城郭、長谷川博美、目標。
質問者
長谷川先生は誰とでも会話したいタイプの人間でしょうか?
長谷川
仕事がら様々な世代の人々と会話して世代差による社会観
の違いや人々の物の考え方の違いを知る必要性があります。
私の基本的性格は内省的でも無理してでもだれとでも仲良く
親しみや、友和に根差したも心掛けが仕事が必須なんです。
質問者
少年のような人が城址見学にこられると長谷川先生は快く
思われますね?本当に楽しそうにされています。
長谷川
当然です。城郭研究家は私の先輩の方々も私が若いころは
親切にしていただきましたからね。良い先輩から継承した
善良な良心は、次の世代へと、是非継承したいと思います。
質問者
来訪される方で長谷川先生と会話したいと願われる方いますか?
長谷川
男性の方を中心に、また講師として私を起用したいと交渉の為
来訪されるケースがあります。私はそれを、絶対に見逃しては
ならず私は緊張して人間観察してから対応したいとは思います。
質問者
女性の方は来訪されますか?
長谷川
長谷川フアンと、言われる女性は全く、おられません。
私はイケメンでもなく魅力も全くないので、当然の事。
質問者
もし長谷川フアンと公言される人がいたらどう思いますか?
長谷川
長谷川フアンと言われる女性は先ず有り得ないんですよ。
60歳でブサイクな私に近寄ってくる人は全くないですよ。
質問者
見学会の写真を見ると女性が多い場合、がある思います。
長谷川
全然見当違いです。城址で楽しく会話する事より、今まで
気付いていなかった、城郭遺構を改めて観察しようとする
心を持った人が多いと思います。ですから私の見学会とは
城址を訪れる事ではなく城跡を静かに観察する事なのです。
質問者
一番長谷川先生の見地から見て困る事とは何でしょうか?
長谷川
城址を図面を見ながら観察しようとする女性グループは
極めて少ないです。所謂「城ガール」や「歴女」とは別
の世界かと思います。勿論遠い昔から城址は観光や歴史
舞台として登場してきますから城址を「楽」と基本的に
つまり観光行楽や歴史紀行としてとらわれてきましたし。
城は十人十色の価値観や思いがあるので参加する人の勝手
で個人の自由なんですが。。。。
質問者
戦国末期の城においても
城の建物「作事」つくり、施工
城の土木「普請」工事、縄張、設計
で喰い違いが意見の「ブレ」は存在しましたか?
長谷川
勿論百戦練磨の武人が縄張りした城址石垣と
建物を担当した堂宮大工、建物の担当の意見は異なります。
長谷川
彦根城天守の搦め手に相当する武者隠、武者溜、から天守を撮影すると
天守附け矢倉と石垣はあきらかに調和がとれておりません。
石垣の設定つまり縄張りは、本丸と西之丸を結ぶ、本丸西南の門から
侵入する外敵をより、狙撃しやすいように「く」の字に普請縄張りして
いる。石垣が曲り歪んでいるんです。なのに附け矢倉の作事工事は直線的
に作っている。明らかに「齟齬、食違い」がみられるんです。
百戦練磨の縄張師は「石垣をくの字」に湾曲させて武者溜り入口へ射撃
する石垣の普請の工夫をしている。しか建物は真っ直ぐ立ててしまって
いる。普請方からみたら「おいおい何で石垣をわざと曲げているのに、何で
建物は真っ直ぐに作る」のとクレームを言いたいでしょう。一方建物を建てる
人々はそんなブサイクな石垣より真っ直ぐに建築した方が見間映えが良いと
言う事になる。また突き戸を大きく開いているので、広角に射撃できると
反論する事でしょう。
対談者
なるほどね?「普請」と「作事」は違うんだ。
長谷川
もっとも初期天守は石垣にビッタリジヤストフイットした建物を作らない傾向にも
ありまして、彦根城には一階の裾部に「小屋根」を作事する古い建築様式を残している。
フレアのように小さな屋根が付いているんです。これは古様の天守の特徴だと思います>
安土城城門の「腰屋根」
越前丸岡城「腰屋根」
質問者
長谷川先生は誰とでも会話したいタイプの人間でしょうか?
