森友学園への、国有地格安土地売却した時の、近畿財務局の決裁文書改ざんさせられたことを苦に自殺
した赤木俊夫さんの奥様が、起こしていた、「夫は、改ざんを強制されたことが原因で自殺した」、
「改ざんを指示した、佐川元国税庁長官に,改ざんが何のために行う必要があったのかの説明と損害賠償を
求める」裁判、11月25日、大阪地裁で判決あった。
判決結果は、国家賠償法で決められている、「公務員が、職務で、他人に損害を与えた時は、国が賠償
責任を負う」ことを判断基準にして、「佐川元国税庁長官に損害賠償責任はない」、となった。
2021年12月、赤木さんの奥様が、国を相手に起こしていた、改ざんで自殺されたご主人の損害賠償
請求裁判で、国は、初めは、争う姿勢だったが、損害賠償責任を認め、約1億円全額を支払うことにして、
裁判を終わらせ、改ざんと自殺の因果関係を明らかにすること無く、「臭いものにふた」したのです。
今回の大阪地裁の判決でも、「改ざんと自殺の因果関係を明らかにし、謝罪を求めた」ことについては、
「道義上はともかく、法的義務はない」と、明らかにする必要なし、なのです。
赤木さんの奥様が、損害賠償金を勝ち取るためではなく、一番知りたいことは、「ご主人が、何故、自殺
しなければならなくなったか、誰が何のために、改ざんを命令したのか」を裁判で、明らかにすることで、
二度とこのような悲劇を起こさないようにして欲しい、と言う強いお気持ちだったのに、「臭いものに
ふた」されてしまったのです。
私達国民だって、知る権利があり、国のやり方は、絶対納得できない。
改ざんは、明らかに、安倍元総理の、昭恵夫人が関与した事実をウヤムヤにすること、だったのですから。
森友学園への、国有土地を格安で売ることになった責任が昭恵夫人にあったことを、真摯に受け止め、
安倍元総理と昭恵夫人が、早く陳謝していれば、赤木さんの自殺は無かったことだけは、明白です。
改めて、赤木俊夫さんのご冥福をお祈り申し上げます。
今日は何の日
税関記念日(大蔵省1952)、太平洋記念日、親鸞聖人忌、にわとりの日(日本養鶏協会1978 毎月)
▲浄土真宗の開祖、親鸞上人没。90歳(1262)▲マゼランが、 マゼラン海峡を通過して太平洋に(1520)
▲ハワイ独立(1843)▲徴兵令の詔書(1872)▲1859年に長崎、神奈川、函館に設置された運上所が「税関」
と改称される(1872)▲北海道初の鉄道開通(1880)▲わが国初の洋式社交クラブ・鹿鳴館開館(1883)
▲高柳健次郎、日本初のテレビの公開実験(1982)▲富士山で東慶日大生が雪崩で集団遭難、死者15人
(1954)▲東北・上越両新幹線起工式(1971) ▲国鉄分割民営化法成立(1986)▲日蓮正宗が創価学会を破門
(1991)▲ノルウェー、国民投票で、EU加盟否決(1972年にも否決)(1994)▲熱帯降雨観測衛星
打ち上げ(1997)▲東名高速で飲酒運転事故(1999)▲岩手で飲酒運転の「車が小学生の列に突っ込む
(2000)▲広島高裁1票格差4.77倍の第23回参議院選を、違憲で無効と判決(2013)▲北海道渡島小島
に不審船(2017)