城郭 長谷川博美 基本記録

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高嶋学、伊勢学、伊香学、浅井学、長浜学、坂田学、米原学、鳥居本学、彦根学、犬上学

2021-04-19 03:37:36 | 城址見学会予定 
城郭ビイスタ論 上文字クリック
北近江城郭鳥瞰図 上文字クリック

高嶋学、伊勢学、伊香学、浅井学、長浜学、坂田学、米原学、鳥居本学、彦根学、犬上学
▼米原 磯山城は非常に遺構が広範囲に広がる巨大城址。
◆質問者
何故虎ヶ城ではなく「トラカシロ」なのですか?

◆長谷川
正式小字名称が遺跡名称です。原典採用が基本です。
トラカシロの小字を勝手に後世の人が虎ヶ城とする
事は地名学的には厳格性を欠く事に繫がる訳ですね。
小字帳と言う原典に忠実な「トラカシロ」表記です。


城址 磯山城 見学会
参加 面識なき人 一般様 大歓迎します。
主催 『城歩会』城郭見学意識向上委員会
講師 元滋賀県中世城分布調査現地調査員
   滋賀民俗学会理事 長谷川博美
協力 彦根犬上『関森会』
   米原『城歩会』
   余呉城郭研究会
   北近江歴史研究会  
城主 浅井亮政 磯野丹波守 松原氏 磯崎氏等
規模 東西約2㎞
曲輪 大小30ヶ所以上
特徴 二重堀切 竪堀 犬走
集合 令和3年4月24日 午前10時 受付
米原市 中多良 セブンイレブン裏 駐車場

各自用意 弁当携帯食飲料 登山靴 手袋等
資料 A4/20ページ相当、A3/10ページ印刷
参加費 1000円
保険 適応
予約 不要  飛び入りの人となたも参加OK
メール予約可能
地図 アクセス  
名神米原ジャンクションより約10分 
JR米原駅 西口より徒歩約20分 タクシー5分
▼磯山城大図面製作に打ち込む著者の近景

◆一般人
磯野丹波守員昌って無名の武将でしょね?

◆みんな
それは貴方の認識です著名な武人ですよ!
江州名誉の俊傑です!江州は近江国滋賀!

◆高島人
      磯野t丹波は高島市に織田信長から領地を
貰い生活してました。高嶋に所縁ある武人で
織田信長を狙撃し高嶋に潜伏した杉谷善住坊
を捕縛した経緯も『信長公記』に記されてる。

★驚愕の二重堀切と真「まこと」の世界★


◆彦根犬上の磯山城見学者
4月10日の磯山城見学は、一言で言うならば
ミミズみたいな城だと思って磯山城行ったら
ミミズではなくトンボの様な形状の立派な城
の現実を見て大変驚きました。正直仰天した。

◆みんな
ミミズみたいな城とは誰かに洗脳された刷り込
みですよ!うわさや印象や風評は集団心理の
弊害に陥る視野的危険性も常に潜在してます。
城郭見学者とは現地を冷静確実に見る事が基本!
二重堀切が磯山に無いと言うウワサや虚説より
磯山に二重堀切が現存する現実こそが大切!

◆長谷川
 ミミズがトンボに見えたと言う比喩は全く
貴方の認識力が進歩捗して城郭立体視認力が
が向上した証拠、貴方がトンボの羽根と表現
されているものは現地の巨大な竪堀や二重堀
切を改めて意識、認識された事を示唆します。

▼竪堀「磯山城」は非常に巨大な遺構である。

▼二重堀切「磯山城」驚くべき磯山城の遺構である。

◆反論者
違う!長谷川さんが勝手に言っているだけの事だ!

◆長谷川
『近江の磯野氏』に収録された磯山城の二重堀切
磯野太郎・磯野員彦『近江の磯野氏』1984年より

◆みんな
スゴイ!二重堀切は江戸の往古から認識されていた!
令和に生きる米原人彦根人も謙虚に二重堀切見学を!
これある意味正統派の坂田学米原学彦根学と言える!

