平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い310 戦争、テロ、ああ「シーシュポスの岩」

2016-01-18 06:57:20 | 日記
平和への希い310 戦後71年 
    戦争、テロ、ああ「シーシュポスの岩」     2016.1.18.

1月18日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
▲応仁の乱(1467)
▲江戸に明暦の大火(振袖火事)。死者は約10万人(1657)
▲富山で米騒動(1890)
▲大逆事件の判決が下る。死刑24人(1911)
▲パリ講和会議開催(1919)
▲上海事変 (1932)
▲授業料値上げに対し早大生がスト(1966)
▲福岡県の三井三池・有明鉱で坑内火災が起こり、83人が死亡(1984)
▲天皇の戦争責任について発言していた長崎市の本島等市長が右翼団体の男に
 ピストルで撃たれ重傷を負う(1990)

過去の1月18日は、紛争や事故・事件が多かったみたいですが、
1919年1月18日、第一次世界大戦の講和会議がパリで行われた。
しかし20年も持たずに第二次世界大戦が始まった。
植民地を多数持つ、裕福な英仏などに対して第一次大戦の負債や不況に苦しむ
独や植民地帝国主義に割って入ろうとする新興国日本などの『国益』がぶつかり
合って、国際連盟が事実上崩壊、またも世界大多数の国々を巻き込んでの戦争に。
   

人間の知恵ってどうなっているのか、暗澹たる気持ちです。
ギリシャ神話の「シーシュポスの岩」が現実になっているようで、先人の知恵と洞察
に目を見張ります。
 『シーシュポスが、罰として山(丘)の頂上へ、岩を押し上げるという作業を
命じられるのですが・・・・、もう少しで頂上という瞬間、岩は、自然と転げ落ち、
再び、岩を押し上げる作業を、延々と繰り返すという罰です。』

届きそうで届かない人類の平和。何とかしなければ、神の罰として永遠に「シーシュ
ポスの岩」を繰り返すことになってしまう。

戦争とテロのスパイラルを止めるためには「何が何でも『話し合い』で決着を図る努力」
しかない。「どうやったら話し合いの土俵をつくれるか」の知恵を結集しなければ。