
川崎で、児童らが殺傷された事件直後に、東京・練馬で、父親が、中年引きこもりの44歳のわが子を刺殺
するという痛ましい、重すぎる事件があった。
「川崎の児童など殺傷事件が頭に浮かび、他人に危害を加えてはいけない」というお気持ちがあったようだ。
同じように、中年の引きこもりを抱えていた方が周りにいます。
外国に10年程住んでいた息子さんが35歳ごろ帰国。
麻薬に毒されていたらしく、幻覚や幻聴、被害妄想などひどく、首つり自殺未遂や、包丁を振り回すなど
戦々恐々の毎日が10年程続いたようです。
世間に迷惑を掛けそうになったら、「刺しちがえて死のう」と覚悟を決めていたとのこと。
息子さんは、45歳の秋、朝、急死し、10年に及ぶ引きこもりが終わった。警察医の検視結果では、急性
虚血性心疾患だった、とのこと。
亡くなって、悲しみより、「ホッとした」気持ちになった。
引きこもりの10年間、「自殺未遂の時に、死んでくれていたら」と何回も思った。
死んでしまっても「ホッとした」気持ちになった。
これが親なのか、これが人間なのか、と苦しみ出した。
何が出来たか、どうすればよかったのか、と結論が出ようもない「煩悶」を繰り返しながらも、息子の死を
望み、死んでホッとした自分を許すことが出来るのか、と苦悶の毎日が続くようになった、というのです。
「今回の、東京・練馬のお父さんが、顔を隠そうともしないで、黙々と警察に向かう姿をみて、
『私は、息子の命も、気持ちも、全部背負って行きます』という強いお気持ちが表れているようで、
私の『息子の死に対する自分を許せるのかという苦悶』の一部まで背負ってくれている思いがしました。
練馬のお父さんに、心の中で、手を合わせています」と言っていました。
マスコミやメディアの、お父さんお気持ちやお子さんの育ち方など、評論家を交えた憶測報道がつらい。
そっと見守る、警察などの発表事実だけを、淡々と報道するにとどめて欲しい。家族への取材は絶対止めて。
ウォーキング中に出会った花々です。




6月4日、「今日は何の日カレンダー」より
歯の衛生週間(厚生省・文部省・日本歯科医師会6/4~6/10)、虫の日(日本昆虫クラブ)ムシの日(福島県常葉町、
日本ペストコントロール協会)プロポーズの日(6月第1日曜日 全日本ブライダル協会1994)
▲松前奉行が露艦長ゴローニンを国後で逮捕(1811)▲中浜万次郎、太平洋を漂流アメリカ船に救われる(1841)
▲人情本、発売禁止(1842)▲招魂社から靖国神社に改名(1879)▲京都に日本初の水力発電所完成(1892)
▲虫歯予防デーに決められる(1928)▲関東軍により奉天近郊で張作霖が爆殺(1928)▲台風の呼び名、外国女性名
から発生順の番号に(1953)▲全国で560万人参加の安保改正阻止第一次実力行使(1960)▲日本テレビ
「シャボン玉ホリデー」の放送が始まる(1961)▲島根県中部地震(1978)▲中国、民主化運動を武力弾圧
(天安門事件)(1989) ▲ソ連・ウラルで天然ガスパイプラインのガス漏れ爆発、通りがかりの列車2本が吹き
飛ばされ607人死亡(1989)▲毛主席夫人で文革時代の4人組のリーダー江青女史が自殺(1991) ▲サッカー
日本代表、対ベルギー戦で2-2の引き分け、ワールドカップ初勝ち点(2002)▲静岡空港開港(2009)
▲民主党菅直人第94代内閣総理大臣に(2010)▲DJポリス渋谷に(2013)