長浜城石垣研究の先駆者!丸山竜平先生の近江番場 25日 講演迫る!
2019年の事
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2019/8/25当日の番場講演と現地番場城見学はテレビの取材も来られて思いの外充実しており好評でした。
特に丸山先生の作成された資料は城館や城郭遺跡研究にとり重要であり有意義なものでした。私個人的には
再三番場城を見学して学ぼうとする向学心のある方や初めて御来訪される方、そしてなにより私の心を和ま
せたのは熱心に来訪される素朴な御夫婦の空気感の柔らかなたたずまい、が大変うれしく思いました感謝!
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★は番場の明日を考える会様の講演前の事前のコメントです。
★(仮称)番場資料館の開設に向け準備を進めています。その一環で、この8月25日に講演と現地見学会を
開催します。この資料館は明治の彫刻師「泉亮之」翁の生家で空き家となっている家屋を借り受け改造して気軽
に立ち寄れる資料館として開設するものです。鎌刃城をはじめ番場の歴史や亮之翁の作品紹介等の展示や、関係
書籍などの閲覧などができるようにと計画しています。事前に見ていただきご意見をいただけることを期待し
イベントを開きます。現地見学会は番場周囲の番場城と今福寺跡(約2km)を歩き、その後資料館で丸山先生
の講演を聞きます。多くの方の参加をお願いします。
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長浜城の石垣調査の先駆者と言えば、みなさまもう既に充分御存じの丸山竜平先生であろう。
長浜城第一次の石垣調査は昭和44年に実施され1971年に長浜市からその報告書が出ている。
写真は当時の調査の様子を記した貴重な写真である。
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下の写真は横矢の石垣を示すものである。「長谷川解説線記入」
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当時の図面に「長谷川解説線記入」を入れると明らかに横矢掛かりと呼ばれる縄張遺構である。
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下図は長浜城の一次石垣調査の略図である。L型の縄張り技巧が特徴的である。
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近年福井県府中城で発掘された石垣の様子は以下の様な横矢の様相を示している。
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よくよく観察すると横矢の石垣は後年に更に張り出して増設された痕跡を観察する事が出来る。
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さて天正11年1583年賎ケ岳合戦で羽柴秀吉方が長浜市余呉町堂木に陣城を構えているが
下図は著者の堂木山の横矢図である。長浜城第一次石垣調査の塁線寸法とほぼ同じ規模である。
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更によくよく観察すると長浜城も堂木山城同城ともに直線部分の塁線にかすかな「折れ」曲りがある事
である。僅かな微々たる特徴なのであるが当時の築城の縄張りを担当したのは当時の再考の設計技師の
深奥「専門職のこだわり」と理解して良いだろう。ささいな事に感じるかもしれないが城郭遺跡は繊細
な工学が駆使されている事を認識したい。
▼下図の中で私が記入している。3と4の文字は倭笏の3間と4間の寸法である。
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▼長城第一次石垣発掘図の下図で、私は折れと表現している。
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当時、天正11年1583年羽柴秀吉方が築造した長浜市余呉町堂木山陣城は
用意周到かつ複雑な工学的緻密さを誇る。下図「長谷川博美堂木山城図」
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横堀や横矢も発達して現地には見事な城郭遺跡が残存している。写真は4郭と5郭の間の横堀と土塁写真。
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さてさて丸山竜平先生の番場講演が、いよいよ、迫って参りました。皆様宜しく御参加を御願いを申上げます。
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◆丸山竜平先生から著者に近日送られてきた2019年8月17日の長浜城石垣発掘写真。
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◆劇画『元亀の騒乱』と長谷川の解説文を是非順番をおってお読み下さい。追記文章も毎日補充しております。
2019年の事
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2019/8/25当日の番場講演と現地番場城見学はテレビの取材も来られて思いの外充実しており好評でした。
特に丸山先生の作成された資料は城館や城郭遺跡研究にとり重要であり有意義なものでした。私個人的には
再三番場城を見学して学ぼうとする向学心のある方や初めて御来訪される方、そしてなにより私の心を和ま
せたのは熱心に来訪される素朴な御夫婦の空気感の柔らかなたたずまい、が大変うれしく思いました感謝!
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★は番場の明日を考える会様の講演前の事前のコメントです。
★(仮称)番場資料館の開設に向け準備を進めています。その一環で、この8月25日に講演と現地見学会を
開催します。この資料館は明治の彫刻師「泉亮之」翁の生家で空き家となっている家屋を借り受け改造して気軽
に立ち寄れる資料館として開設するものです。鎌刃城をはじめ番場の歴史や亮之翁の作品紹介等の展示や、関係
書籍などの閲覧などができるようにと計画しています。事前に見ていただきご意見をいただけることを期待し
イベントを開きます。現地見学会は番場周囲の番場城と今福寺跡(約2km)を歩き、その後資料館で丸山先生
の講演を聞きます。多くの方の参加をお願いします。
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長浜城の石垣調査の先駆者と言えば、みなさまもう既に充分御存じの丸山竜平先生であろう。
長浜城第一次の石垣調査は昭和44年に実施され1971年に長浜市からその報告書が出ている。
写真は当時の調査の様子を記した貴重な写真である。
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下の写真は横矢の石垣を示すものである。「長谷川解説線記入」
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当時の図面に「長谷川解説線記入」を入れると明らかに横矢掛かりと呼ばれる縄張遺構である。
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下図は長浜城の一次石垣調査の略図である。L型の縄張り技巧が特徴的である。
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近年福井県府中城で発掘された石垣の様子は以下の様な横矢の様相を示している。
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よくよく観察すると横矢の石垣は後年に更に張り出して増設された痕跡を観察する事が出来る。
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さて天正11年1583年賎ケ岳合戦で羽柴秀吉方が長浜市余呉町堂木に陣城を構えているが
下図は著者の堂木山の横矢図である。長浜城第一次石垣調査の塁線寸法とほぼ同じ規模である。
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更によくよく観察すると長浜城も堂木山城同城ともに直線部分の塁線にかすかな「折れ」曲りがある事
である。僅かな微々たる特徴なのであるが当時の築城の縄張りを担当したのは当時の再考の設計技師の
深奥「専門職のこだわり」と理解して良いだろう。ささいな事に感じるかもしれないが城郭遺跡は繊細
な工学が駆使されている事を認識したい。
▼下図の中で私が記入している。3と4の文字は倭笏の3間と4間の寸法である。
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▼長城第一次石垣発掘図の下図で、私は折れと表現している。
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当時、天正11年1583年羽柴秀吉方が築造した長浜市余呉町堂木山陣城は
用意周到かつ複雑な工学的緻密さを誇る。下図「長谷川博美堂木山城図」
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横堀や横矢も発達して現地には見事な城郭遺跡が残存している。写真は4郭と5郭の間の横堀と土塁写真。
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さてさて丸山竜平先生の番場講演が、いよいよ、迫って参りました。皆様宜しく御参加を御願いを申上げます。
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◆丸山竜平先生から著者に近日送られてきた2019年8月17日の長浜城石垣発掘写真。
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◆劇画『元亀の騒乱』と長谷川の解説文を是非順番をおってお読み下さい。追記文章も毎日補充しております。
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