◆対談者
令和3年4月10日は米原の磯山城見学には各地から
名士、有識者、某町元教育委長までも参加された!
4月24日も見学会が米原市中多良セブンイレブン裏
に午前10時に集合すればどなたでも参加可能です。

▼磯崎の岩礁の景観 万葉集にも登場する絶景

▼米原磯の伊香小屋の地名 伊香郡に因む小字名称

◆長谷川
元伊香郡の人は4名参加された。米原磯に伊香小屋
の地名がある事に『高月史談会』の人も驚かれた。

◆高月人
私は元会員です。既に『高月史談会』解散し消滅。
▼赤尾山城の堀切と土塁写真。

◆長谷川
この長浜市赤尾山城の一文字土塁は佐和山城の西之丸
一文字土塁にも影響を与えた事でしょう。伊香郡高月
の赤尾山城も伊香郡から磯山城や佐和山城に移動した
湖北武士の事考えるべきでしょう。佐和山城の法華丸
も伊香郡木ノ本の石道法華寺の衆徒の移動と関係ある
と私は推測します。伊香郡の赤尾氏とはまた米原市の
近江長岡にも移住しています。前投稿記事の
『山東町の赤尾の殿さん』を御覧ください。

◆長谷川◆一文字土塁仕切り土塁ミニ講座!
赤尾城のシンプルな一文字土塁の話題が出ましたが
一文字土塁を皆様と見学して来た回想をしましょう!

①米原地頭山城 これは鎌刃まつりに招聘された時
にみんなで見学した米原市寺倉の地頭山城の一文字

②賤ヶ岳城
これも令和3年5月29日ウッデイパル余呉で柴田勝政陣
と賤ヶ岳城見学会で見学予定の賤ヶ岳城の仕切土塁です。



③鎌刃城一文字仕切土塁
この城の仕切り土塁も何度も何度も見学しましたね?
④佐和山城の一文字仕切土塁も何度も何度も見学した。

◆城探訪者
あかん!俺は全部見逃してるわ!城跡全く見てない!
自分が城を通過する人である事を今初めて自覚した!
確かに串物は竹串を食べる事でない食材の味と形や!

◆みんな
一旦停止車線も踏切も赤信号も必ずよく確認しないと!
城だって一文字土塁や二重堀切見ずば城見学と言えぬ!

◆長谷川
4月24日の磯山城見学会でも一文字土塁を見学します!

◆高月人
あのう~すみません。4月10日の磯野山城見学会は城
が余りに大きく衝撃を受けた。24日再度参加させて頂
いて宜しいか?伊香小屋地名にも驚き二重堀切も仰天!

◆長谷川
どうぞ、今回は前回と全く異なる見学行程や前回見学
出来なかった曲輪や竪堀群も見学する予定をしてます。

◆エイトマン様
そんなの最初から磯山城が巨大な城だと解ってる訳で
しよ?私は勿論謙虚に再度磯山城を見学し直します!

◆長谷川
二回目の人は参加費無料です。一緒に勉強しましよう!

◆対談者
残念ですね!『高月史談会』に長谷川先生が招かれた
ら赤尾山城磯野山城米原磯山の伊香小屋地名も学べた。
郷土歴史を深く知る機会が消滅する事は非常に残念だ。

▼赤尾山城の曲輪群写真


◆高月人
だから私は更に長谷川先生の磯山城見学に参加した。
先生に付いて行けば新規発見がある事は必定確実だ!

▼4月10の記念写真  次回は4月24日実施


◆長谷川
長浜坂田の歴史を学ぶ為長浜地域元長浜住民の人も
多数参集を賜り厚く改めて御礼を申し上げます。

▼坂田郡の城の一型式

◆生月様『余呉城郭研究会会長』
長浜横山城や名越超え城や浅井小谷城大嶽城月所
丸に二重堀切が存在しますが一般の城探訪の人は
二重堀切見ない城探訪の人は二重堀を見てません。
キッチリ二重堀切を指導されるは長谷川先生だけ。

◆みんな
二重堀切を見ない事は城見学でなくて城通過だ!
城を通過する。城に訪れる。城跡見学する様々
な趣味や価値観が世の中に存在する事を認識!

◆対談者
それ浅井学や長浜学の世界ですね?旧長浜市は
近江国坂田郡に属する街市街!坂田学とも言える。

◆長谷川
それ仕方のない事ですよ。現代社会は、城祭り
や城で町興、城ハイキング、城探訪が大流行で
二重堀切と城郭遺跡を見学する意味や見学文化
や見学意識が基本的に全く無くて本当に残念!

◆野鳥観察者
昔バードウオッチングが大流行した時も本当に
野鳥を見学してた本物の野鳥見学者など無い!
流行は世俗に流れ去る一時の流れに過ぎない!

◆対談者
そうです。城郭遺跡見学される人は一般人に全く
存在しない1万人に1名の割合でしか存在しない。
本気で城址を見学する「気」がある人探してる。

◆長谷川
 10万の自治体なら10人しか現実に城郭見学者は
存在しないと言う厳しい現実や現状が存在します。
つまりは9999人対VSたった1名と言う現実です。
時に9999人が二重堀切はおろか城自体全く見ない
よと主張されたら私は一万人の中の弱い少数の1人。

◆対談者
私達米原『城歩会』極めて少数組織で社会的弱者
城探訪や城旅行の人達が我々の会員名簿の盗撮や
勧誘に訪れて私達が希望する城郭遺跡見学なる分
野が消滅し遺跡見学分野消滅する危機は困るわ!
真剣なの!のほほんとしてるが本気で真剣なの!

