あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

石段を登りきれば蔦の橋

2009-11-05 05:36:15 | 日記
御嶽駅前の旅館

御嶽駅を降り、
順路に従い渓流を
整備された順路を進むと
美しい橋に出会います。
その橋を渡り、上流に向かうか
下流に向かうか
そして、駅に向かうか

道がわかれます。
それぞれの思いと目的によって別れます。
ここで「どうしようか」というような迷いを感じる人も少なく
迷わずそれぞれの道に進みます。

御嶽の渓流から細い道を登りきると
国道に出ます。
今日はそのまま駅まで戻ることにしました。
来週あたりが紅葉の見ごろになることが分かりましたので
それで十分です。

紅葉が美しい坂道を登ると
御嶽詣の人が宿泊する人たちのための旅館があります。
宿泊する人が少なくなったのでしょうか
使われなくなった廃屋がそのまま放置されていました。

それもそれ
写真を撮っておきました。
渓流の音しか聞こえない谷底から
坂道を登りきると
突然、車が行きかう音に出会います。

なぜか、騒音としか感じられない。
突然のことですし
乾いた音が耳に馴染めませんね。
でも、十分でした。

渓流の音が残り
紅葉の美しさの前の
色の鮮やかさも堪能しました。

・・・・・・・・・

さあ、今日も仕事です。
ぼちぼち、がんばります。

もう、週末が待ち遠しいです。


秋深し鉄橋渡る電車音    あきオジ

2009-11-05 05:12:57 | 日記
御嶽渓谷

しみじみとした秋の気配が気持ちよく
渓流で遊んでいるのはカヌー
フリークライミングというのでしょうか
大きな岩を用具を使わないで登るスポーツ
絵を描く人
写真を撮る人
釣りをする人
そんな人たちが
多摩の渓谷を楽しく棲み分けています。

この時期、多摩川の上流まで来て楽しむ人は
「穴場」を狙ったかなり熟知した人たちですね。
持ち物も「いかにも」と思わせる専門的なものばかりです。
写真を撮る人はもちろん、高級機ですし
交換レンズをいくつも準備していますし

複数のカメラを吊るしている人もいます。

カヌーも本格的な型式ですし
ウエットスーツも派手で特殊な繊維で作られていることがわかります。

それぞれの楽しみを追い求める。
自分が好きなものにこだわり
ぞんぶんに楽しむ。

そんな時代なのですね。
それでも、まだまだ発展途上ですね。
趣味が趣味の域にあります。

どちらがどうだかわからない。
そんなところまで特化してほしいですし
それでいいと思うのですね。

仕事のために家族を犠牲にし
自分の時間までも会社に投げ出す美談の時代は過ぎたのです。
仕事が生きがいである人はそれはそれよろしいのですが
そうでない大多数の人は自分の自分だけの人生を
楽しむ工夫と情熱が必要であるような気がします。

だって、そのようなエネルギーの配分を工夫をしなかったならば
仕事を失ったあとの日々を心から楽しむのが容易ではないと思いませんか。

ここまできて今日を楽しめる。
本当は、どうか分かりませんが、
そんな風に思えるのです。


ここまでやってくる。
それだけでも素晴らしい休日ですね。

自分を楽しめる。
そうありたいですね。