
昨年に今頃は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡って、米朝トップの威嚇・罵り合いから一転、シンガポール
でのトップ会談(6月12日)が、融和への期待もあって、世界中の関心が集まっていた。
現在は、米中貿易戦争で世界経済が大混乱、南沙諸島を巡る武力誇示の泥沼、米中2大国が、真っ向から
対立、昨年の米朝対立とは次元が違う、世界平和が吹き飛び、人類の滅亡に繋がる危険がある。
シンガポールで行われている、アジア安全保障会議で、中国国防相は、
「(貿易摩擦について)対話したいならドアは開いている。戦いたいなら戦う。準備はできている」
「(ファーウェイの禁輸措置について)ほかの国が民間企業に制裁を加えることには反対だ」
「(南沙を巡る、米の航行自由作戦について)力を見せつけていることが問題だ」
「(台湾問題について)台湾を中国から分裂させようとするなら、中国軍は戦争も一切の代償もいとわない」
「戦争になれば、世界にとって災難だ」
と、米国に歩み寄りを求めている。
中国は、安保問題でも、貿易摩擦でも、強気の立場を示しているが、対話を通じて解決したい意向のようだ。
そりゃそうでしょう。
米中戦争になったら、双方は核兵器の応酬で、両国は廃墟になるのは目に見えている。
世界各地の米軍基地や中国軍基地を抱える国々は、広島長崎の比較にならない惨禍を受け、放射能は世界の
空を駆け巡り、人類ばかりではなく、地球上の生命体は絶滅の危機に直面するのである。
日本の憲法第9条、「武力で紛争解決はしない」「軍隊を持たない」を、全ての国が今こそ、真剣に「国是」
とすることを考える時である。憲法9条は、紛争解決の究極の理想なのだ。
核兵器を廃絶し、軍拡競争を止めることである。
特に核兵器は、自爆を辞さないテロリストや狂人独裁者の手に渡る危険を避けるために、急を要する。
軍備に掛ける税金を無くしたら、膨大な額が福祉などに回せるのだ。
お互いに、軍隊なければ、否応なしで、「話し合い」で解決することになる。
ウォーキング中に出会った花々です。



6月3日、「今日は何の日カレンダー」より
測量の日(国土地理院1989)、ムーミンの日
▲荘園整理令発布(1040)▲オランダが西インド会社設立(1621)▲ペリーが黒船4隻を率い浦賀に来航(1853)
▲カルピスの広告が新聞に初掲載される。「初恋の味」のキャッチフレーズが大評判(1924)▲日独伊が蒋介石の
国民政府を正式に承認(1929)▲イギリス、王位を捨てたウィンザー公エドワード8世が、離婚した元シンプソン
夫人ウォーリスと晴れて結婚(1937)▲アナウンサーが街頭で人々に意見を聞く「街頭録音」第一回放送。
テーマは「貴方はどうして食べていますか」(1946)▲阪急の福本豊、盗塁939の世界新記録(1983)
▲雲仙普賢岳で火砕流発生。警官、消防団員、火山学者らが巻き込まれた。死者・不明者34人(1991)
▲プロボクサー、モハメド・アリ亡くなる(2016)