いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

財政が厳しい??

2011-07-01 10:37:08 | 政治活動
東日本大震災による復旧費用は約183億円の見込みとなり、そのための財源は国の補助金が88億円、借金が88億円、一般財源等が6億円となっています。

また、固定資産税の減収等も見込まれることから、今年度に実施予定だった事業のうち、73事業を見直しや先送りして、その分を穴埋めすることになりました。


この状況について神栖市は、「財政が厳しい」としていますが、本当にそうなのだろうか?厳しいと言えるだけの努力をしたのだろうか?という疑問を、私は持っています。

というのは、今回、見直しや先送りした73事業は、どちらかというと”切りやすい”ものが多く、これまで財政的に恵まれていた神栖市が、それを背景に他の市町村よりも手厚く行ってきた、医療や福祉を中心としたサービスは、”聖域”のように残され、手が付けられていないからです。


もちろん、そこに手を付けずに今までどおりの手厚いサービスが維持できれば、それに越したことはありません。

しかし、今までの市の説明を聞いていると、「今後もそれらのサービスを維持しながら、健全な財政運営ができるのか?」という心配もありました。


今回、他の市町村よりも恵まれた”聖域”を維持したということは、「今まで市が説明してきた程の財政の厳しさではない」という判断ができるものと思いますし、市としても「財政が厳しい」という言葉を発することは、できなくなったものと思っています。
コメント
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