
12歳のヒロへ
12歳の誕生日、おめでとう。
11歳の誕生日から今日までの1年間でヒロがよくなったところ。
ママにイライラしても自分の気持ちをコントロールできるようになったこと。
パパとの約束をちゃんと守るようになったこと。
部屋の片づけを毎週1回、きちんとすること。
雨の日も寒い日もゴミ出しをしてくれること。
ユウちゃんに優しく接してあげられること。
そろばんの昇級試験に合格したこと。
近所の人にちゃんと挨拶ができること。
転んでも転んでもスノボの練習を続けていること。
DSやスマホのゲームの時間を守っていること。
お小遣い帳をちゃんとつけて自分のお金の管理をできるようになったこと。
1年間によくなったことが10あるなら、ヒロは1年間で10、大人になったということだ。
これからの1年。
小学生から中学生になってますます大人に近づく1年。
パパが見て「今のヒロに足りないなぁ」と思う2つのことを克服しよう。
一つ目。もっと運動をしよう。中学校に入ったらスポーツ系の部活に入ろう。苦しくても途中で止めることなく3年間頑張ってみよう。運動をして、健康な身体を作り上げよう。別に有名スポーツ選手になる必要なんかないし、毎年、レギュラーに選ばれる必要もない。
でも、中学・高校時代に、どんなに辛くても逃げないで、一生懸命何かを続けて、強い筋肉と健康な身体と負けない精神力を作ることは、ヒロがもっと大きくなって、本当の大人になって社会に出たとき必ず役に立つ。
パパは中学校時代はバレーボール部だった。学校の駅伝の選手も併行してやっていた。高校時代はラグビーばかりしていた。別に花形選手じゃなかったし、辛いことも多かったけど、あの頃、一生懸命、練習していたことは、やっぱり今、役に立ってる。サーフィンをすること、ゴルフをすること、マラソンをすること、そういう「身体を動かす遊び」を通じて色んな人と知り合って、仕事で知り合ったお客さんとも単なる仕事での付き合い以上に仲良くなって分かり合えること、寝る間もないほど忙しい日が続いても倒れたりせずに働き続けてヒロたちを食べさせていけること。
大人になって働き始めたら、「いい学校を卒業している」「勉強が人よりできる」「仕事も人よりできる」だけじゃダメなんだ。いい学校を卒業してて、人より勉強も仕事もできても、いつも身体を壊して、不健康で、仕事を休んでばかりいたら、誰も相手にしてくれない。仕事で誰も相手にしてくれない、ということは、生きていくのに必要なお金も稼げない、ということだ。好きな漫画もゲームも買えないし、映画も見れないし、食事にも行けない、ということだ。大切な人を守って養うこともできない、ということだ。
スポーツをする、ということは辛いことばかりじゃない。辛いことの方が圧倒的に多いけど、その先にすごく楽しくて嬉しいこともきっとある。
何度も転んで、痛い思いをして、寒くて、辛くて、それでもスキーを上手に滑れるようになったこと、昨日までできなかったスノボが少しずつ上手になっていること。そういう経験をしているヒロならきっと分かるはず。
二つ目。もっと自分の可能性を信じて努力しよう。
幼稚園の頃や、小学校1年・2年の頃。ヒロは誰よりもスキーが上手かった。校庭の登り棒にもスルスル登れた。サッカーも上手かった。
でも今はどうだろう。あの頃、ヒロより登り棒が下手だった友だち、走るのが遅かった友だち、サッカーが下手だった友だちにヒロは追い抜かれた。
ヒロを追い抜いていったのは、毎日コツコツ一生懸命に練習を続けていた友だちたちだ。
どんなに才能があっても努力をしないヤツは、結局、それほど才能がなくても努力を続けているヤツに、いつか必ず追い抜かれる。努力しないヤツは、努力し続けるヤツに、絶対に勝てない。生まれ持った才能で1度や2度は勝てても、長い人生での戦いでは絶対に勝てない。
結局、「努力し続ける」という才能が、いちばん尊くて絶対に強い。
「努力をする」ためには、一つだけ、コツがある。
「頑張って努力していれば、必ず、自分は今より上手くなれる。強くなれる。賢くなれる。」と自分の可能性を信じることだ。
「どうせ、頑張って努力したって、俺はダメに決まっている。」と最初から諦めているヤツは努力しても続かない。というより、そもそも努力自体ができない。
最初から諦めてるから努力しない。だから努力する仲間に差をつけられる。差をつけられるからますます面白くない。ますます「やっぱり俺はダメだ」と落ち込む。ますます努力しない。そしていつか、大切な何かまで失う。
ヒロにはちゃんと可能性がある。「努力すればスキーが上手くなれる可能性」「努力すればスノボが上手くなれる可能性」「努力すればサッカーが上手くなれる可能性」「努力すればそろばんの昇級試験にも合格できる可能性」「努力すればカードバトルで無敵になれる可能性」「努力すれば将棋が強くなれる可能性」
可能性はちゃんとある。それはパパが保証する。
あとは、ヒロが自分の可能性を信じて、どんなことでも努力をし続けられるかどうかだけだと思う。
勉強でも、スポーツでも、ゲームでも、余力を残さないように全力でやってみよう。それでクラスで1番になるとか、学校で1番になるとか、誰かに勝つとか、いつ、目標に到達するとか、そういうのはどうでもいい。たいした問題じゃない。
「全力でやってみた」
「そしたら、やってみる前と、少しだけ自分が変わった。できなかったことができた。」
そういう中学生に、なろう。
自分の可能性を信じて、自分の世界を広げよう。
世界とその上の空は、ヒロの名前と同じように無限に広がってる。
2015年2月9日
パパより
追伸:誕生プレゼントの図書カードで漫画ばっかり買わないように!たまには漫画以外の本も買うこと。

努力と忍耐は課題ですね。
最後は無事新宿からの高速バスで23時頃には木更津に帰ることが出来ました。
振り返ると浜松のパーキングエリアで待つこと30分以上、、、僕の不安と比例するようにどんどんと日が暮れ、そんな時に平岩さんが声をかけてくれた時は思わず「よっしゃー」と叫んでしまいました。というのも朝7時から大阪の梅田でヒッチハイクを始め雨風、時には逆方向に進み笑、右往左往しながら着いた浜松で最終的にこうして素敵な面白い話をしてくださる平岩さんに出会えたと考えるとヒッチハイクとは面白いものです。
ひとまずこれらを春休みまでに楽しみながらやりたいと思います!!
・観光名所でMay I help you?
・ハーモニカ
5月はキャバクラ行ってみます!!
本当に僕に出会ってくださってありがとうございました!!
ちょくちょくブログ覗きますね(^^)