怒りの所在の3回目は東京都さんと練馬区さんという二つの行政に対する怒りの原因について書こうと思ったけど、私の東京都さんと練馬区さんに対する怒りのレベルは西武さんに対する比じゃない。
絶対、許さん。一生!
以上
で終わりそうなくらい怒りで言葉にならんわ。
なので、東京都さんと練馬区さんに対する怒りの分析は次回に送るとして、今回は、「としまえん問題」を考えたり行動したりするにあたって、少なくとも私が「こうあるべきじゃないかなぁ」といういくつかのルールを自戒の念を込めて公開しておこうと思う。
今後、もし、私がこのルールから外れるようなことがあったら、どなたか優しく、「平岩さん、ちょっと踏み外しかけてますよ」と止めてください。
【(私のすこぶる個人的な)としまえん行動規範】
1.自分以外の考えの人を否定しない
としまえん問題を考えて行動に移している人たちにはいろんな方がいる。
としまえんの閉園それ自体を撤回させようとしている人。
ハリポタ施設の建設を止めようとしている人。
としまえんプールだけでも存続させようとしている人。
カルーセル・エルドラドを練馬城址公園内に復活させようとしている人。
石神井川沿いの桜を守ろうとしている人。
あじさい園や昆虫館の周囲の樹木を保存しようとしている人。
目指すところは色々だ。
でも、みんな、「としまえんが大好きだった」という一点では同じ仲間だ。
目指すゴールが違うだけの仲間の考えや活動を否定したりしないようにしよう。
「としまえん」がどんなお客も笑って迎えてくれたように。
2.誰かのことを悪く言わない
としまえんには、
「絶対に他人を悪く言わない。自虐ネタに走る場面はあっても、広告を見た人が不快になるようなデザインは、決して採り入れない。」
という鉄の掟があった↓
https://withnews.jp/article/f0200902002qq000000000000000W08u10201qq000021732A
だから、「としまえん」閉園に異議を唱えることはあっても他人を悪く言うのはやめよう。
私が「としまえん」閉園に関わる関係者のことを「さん」付けで呼び続けているのもそれが理由だ。
たとえ「としまえん」のことを思ってのことでも、「西武の野郎」とか「東京都のクソ」などと相手のことを呼んだら、やっぱり「としまえん」は悲しむんじゃないかと思う。
94年間、一度も他人の悪口を言わなかった「としまえん」の教えを守り抜こう。
3.温かく迎え、笑って「またね」と言おう
いろんな活動をしていればいろんな仲間が新しく参加してきてくれるだろう。
そしていいろんな仲間がいろんな事情で活動から離れて行くだろう。
そういうときでも新しい仲間を温かく迎えよう。
そして、離れて行く仲間には笑顔で「またね」といおう。
「としまえん」はどんなときでも私と子どもを「いらっしゃい!」「こんにちわ!」と迎えてくれた。
そして帰るときは「さよなら」ではなく「またきてね」と言ってくれた。
「としまえん」にして貰って嬉しかったことを、みんなにお返ししよう。
4.余力を残すことなく最後まで頑張ろう
「としまえん」は閉園が決まった後も、一度として僕らに悲しい姿を見せなかった。
最後の最後。8月31日に正門を閉めるその瞬間まで笑顔だった。
そして僕らを笑顔にしようと最後の瞬間まで頑張っていた。
「としまえん」最後の広告は燃え尽きて真っ白な灰になった「あしたのジョー」だった。
それでも「としまえん」の最後の言葉は、「疲れた」でも「悔しい」でもなく「Thanks.」(ありがと)だった。
勝負が見えていても、望んだ結果が出なくても。最後の最後まで余力を残すことなく頑張り抜く。
今朝のTwitterに投稿したように、人間には2種類しかいない。
「どうせダメだからと何もしない人」と「結果は関係ない。今できることを精一杯やる人」
「としまえん」は閉園という結果が分かってからも、最後まで手を抜かず精一杯、僕らを迎えてくれた。
「どうせダメだから何もしない」のは、「どうせ死ぬから生きるのやめた」というのと同じだ。
「としまえん」が教えてくれたことを受け継いでいこう。
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