あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ねむり猫上目づかいに柿をみる  あきオジ

2009-11-19 21:36:35 | 日記
甲州市の吊るし柿
この地方では「ころ柿」とか

猫が眠っている。
周囲の気配に微動もしない。
むしろ、「吾輩は猫である」を演じている。

それもいいかも。

あくせく「仕事が何よりも大切」
「お金で何でも買える」
と信じこまされてる人間より

適当に媚を売っていれば
食べられるし
居場所もある。

そんな猫的生き方の方が賢いのかも・・・

長閑な景色
ことの他、お気に入りなのです。

熟し柿無作法でいいそれでいい  あきオジ

2009-11-19 20:07:53 | 日記
甲州市に出かけました。
ころ柿を楽しんできました。
(情報は「甲州市・ころ柿」検索で得られます。)
大いに満足しました。
もう一度出かけるつもりです。

懐かしいものに出会って
「また、きちゃいました」
そんな感じです。
人も疎ら、いい季節、いいとき、そんな感じかな。

帰り道
薄汚いといったら失礼だけれど
国道沿いの食堂で
「ほうとう鍋」を食べたら
ばあちゃんの味がして
妙に懐かしい。
うまいとか、そうではないとかの問題ではなく

具材はそのままで工夫はないし
ほうとうは熱くて口に入らないし
煮すぎでだけれど
妙に嬉しい気分になりました。
酸味の濃いたくあんが二切れ
ばあちゃんの味

地方の大衆食堂でむかしのままの丼でラーメンに出会う。
あの感じかな。

ばあちゃんがちょっとお茶を飲むと足してくれる。
ティッシュも準備してくれた。

そんなことがあって、気持ちよく
天気もよく
満足満足

帰りの電車
あまり乗っていない。
ボックス席を独占
足を延ばし

半分居眠り
ときどき万葉集

それでいいのだ。

柿を食う茶屋ゆらゆら紅葉散り  あきオジ

2009-11-19 05:54:42 | 日記
塩山の「ころ柿」
写真をいっぱい撮りましたので
アップします。

昨日は日差しもいっぱいで
ころ柿もまだ干し始め、生地の色が残っていました。
その微妙な色の違いが素敵ですね。

見る人にとって同じようでも
撮ったものには
それぞれの場所でのできごと
空気、匂いが詰まっているのです。

お付き合いください。