赤きたま万葉人の秋きたる あきオジ

万葉の時代

薔薇もなければ
チューリップもない。

ただ、尾花、萩など
慎ましい色合いの花のみ

でも、その花々を美しいと感じていた
時代感覚が嬉しい。

きっと、着る物だってそうだし
食べる物だってそうなのだ。

同じようで同じではない。
同じ目線で万葉集を読んだら
大いなる誤解をしているでしょう。
でも、時代の違いを気にしないで
感性で読めばいいのだ。

そんな乱暴なことを思うのですね。

銀杏や線香薫りたる浅草寺 あきオジ

浅草寺

七五三のお参りでしょうか
着飾った親子がいました。
私の年代の人たちは七五三のお祝いなどありませんでした。
したくてもできない時代だったのですね。

この親子のほかに
きっと、どこかにじいちゃん、ばあちゃんがいるのでしょう。
どこにいるのでしょうかね。

その祖父母がスポンサーなのでしょうね。
せめて一緒に写真でも撮らないと
お礼にもならないでしょう。
とにかく、めでたいことです。

そんな馬鹿なことを思いながら写真を一枚です。