平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い303 宗教の、世界平和実現に対する責任 

2016-01-11 09:55:46 | 日記
平和への希い303 戦後71年 
    宗教の、世界平和実現に対する責任     2016.1.11.

 1月11日、今日は何の日?「今日は何の日カレンダー」より
▲カエサルがルビコン川を渡りローマに入る(BC49)
▲イスラム教の祖マホメットがメッカに入城(630)
▲日本初の自然銅を武蔵の国秩父郡が献上、元明天皇はこれを喜び、元号を
 「慶雲」から「和銅」に改元(708)
▲幕府、鉄砲づくりを開始(1615)
▲伊豆七島が静岡県から東京府に移管(1878)
▲イギリスで30歳以上の女性に参政権。ちなみにアメリカは2年後、日本は
 占領軍の指示で1945年(1918)
▲東京でスモッグ警報、初めて発令(1965)

ムハンマド(西洋訛りでマホメット)が630年1月11日にメッカ
入場を果たし、2年後に亡くなりました。
ムハンマドが一夜のうちに昇天する旅(一夜にのうちにメッカのカアバ
宮殿からエルサレム神殿まで旅をした)をし、昇天した場所に建てられた
のが「岩のドーム」、「アル=アクサー・モスク」で、イスラム教の聖地と
なっています。この近くには、ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」、キリスト教の
聖地、イエス・キリストが復活されたとされる「聖墳墓教会」がある。

もともと、ユダヤ・キリスト・イスラムの3つの宗教は、「アブラハムの
宗教」と呼ばれ、起源が一緒だそうです。仏教を起源に、真言・浄土・日蓮
など宗派に分かれているのと似ていますね。

今、中東では、ユダヤ教のイスラエルとパレスチナなど周辺イスラム教の国
との紛争、十字軍にさかのぼるキリスト教とイスラム教の確執、イスラム教
同志「シーア派」と「スン二派」の泥沼主導権争い、と起源が同じ宗教が
入り乱れて武力抗争に明け暮れています。
人間を救うべき宗教が、人を殺し合っている様子を宗祖の皆様は嘆いている
のではないでしょうか。

今こそ、すべての宗教は人類を救うという根本に立ち戻って、殺し合うこと
を止めさせ、「話し合い」で平和を築くために責任を果たすべき時ではない
でしょうか。