大前提として、私には芸術的な才は皆無だと自覚している。
イラストのようなものを描いてみれば、爆笑に包まれることが多いし、子供の頃の通信簿は、美術はほとんど「1」で、良くても「2」が精一杯だった。
しかし、絵や写真を見るのは好きで、自宅用に近々そういう場所を巡ってみたいとも考えている。
写真については、毎朝のウォーキング中に目に飛び込んできたものをスマホで撮影している。
何といっても毎日のことなので、季節の移ろいとともに感じる変化を、何となく撮り始めただけではあるが、それを毎朝の「生存確認」を兼ねたご挨拶と一緒にSNSで投稿している。
それを見ている妻から、「最近、写真の撮り方が上手くなったんじゃない?」とのお褒めの言葉をいただいた。
ただしそのあとに、「私の撮り方を真似してるでしょう?」との言葉も続いてきた。
そのような意識は全くなかったが、私も妻の写真を時々見ているうちに、いつの間にかそれが頭に刷り込まれていたのかもしれない。
きっかけは何であれ、少しでも上達を評価されれば嬉しいものだ。
繰り返しになるが、芸術的な才が皆無というレベルでの話である。