あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

コスモスの波赤き川を渡りけり  あきオジ

2009-11-01 04:49:49 | 日記
昭和記念公園

コスモス畑で弁当を食べる人
大きな木の木陰で居眠りする人

そして、池のほとりでベンチで話し込む人

それぞれがそれぞれの場所で自然を楽しんでいます。
楽しんでいると言うより「包まれている」という感じでしょうか。
「懐かれている」という表現かもしれません。

それと昭和記念公園では車椅子の方を多く見かけます。
障害を持った人もいますが
高齢になり動くこともままならぬ人が
久しぶりに外出した
そんな雰囲気なのですね。
ごく当たり前の退職して間もないようなおじさんが
おかあさんの車椅子を押している。

親子がいい表情をしている。
これが「それぞれの人生だな」と思ってしまいます。

このようなことをしてあげたかった。
遠慮して言えなかった。
そんな思いを一気に解消しているような
晴れやかさなのですね。

共有できる経験の多さが思い出なのですね。

・・・・・・・・・

日曜日の朝は「こころの時代」を見ていますが
最近は、とりあえず、聞いているだけ
失礼ながら、聞いていて、気恥かしいのですね。

法然さん、親鸞さん、道元さんの生の声で聞きたいですね。





乳母車コスモス畑を渡りゆき  あきオジ

2009-11-01 04:23:36 | 日記
昭和記念公園

いい天気
風が涼しく、ちょっと鼻水が出そう。
ピンクのコスモスが満開のときに多くの人が出かけたからでしょうか
土曜日というのに疎らです。

それでも、のびのびとした気分を楽しむ人
地味色コスモスを楽しむ人
写真を撮る人が集まっていました。

きっと、このコスモス畑を楽しんだ親子は
瞳の中に鮮やかな色合いを記憶するでしょう。

そして、季節がくると、その色彩の煌めきが
御招待状を送ってくるのです。

きっと、一度見たからもういいやと思ってしまったときから
人は人が深まりと広がりを知らずして
「知っている」「行ったことがある」という仲間との会話に終わる。

同じことをそれぞれのところで楽しめる人は素敵ですね。

知るとは繰り返すことであり
細部に目を向けることができることなのですね。
そんな気がします。

・・・・・

盆栽園の職人さんが
「もう、そろそろくるころだと思っていました」と声をかけてくれました。
「今年は紅葉が早い」
「コスモスも背が低く、小ぶりですね」
そんなことを話してくれました。

・・・・・・・・・

「矢沢永吉還暦ライブ」見ました。
歌はあいかわらずうまいし、声もそれなりに維持されている。
楽しかったし、エネルギーをいただきました。