晴れた!
バイク乗りにはいろんなタイプがいるけれど、たぶん、僕らに共通のDNAの一つに、「大陸性の高気圧が張り出して来てカラッと乾燥したこんな青空を見ると矢も盾もたまらずバイクに乗って何処かに行きたくなってしまう」というのがあるような気がする。
とびきりの青空が愛車のタンクに映(は)えてたりすると、もはや、嬉しさを通り越して切なくなってくる。
バイク乗りというのはきっとそういう類の生き物だ。
で、晴れたんで行ってきたよ。矢も盾もたまらず。
第13回はここ↓
で、行きたかったのはここ↓
何処だ?これ?
と言われそうですが。
ああ、ここ?
ここは、墨田区緑一丁目の交差点。
仲良しの不動産屋のTさんに勧められてめちゃくちゃハマった小説「本所おけら長屋」の万松や鉄齋たちが住む(架空の)おけら長屋があった(はずの)場所です。
(本所おけら長屋/畠山健二著より)
あくまでもフィクションなので二ツ目之橋が一ツ目通りにかかってたり、回向院の数ブロック東に一ツ目通りが走ってたりと、若干、現実の位置関係と一致しない部分もありますが、両国橋〜回向院と二ツ目之橋から割り出すと、おそらく、おけら長屋があったのは現在の緑一丁目の交差点の角のはず。
なんで私がこんなにおけら長屋に惹(ひ)かれてるかは、まぁ、本を読んでください。
いや、この本、めちゃめちゃおススメです。
ちなみに、万松の二人と鉄齋がよく飲みに行く居酒屋「三祐」(※意味がわからない人は本を読んでください)があったと思われる場所にはなんとMUSIC SALONが↓
ついでに回向院にも寄ってきましたが、ここ(両国の回向院)、スッゲーおススメっす。
入口入った途端にこんな感じ↓
うひゃー!
場所が両国国技館のすぐそばだけに、歴代相撲年寄の慰霊塚、力塚も↓
こーんな美しい阿弥陀様や菩薩様がいるかと思うと↓
こーんなプリチーな猫や↓
ぐでぐでの猫↓
鼠小僧次郎吉(実在した、ということを今回、初めて知りました!)のお墓まで発見↓
削った石の粉を財布に入れておくと金運がアップするというので、
腕が折れるまで削りまくりました↓
(ウソです)
鼠小僧次郎吉のお墓のすぐ横に、猫の恩返しのモデルになった猫のお墓↓
いや、ネズミの横にネコはさすがにどうよ?
浄瑠璃の竹本義太夫さんのお墓↓
・・・のすぐ横に犬猫供養塔↓
・・・の横に鳥さんの供養塔↓
これなんか、もう、どう見てもエジプト?↓
あらゆる宗派、あらゆる生き物の霊を弔う、という考えで将軍綱吉の命(めい)で作られたお寺だけあって、
もはや、なんでもありありのあり。
いや、こういうお寺って、なんか凄くいいよね。
次回は
これまでに回った区はこんだけ↓(島は除く)!
(先日、としまえんのフリマで買いました。1500円)
先は長いっす。
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