◆長谷川
できうる限り城郭見学を希望する少数集団『城歩会』
を存続する事は至難の事!会員各位が神経質になる事
は解りますが、しかし本来私の性格は来るもの歓迎!
去る者追わずの柔軟派!のほほん、お気楽で、和気
あいあいの、素朴派です。堅苦しくないお気楽な人。

◆反論者
そもそも二重堀切って長谷川さんが勝手に創作した
造語だよ?そんな物は元々坂田郡には存在しません!

◆みんな
磯野家の磯山城古図にも二重堀切が書かれてます!
磯野太郎・磯野員彦『近江の磯野氏』1984年にも!


◆対談者
そうそう、米原醒ヶ井の江龍奥の城も典型的二重堀切!
何で坂田郡の人や米原の人が素直に城を見学しないの?



◆対談者
1円捨てる者は1円に泣く!侮らない謙虚な心が大切!
二重堀切を見なければ坂田人の心を持ち合わせない!
本当の坂田学、本当の鳥居本学米原学とは一体何ぞ?

◆反論者
選挙は得票数で決定す!民主主義は多数決で決る!
世の中は員数で正義が決定!員の論理が勝組だよ!
講演や城探訪で2重堀切などは全く無用の長物だ!

◆対談者
もし?我々の先祖の伊香郡や浅井郡や坂田郡、また
犬上郡の人々が元来二重堀切を強く意識していた事
が判明すれば貴方は坂田学に正面切って取組まない
坂田郡の歴史や心を先祖達の事跡を無視して郷土史
を進捗展開しようとする令和の人々なのでしょうか?

◆長谷川
 去る4月10の磯山城見学会では私は参加者には
先ず現場の二重堀切を自分の目で確認される事を
お勧めを申しあげました。二重堀切を文字や絵
や概念で捉える事でなく各自の肉眼で実地に認識
する事を申し上げた。城郭見学の根本たる謙虚さ
反省の上に城郭研究とは成り立つ内省的な学問!
如何に反省し歴史研究を軌道修正して行くかです。

◆質問者
そもそも近江高月の『磯野氏』は磯山城の二重堀切
を意識していたでしょうか?ズハリ答えて下さい!

◆長谷川
ズバリ答えます。近江磯野氏は磯山城の二重堀切を
意識していました。彼らは零落した一族と言へども
『信長公記』には磯野丹波守は伊勢戦線に2度出陣
信長に対抗し佐和山城に8ヶ月も籠城する武辺一徹
の士族磯野氏です。『近江の磯野氏』の磯山城図
は二重堀切を明確に描写する。これ伊香郡人の心
で坂田学の心でありまた米原学の真髄と言えます。
◆長谷川
この絵図二重堀切が明確に磯山城に描写されてます。
昭和63年磯野太郎様から長谷川父子へ謹呈の図書。


◆対談者
これは昭和63年の事よ1983年の事今は令和2021年
それ見てみなさい!我々の先祖も磯山城の二重堀切
を意識していたのですよ!こんな大切な事を見落と
して何とします?長谷川先生!4月10日に磯山城に
無念にも参加出来なかった志ある向学の人に是非と
も当日の資料を全てを郵送してあげて下さい!それ
が私達の真心真実!真の城郭遺跡見学の道ですよ!
4月24日再度見学会を開催磯山城勉強会をします!

◆一般者
何と言う劇的な米原磯山城見学会!直情真心に感激!
長谷川先生の米原公民館での講座も御御案内下さい!


滋賀民俗学会 理事 長谷川博美 米原公民館連続講座
◆米原公民館様よりの電話

〒521-0016
米原市下多良三丁目3番地
連絡先
電話番号 0749-52-2240

長谷川先生以下の日程で歴史民俗学の講座講師
を御願いする予定です。開講人数も、集まって
おられます。追加参加者様が有れば受付します。
先生には城郭だけに限定せず民俗学をも含めた
活かした楽しい参加者自身が考える米原学推進
を願います。

滋賀民俗学会理事 長谷川博美 連続講座

講座タイトル
『お城造りから見るお城と人物伝』
各回参加費500円を公民館で徴収
資料は現実受講される人のみ限定

令和3年2021年
1 5月27日木曜 10時~11時 3A研修室
2 7月29日木曜 10時~11時 3A研修室
3 9月30日木曜 10時~11時 3A研修室
4 11月25日木曜10時~11時 3A研修教室

