伊勢伊賀 城郭 比較研究論
◆対話者
長谷川先生の城郭見学プログラム
は集客を目的としない参加者研修
スキルアップに配慮した予定です
観光や町興しを主眼に置いた企画
とは明らかに異質の自然に参加し
ている間に気付かないウチに城郭
を学んでいる訳です。それが秘訣
◆長谷川
忍者の世界では親は子供に自分の
庭に麦の種を植えさせ発芽したら
その芽を飛び越える練習をさせる。
麦は生育が早いから子供は知らな
ない間に跳躍力を身に付けますね
忍者とは子供には自分の家庭が忍
びなどとは決して口外しません。
子供が成長して、忍びの職に就い
いた時に、山野を走破し自分の身
を守る為には草木を飛び越え生き
延びる訓練が幼少時から必須です。
◆城郭見学者
城址見学自分は足が上ってないの
です。すると前進する時間が鈍る
もし450年前の忍者ならば私の足
なら敵に捕縛され殺されていた事
城址見学って足の訓練が大切です。
◆対話者
長谷川先生の見学会は知らない間
に城を学んでいるのですよ身を持
つて城郭が何たるかを体験する事
◆世話人様
城歩会令和5年10月28日最後見学
は桜町中将城でしたこの城の城主
は北畠中将信雄つまり織田信雄の
城だった訳です。長谷川先生作成
の簡易立体イラストは私は有意義
だったと思います。私先生の見学
会資料を読み直し復習しています。
何故なのか?これは私自身の脳トレ
なのですよ。山城に行く事は足の
脚力の筋トレだと意義づけて参加
をさせて頂いておりますイラスト
を私自身が見直して書き直したり
メモを入れたりして記憶の整理も
兼ねて実施しています。これ現代
に廃れてしまった生粋の生涯学習
の保持継続されている事を悟る事
人が多数参加される事自体は勉強
の要素や学習の要素は薄いのです。
◆世話人様
カラス様が桜町中将城は伊賀型
城館と織豊系外郭の城だと言葉
で解説されましたが私は現地の
遺構を集中して真剣に肉眼で見
て理解出来る事重要と思います。
◆世話人様
チョツト辛辣な言葉の表現になり
お許しを願いたいのですがこの城
を見学する人は写真を撮っている
場合で無いのではないのですか?
写真を撮る目的が学習の為や個人
の趣味の為なら良い事なのですが
他の目的ならば先生も世話人の私
も城歩会してる意味や意義がない。
◆長谷川
真面目性格、真剣性格の世話人様
の言葉は最もな事ですが私は人気
全くありませんので参加者様達の
個人的希望は最大優先したいと私
は考えております。少数の城見学
希望者の方のお気持ちを汲取る事
◆長谷川
余談になりますが織田信雄系城郭
として北伊勢に田辺城が存在する
事です。天正14年織田信雄の家臣
木造長政が築城した織田系城郭で
す。主郭部は矩形形状の伊勢や
伊賀、甲賀、の様式ですが外郭は
非常に拡張された城域の城です。
私の今回の見学会は勉強会の見地
からは失策かもしれませんよね
伊勢田辺城を勉強し伊賀桜町中将
の城郭を見学する学習プログラム
考慮出来なかった私の手落ちです。
◆参加者
そんな卑下や謙遜せずとも見学会
は150点と感じる濃厚な内容でした。
◆長谷川
城歩会は今後実りのある見学会
を会員様諸氏と展開したいです。
御理解御協力を宜しく願います。
◆一般様
城歩会は剣道で言えば竹刀とか
竹光の模造模擬剣道じやないな
本物の真剣白刃のマジな世界!
◆長谷川
伊賀桜町中将城と伊勢田辺城の
基本は城館と外郭の形成であり
ますが前者は土橋や横矢が少な
く後者は土橋や横矢歪等も巧妙
に発達しており伊勢田辺城の方
が横矢の発達が認められます。
また両者の城郭の共通根とし
て城館の隅部に巨大な天守台
に匹敵する隅櫓台を設けてい
る事も追記しておきます。
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