長谷川
仕事がら様々な世代の人々と会話して世代差による社会観
の違いや人々の物の考え方の違いを知る必要性があります。
私の基本的性格は内省的でも無理してでもだれとでも仲良く
親しみや、友和に根差したも心掛けが仕事が必須なんです。
質問者
少年のような人が城址見学にこられると長谷川先生は快く
思われますね?本当に楽しそうにされています。
長谷川
当然です。城郭研究家は私の先輩の方々も私が若いころは
親切にしていただきましたからね。良い先輩から継承した
善良な良心は、次の世代へと、是非継承したいと思います。
質問者
来訪される方で長谷川先生と会話したいと願われる方いますか?
長谷川
男性の方を中心に、また講師として私を起用したいと交渉の為
来訪されるケースがあります。私はそれを、絶対に見逃しては
ならず私は緊張して人間観察してから対応したいとは思います。
質問者
女性の方は来訪されますか?
長谷川
長谷川フアンと、言われる女性は全く、おられません。
私はイケメンでもなく魅力も全くないので、当然の事。
質問者
もし長谷川フアンと公言される人がいたらどう思いますか?
長谷川
長谷川フアンと言われる女性は先ず有り得ないんですよ。
60歳でブサイクな私に近寄ってくる人は全くないですよ。
質問者
見学会の写真を見ると女性が多い場合、がある思います。
長谷川
全然見当違いです。城址で楽しく会話する事より、今まで
気付いていなかった、城郭遺構を改めて観察しようとする
心を持った人が多いと思います。ですから私の見学会とは
城址を訪れる事ではなく城跡を静かに観察する事なのです。
質問者
一番長谷川先生の見地から見て困る事とは何でしょうか?
長谷川
城址を図面を見ながら観察しようとする女性グループは
極めて少ないです。所謂「城ガール」や「歴女」とは別
の世界かと思います。勿論遠い昔から城址は観光や歴史
舞台として登場してきますから城址を「楽」と基本的に
つまり観光行楽や歴史紀行としてとらわれてきましたし。
城は十人十色の価値観や思いがあるので参加する人の勝手
で個人の自由なんですが。。。。
質問者
戦国末期の城においても
城の建物「作事」つくり、施工
城の土木「普請」工事、縄張、設計
で喰い違いが意見の「ブレ」は存在しましたか?
長谷川
勿論百戦練磨の武人が縄張りした城址石垣と
建物を担当した堂宮大工、建物の担当の意見は異なります。
長谷川
彦根城天守の搦め手に相当する武者隠、武者溜、から天守を撮影すると
天守附け矢倉と石垣はあきらかに調和がとれておりません。
石垣の設定つまり縄張りは、本丸と西之丸を結ぶ、本丸西南の門から
侵入する外敵をより、狙撃しやすいように「く」の字に普請縄張りして
いる。石垣が曲り歪んでいるんです。なのに附け矢倉の作事工事は直線的
に作っている。明らかに「齟齬、食違い」がみられるんです。
百戦練磨の縄張師は「石垣をくの字」に湾曲させて武者溜り入口へ射撃
する石垣の普請の工夫をしている。しか建物は真っ直ぐ立ててしまって
いる。普請方からみたら「おいおい何で石垣をわざと曲げているのに、何で
建物は真っ直ぐに作る」のとクレームを言いたいでしょう。一方建物を建てる
人々はそんなブサイクな石垣より真っ直ぐに建築した方が見間映えが良いと
言う事になる。また突き戸を大きく開いているので、広角に射撃できると
反論する事でしょう。
対談者
なるほどね?「普請」と「作事」は違うんだ。
長谷川
もっとも初期天守は石垣にビッタリジヤストフイットした建物を作らない傾向にも
ありまして、彦根城には一階の裾部に「小屋根」を作事する古い建築様式を残している。
フレアのように小さな屋根が付いているんです。これは古様の天守の特徴だと思います>
安土城城門の「腰屋根」
越前丸岡城「腰屋根」
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