令和4年
5 1月27日木曜10時~11時  3A研修室
6 3月24日木曜10時~11時  3A研修室

◆質問者
Unknown (米原市民)ですが城郭の図書も近江
図書館で普段からよく読みます。自称城郭通
ですが、江龍奥の城なんて聞いた事も見た事
もないのです長谷川さんの鳥瞰図を拝見する
と素晴く緻密巧妙で米原市民なら当然知とる
べき城である事に驚きますよ。米原磯山城の
磯野氏の古図の二重堀切の存在も全く知りま
せんでした。ましてや磯山城に現実に二重堀
切があるなどは全く思いもよらなかった事で
私の城郭知識とは遅れているのでしようか?

◆長谷川
人の生命は限りがあります。城郭にも郷土史に
も強く興味を抱きながら自分の住む町の裏山に
巨大な城郭遺跡が残る事さえも全く知らずに、
確認出来ずに一生を終えられる郷土史家もいる。
かと言って遠方の都市からもう既に米原の未知
の城郭を既に知っている人も多数いる事。これ
は自分が図書館で読んで得られる知識や自分が
住む自治体で受講する範囲内、知識内の既知の
米原市の城郭論が既に固定概念が脳内存在する
と思われる。そう言う意味で今回米原公民館の
歴史民俗学の講師として篤志ある方の推薦を賜
り講座が開ける機会を得た事は市民自身が自ら
考え城を学ぶ機会と謙虚に受け止めております。

追記
講座に御参集の皆様の意向に適うような内容に
したいと考えておりますが、私は自身民俗学も
城郭研究も、文献『信長公記』解説講師も長年
つとめて参りまして、私の講義内容とは各会に
より全く別分野の講師が来たのかと思える変化
と多様性を帯びたものになると。聴講客さまが
私に一体何を求めているのか?全く解らない時
があり苦悩する日々が現実には続いております。
その様な時には長谷川さんこの路線で学びたい
この路線こそ進展させましょうと助言を賜れば
的を得た充実した講座の内容になると思います。


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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-04-15 17:30:29
二重堀切なんて長谷川先生独自の偏った研究視点かと正直軽視しておりました。ところが磯野氏自体も磯山城の
二重堀切を意識して描いています。これは米原学や坂田学を今一度原点に返って学び直す坂田郡米原の精神性の根本だと思います。とにかく興味深々の投稿内容です。たいへん興味深く驚きに接して読ませて頂きました。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-04-17 13:19:30
磯山城の二重堀切の絵図を見て驚きました。私は磯山城に行ったが二重堀切など全く見ていませんでした。長谷川先生の城郭遺跡見学は、もしかしたらに本来は我々が一番学ぶべき城郭の基礎やオーソドックスな基本学ではないかと最近思います。片仮名のイロハや平仮名のあいうえやローマ字のABCにも通じる基本の基本が二重堀切だとしたら我々は坂田郡の城の事を根本的に解ってなかった事を意味します。長谷川先生二重堀切の指摘ど゜うもありがとうございます。勉強になりました。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-04-17 13:27:51
いやはやスゴイ内容の投稿になっいています。我々人間は学習する事を「ならい」や「手ならい」と言って摸倣し真似しコピーする事が学習の基礎にありますが、摸倣は猿真似でも出来ます。コピーならコピー機がしてくれる。我々人間とは「気付く」気づきとよばれる「きづき」を全く最近、忘れていました。単純な事に気付く事の大切さを学びましたね。その単純な事に気付く感性を持っている人は実に
少ないとも希少とも言えます。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-04-17 13:33:30
脳内のフィラメント(filament)が点灯する。脳内の電気ランプが突然ヒラメク、スパークする二重堀切の発見は正しく脳内スパーク「ひらめき」と言えますよ。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-04-17 17:42:21
正直磯山城の二重堀切は正直見逃していました。私は数多く城址を見て千城以上行ったベテランだと密かに心の中で自負していました。でも二重堀切は江戸時代の人々も絵図に書いて認識している。また『城歩会』の人々も素直な心でありのままを見る城見学している。私は知らない間に高慢になり城郭見学の基本や初心を忘れて二重堀切さえも見逃していた事になります。城を見るとは一体何なのでしょうか1000城見て自分に基礎が無かった事を今更に恥じ入るばかりです。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-04-18 16:54:47
城郭遺跡見学を志す人にとりこの投稿はショツクであり衝撃です。
返信する

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