今朝の、NHKラジオ深夜便、「明日へのことば」は、100歳の、裏千家茶道の、前家元、千玄室(せん
げんしつ)さんのお話しでした。私の「平和への希い」に、ピピッと来て、感動しました。
学徒動員で、海軍に入隊、特攻隊で、出陣直前に、特攻隊員養成指揮官に任命され、戦死を免れたのです。
ですが、本人は、400人余の同期の戦友が、特攻隊で出陣し、戦死して行ったのに、自分だけ生き残った
ことに、苦しんだことを涙ながらに、話されていました。
終戦直後、進駐軍は、戦争を起こしたすべての原因を取り除こうと、財閥解体や農地改革、教育制度の見直し
など、行った一環として、茶道の精神、家元制度なども追及したようです。
千玄室さんのお父さんは、英語が良くできた方で、アフター ユー(after you)のこころを大事にする茶道
は、心の平安を紬だし、人々の心を穏やかして、争いを避けるためになるのです、と、説得されたとのこと。
お父さんの教えを引き継いだ千玄室さんは、戦後、茶道を通して、世界平和を訴え、70カ国を超す国々を
訪れ、国のトップ政治家は勿論、行った先々の国の皆さんに、茶道の心を伝えられたのです。
「お茶室に入れば、全ての人は平等で、人種も、身分の上下もない、アフター ユー(お先にどうぞ)と、
奨めあう、心が穏やかになる。
全ての人が、アフター ユー(お先にどうぞ)との心になり、他人を思いやる気持ちになれば、争いは起き
ない、戦争は無くなるのです」と。
千利休は、織田信長などが、戦争を無くすために、統一のための戦争を繰り広げていた戦国時代に、茶道の
世界から、人の心を穏やかに治めることで、争いを無くそうと、したのでしょう。
千玄室さんは、100歳になられても、なお、体験された、心を破壊する戦争は、絶対にしてはならない、と、
争いにならないにように、心を穏やかに治める、アフター ユー(after you)、お先にどうぞ、と他人を思い
やる茶道の伝道者として、カクシャクとしていらっしゃる。感動しました。拍手です。
先日、ベランダのパセリの辺りで、キアゲハが、ウロチョロしていました。卵を産み付けていたのです。
こんな幼虫が、7匹いました。
ご近所のハイビスカス、バラ、手入れが良く、次から次と咲いています。
9月24日「今日は何の日カレンダー」より 清掃の日、環境衛生週間(~10/1)、結核予防週間(~9/30)
▲メートル原器制定(1872)▲西南戦争終結。西郷隆盛自刃(1877)▲大日本相撲協会設立(1925)
▲ネール首相から象のインディラ嬢が贈られる(1949)▲国鉄指定席の予約「みどりの窓口」開業(1965)
▲「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行(1971)▲世界初、英登山家がチョモランマ登頂に成功(1975)
▲フランスの超高速新幹線TGVが時速300キロの世界最高スピードで営業を開始(1989)
▲高橋尚子、シドニーオリンピックの女子マラソン優勝。女子陸上で初の金メダル(2000)▲有楽町そごう
が閉店(2000)▲895ヘクトパスカルの強大ハリケーンルイジアナに上陸死者125人(2005)
▲麻生内閣発足(2008)▲尖閣諸島中国漁船衝突事件の中国人船長を処分保留のまま釈放(2010)
▲サウジアラビアのメッカで、巡礼群衆雪崩事故圧死者2181人の惨事(2015)▲米中貿易戦争で米中が、
第3弾の関税処置を発動(2018)▲トランプ大統領が、バイデンの長男が取締り役をしていたウクライナ
石油会社の疑惑について、ウクライナ軍事支援を使って、バイデン追い落としのための情報を取ったとして、
下院議長(ペロン;民主党)は、「米国の安全保障と引き換えに、政敵への妨害を試みた」と、トランプを
弾劾することに決定(2019)