平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1542 殲滅か玉砕か

2019-06-21 10:14:58 | 日記

沖縄は、明後日の6月23日に、74年目の「慰霊の日」を迎える。
1945年6月23日は、日米両軍と民間人を合わせて20万人の死者を出した沖縄戦が、終結した日。
沖縄県民の4人に1人が亡くなった。

沖縄戦を制した米軍は、「ダウンフォール(全滅、殲滅)作戦」で、東京陥落を目指し、日本各地へ上陸、
日本人を殲滅する計画を立てた。
一方、軍部は、「1億玉砕」と、長野県の山の中に穴を掘り、ゲリラ戦で対抗しようとしていた。
米軍は、原爆や先鋭兵器での「殲滅」作戦、方や日本軍部は、竹やりでの「玉砕」作戦。
日本軍部は、日本人全死を覚悟。米軍としても、膨大な犠牲は払わなくてはならない。

1945年8月15日、天皇の「無条件降伏」宣言で、殲滅作戦も玉砕作戦も無くなった。
殲滅も、玉砕も、日本本土から「日本人」を抹殺するということだった
戦争という、動き出したら止まらない殺戮戦。国が、守るべき国民を犠牲にするのだ。
勝っても負けても、数百万の犠牲者を出して、どのように「良かった」と言えるのか?

沖縄の74年目になる「慰霊の日」を、「世界から、無益でバカバカしい戦争を無くす日」として、
日本は、世界に訴え、平和実現の旗手にならなければならない。

危機を煽り、米製新兵器を同盟国に売りまくる「死の商人」トラさんの尻馬に乗って、新兵器を買わされて
いる場合ではないのですよ、晋さん。
新兵器を使うことになったら、人類滅亡への道を突っ走るのですよ。新兵器は、無用の長物なのです。

ウォーキング中に出会った花と、ストリートで展示されていた爬虫類。

6月21日「今日は何の日カレンダー」より
◆夏至(二十四節気のひとつ。陽熱が最も高くなり昼間の最も長い日)
▲大伴家持、越中守になる(746)▲高床式の校倉作りで有名な正倉院に聖武天皇の遺品が献納(756)
▲義経、平宗盛を討つ(1185)▲アメリカ独立憲法、施行(1788)▲日本がユネスコとILO(国際労働機関)
に加盟(1951)▲近畿日本鉄道、冷房特急の運転開始(1957) ▲64年東京オリンピックから柔道・バレーボール
が正式種目に決まる(1961)▲都営地下鉄・京急・京成の相互乗り入れ開始(1968)▲新党さきがけが結党
(1993)▲円が1ドル100円を切り、円高急進(1994)▲全日空機がハイジャックされる(1995)▲やま
りん事件で逮捕されたッ鈴木宗男衆議院議員に初議員辞職勧告可決(2002)▲フィリピンで大型フェリー沈没
死者700人以上(2008)▲富岡製糸場世界文化遺産に(2014)