濃飛樹脂軌道

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EV充電設備:加茂郡八百津町編

2018-02-04 19:52:58 | 電気自動車
おもちゃ病院活動で加茂郡八百津町をよく訪れますが、EV充電器が少ないと判明!
[GoGoEV]で検索しても整備工場(ロータス岩井)の200Vコンセントのみ。
自宅からは近いですが、万一の電欠に備えて整備して頂きたいです。

ここに候補地を数件挙げておきます。
1.八百津町ファミリーセンター(中央公民館)
 ここは八百津町を代表する公共施設、駐車場も広いです。
 市街地にあり役場からも至近なので設置するにはうってつけの場所。
 まずは急速充電器・普通充電器を各1台付けて、混雑するなら増設すればいいでしょう。
2.人道の丘
 八百津町生まれの外交官・杉原千畝を顕彰した公園・記念館。
 駐車スペースはそこそこあり見晴らしのいい高台にあります。
 標高が幾分高いので急速充電器を設けると効果的な場所でもあります。
 飲食店もあるので利用者は少なからず居るはずです。
3.潮南高原
 八百津町でも標高が高い地域、潮南。
 訪問客は少ないかもしれませんが、物販店があるので車の往来はそれなりにあると推測。
 この地域はガソリンスタンドが見当たらないので、今後のEV化を考えると急速充電器がついてもおかしくないです。
4.むらさき野カントリークラブ
 ゴルフ場にEV充電器は付き物といえるほど最近は普遍化しました。
 クラブハウス付近にあると営業時間外は使えませんが…入口付近に時間外でも使える急速充電器を設ければと思う次第。
 久田見地区も人口が少なく将来ガソリンスタンド絶滅の恐れがあります…それなら利用者の比較的多い場所に一般開放の急速充電器を設けるのが最適。
 適当な場所が街中にないので広い敷地で想定しました。
5.丸山ダム
 関西電力八百津発電所があり景観も抜群!
 新丸山ダム建設中ですし、ダムマニアならば一度は訪れるでしょう。
6.五宝の滝
 夏なら涼める八百津の観光名所。その涼しさを利用して急速充電によるバッテリーへの熱ダメージを軽減できるので実は穴場でしょう!?
7.蘇水公園
 ボート倉庫があり、EVが複数台来てもおかしくはありません。
 普通充電器を設置して様子を見れば利用者からアクションがあろうかと思います。

…小さな町なのに色々出しました(爆)
人口の割に面積が広く過疎化もあるのでガソリンスタンド減少を睨むと地域ごとに急速充電器が必要かなと思いました。
同じ話が加茂郡白川町・東白川村にもいえ、そちらはすでに道の駅に整備済なのでそれも参考にしました。
ちなみに八百津町の工業団地にはホンダ絡みの企業があるので、ホンダがEVに本腰を入れたら充電器設置が活発になる可能性があります(フィットEVの量産化を待望します)。

施設利用時間に合わせたEV充電器(持論)

2018-02-04 18:09:38 | 電気自動車
もう他のブログで書かれていると思いますが…各市町村への充電設備要望を書いているので自分の持論も述べます。

設置する物件の特性・利用時間を考えると以下の分類ができます。
1.30分以内→急速充電器

 コンビニ・道の駅・高速道路SAなどが挙げられます。
 電池容量の小さいアイミーブMだと15分で済んでしまいます…トイレ休憩の時間と考えればok
 リーフなど電池容量が大きければ30分でも80%までいきませんが、買い物をすればそんなもんでしょう。
 大容量急速充電器は利用が多くなりますので普通充電器隣接が望ましいです。
※画像の道の駅美濃白川も30kW充電器の隣に200V15A普通充電器が1台あります。
2.30~60分→中速充電器
 スーパーなど小売店、役場など公的機関、食堂レストラン系統。
 これは先客待ちになる可能性が十分あります!充電完了したら速やかに駐車場へ移動を
 この場合も待ちきれない方のために普通充電器併設が望まれます。
3.60~120分→中速充電器or200V普通充電器
 ショッピングモールやアウトレットなどの大型店舗を想定。
 実際の設置例を見ても大型商業施設は中速1台か普通200Vばかり数台、またはその組合わせが多いです。
 2時間充電でも6kWhなのでアイミーブMなら60km走れる計算です。リーフでも40~50kmあれば次の充電器まで余裕で到達かと思われます。
4.180分以上→200V普通充電器
 想定したのはテーマパークなど丸一日滞在できる施設。
 4時間滞在としても200V15A充電なら12kWh。リーフ初期型でも50%充電、アイミーブMなら満充電です。
5.ホテル・旅館など宿泊施設→100V充電器でもok
 宿泊施設での充電は自宅充電以上に時間があります。
 翌朝まで動かないなら一泊二食のプランで12時間以上滞在になるので100V充電でも事足ります。
 16時チェックイン→翌朝8時出発として計16時間。100V10Aで16kWh溜まるのでリーフ初期型の24kWhで約7割、アイミーブなら余裕で満充電!
 電気設備の余裕がなく200V充電できない場合も考えられます。
 100V充電ケーブルを持っているEVオーナーは少ないですが、今後100V充電しかできない施設に出逢う可能性もあるので自分は予算をためて買うつもりです。
 その100V配線も専用回路(分岐なし)でないと電圧降下で充電できない恐れがあります。
※電気設備技術基準より、単芯2.0mmあるいは撚線3.5mm2が最低ライン。

これは2018年に発売されている電気自動車のスペックに合わせて書いてます。今後の容量増大で情勢が変わる可能性があるので実際の設置はワンランク上を推奨。

EVオーナーの皆様へ:100V充電器は非常時のために買うべきです!
1400W以上の携帯型発動発電機があればそれで充電可能。
自宅に太陽光発電設備がある場合も非常災害時の停電等に備えられます…家庭用パワーコンディショナーは大概停電時に自立運転モードに切替えることで100V/1.5kWの出力が得られます。
それを100V充電ケーブルにつなげれば車を蓄電池代わりにでき夜間の停電に対処できます。
三菱アイミーブ・ミニキャブミーブ用のミーブパワーボックスは100V/1.5kWを出力可能…あとは長くなるので別記予定。