東日本大震災による復旧費用は約183億円の見込みとなり、そのための財源は国の補助金が88億円、借金が88億円、一般財源等が6億円となっています。
また、固定資産税の減収等も見込まれることから、今年度に実施予定だった事業のうち、73事業を見直しや先送りして、その分を穴埋めすることになりました。
この状況について神栖市は、「財政が厳しい」としていますが、本当にそうなのだろうか?厳しいと言えるだけの努力をしたのだろうか?という疑問を、私は持っています。
というのは、今回、見直しや先送りした73事業は、どちらかというと”切りやすい”ものが多く、これまで財政的に恵まれていた神栖市が、それを背景に他の市町村よりも手厚く行ってきた、医療や福祉を中心としたサービスは、”聖域”のように残され、手が付けられていないからです。
もちろん、そこに手を付けずに今までどおりの手厚いサービスが維持できれば、それに越したことはありません。
しかし、今までの市の説明を聞いていると、「今後もそれらのサービスを維持しながら、健全な財政運営ができるのか?」という心配もありました。
今回、他の市町村よりも恵まれた”聖域”を維持したということは、「今まで市が説明してきた程の財政の厳しさではない」という判断ができるものと思いますし、市としても「財政が厳しい」という言葉を発することは、できなくなったものと思っています。
また、固定資産税の減収等も見込まれることから、今年度に実施予定だった事業のうち、73事業を見直しや先送りして、その分を穴埋めすることになりました。
この状況について神栖市は、「財政が厳しい」としていますが、本当にそうなのだろうか?厳しいと言えるだけの努力をしたのだろうか?という疑問を、私は持っています。
というのは、今回、見直しや先送りした73事業は、どちらかというと”切りやすい”ものが多く、これまで財政的に恵まれていた神栖市が、それを背景に他の市町村よりも手厚く行ってきた、医療や福祉を中心としたサービスは、”聖域”のように残され、手が付けられていないからです。
もちろん、そこに手を付けずに今までどおりの手厚いサービスが維持できれば、それに越したことはありません。
しかし、今までの市の説明を聞いていると、「今後もそれらのサービスを維持しながら、健全な財政運営ができるのか?」という心配もありました。
今回、他の市町村よりも恵まれた”聖域”を維持したということは、「今まで市が説明してきた程の財政の厳しさではない」という判断ができるものと思いますし、市としても「財政が厳しい」という言葉を発することは、できなくなったものと思っています。