件の3分の2超)

(2)希望の党の大惨敗

(3)立憲民主党その他の野党が「希望の党大惨敗」分の議席を分け合う

だ。

(1)の理由。

与党が選挙で圧勝するための時期として、素人の私が見ても、今回の解散総選挙はベストのタイミングだったと思うから(だからこそ、安部さんも批判を承知で「臨時国会冒頭解散」という強硬策に打って出たんだろう。)。

(2)の理由。

そもそも小池百合子さんが大嫌い、という個人的な理由もあるけど、「リセット」「排除」といった彼女の一連の発言や、「内部留保課税」などという意味不明な政策、何より「政権選択選挙を謳っているのに、代表の自分は立候補しない(=万一、希望の党が第一党になっても、小池百合子代表は、衆議院で指名される総理大臣を裏から操る)」という、およそ現代の立憲民主制(というより全国民)を愚弄した政治手法を見せつけられてまで希望の党に投票するバカ・・・いやいや、お祭り野郎・・・じゃなかった・・・・不見識な方々がそんなにいるとは思えないからである。

(3)の理由。

上記(2)の必然的な帰結だが、それに加えて、この国に500年以上受け継がれてきた「判官贔屓精神」が、希望の党から「排除」された人たちの集まりに票を流すんじゃないかと思っているからである(言っとくが、私は枝野さんも好きじゃない。その証拠に、今日、私は比例区では立憲民主党には投票しなかった。※私の選挙区では小選挙区に立憲民主党から立候補者なし。)。

 

ま、いつも好き勝手なことばかりほざいてる一弁護士のたわごとだと思って読み流してください。

結果は、明日の夜には分かります。