第17回。
位置的には東京のほぼ中央。
国政機能の中心、霞ヶ関の官庁街もある。
何より「日本国と日本国民統合の象徴」、天皇陛下の居城である皇居(昔の江戸城)もある。
もはや日本の中心だ。
だったら「中央区って名前でよくね?」と思うんだが、中央区は別にちゃんとある(前回参照)。
なんで「千代田」区?
そもそも「千代田」って何?
ウィキとかで調べると、昔々、江戸城が千代田城と呼ばれてたからだそうだが、あんまりたいした理由ではないな。
さて。
先週の中央区では道路の起点、日本橋に行ったので、千代田区ではバランス取って鉄道の起点(?)、東京駅に行かねばなるまい。
2012年に赤レンガ駅舎の復元工事も終わり、2017年には丸の内中央広場も整備された。
たぶん、今、日本で最もレトロでモダンで美しい駅だ。
はい。こんな感じ↓
ちなみに大正時代の写真はこちら↓
東京駅には銀座・京橋側の八重洲口と皇居側の丸の内口があるが、やっぱり正面玄関は丸の内口だろう。
いや、正式にはどっちが正面か知らんけど。
今、私が決めました。
で、東京駅の正面玄関、丸の内口前の丸の内中央広場で後ろを振り返ると、幸せそうな親子連れが↓
じゃなくて、皇居が向こうに見えます。
最近、このブログ、地方在住の読者が多くなってきたので、参考までに言うと、東京駅と皇居は目と鼻の先です。普通に歩いて行けます。しかも、東京駅から皇居までの道は綺麗に整備されてて、両側の街路樹の緑が非常に気持ちいいです。
私はバイクでちょちょいっと走りましたが。
はい。こんな感じ↓
上の写真は内堀通りから皇居桔梗門方向を見たとこです。
皇宮警備のおまわりさんの目が光ってて、路肩にバイク停めてると怒られそうなので、写メ撮ったら速やかに移動。
内堀通りを南下して、祝田橋交差点を右に曲がると、私の仕事の主戦場、東京地方裁判所(奥の建物)↓
手前の豪華な赤レンガ造りの建物は旧法務省。
1895年竣工なので明治時代の建物ですな。いい雰囲気出してます。
その向かいは警視庁。別名、桜田門。
なんで桜田門っていうかっていうと、皇居の桜田門前にあるから。そんだけ。
これ、桜田門↓
桜田門といえば、今から160年前。1860年3月24日。季節外れの牡丹雪が降りしきる中、大老の井伊直弼はここで暗殺されました。
ある意味、幕末はここから始まったともいえる場所。
近代日本史フリークにはたまらん場所です。
あと6カ所で東京23区は全走破だぁ!
次回は↓
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