9/26(金)21℃
おはようございます。
昨夜1時頃、湯来では大雨が降りました。家や物置の屋根に大粒の雨が当たる音で就寝のタイミングを逃してしまい、悶々とした時間を過ごしてしまい、今朝は寝不足で、許されることなら

したい心境です。
湯来の景色が日増しに秋色を濃くし始めました。
真っ赤な彼岸花は眼につき易く、彼岸=秋を感じてたんです。特に今朝は、道路横の花壇に地元の方が植えられたであろうと思われるコスモスが満開になっているのを見たり、道路わきの斜面に野良生え(自然に生えた)している栗が道路上に落ちていたり、拾っているのを見かけたり・・・・、目で「秋」を感じてしまいました。
路肩でよく見かける「彼岸花」。
彼岸花(ひがんばな科)で学名は Lycoris radiata。
Lycoris : ヒガンバナ属
radiata : 放射状の舌状花をもつ
Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の海の女神「Lycoris」の名前から採ったものだそうです。
開花時期は、9/15頃~9/末頃、ちょうど秋のお彼岸の頃に咲く華で、別名を曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言います。個人的には、こっちの呼び方の方が私は好きです。
アレアレアレ、昔々の歌が脳裏をかすめてきました

マンジューシャカ
恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 真紅に染める ・・・・・、百恵ちゃーん。

(失礼しました。)
よく見かける花ですが原産地は中国なんだそうです。花が白い種類もあるようですが私はまだお目にかかった事はありません。突然茎が伸びて、鮮やかな赤色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになります。花のあとで葉が出るらしいんですがこれも見たことがありません。冬と春を越して夏近くなると全く消えてなくなってしまうから不思議です。
葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。 このことから韓国では「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から「サンチョ(相思華)」と呼ばれているんだとか。ロマンチックやね~

。
昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食料としたようですが、根にはリコリンという毒があるので要注意。(水で何回もさらせばとれるそうです)
田んぼのあぜ道や土手に多くみかけますが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、「彼岸花の毒性のある球根を植えることで防いでいる」という説と、「彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため」などの説があります。さて、皆さんはどっち。
別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。”天上の花”という意味があります。
おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降って来るという仏教の経典からきています。
チョッと学識を得ていただくために、こんな和歌もありました。
「路(みち)の辺(へ)の 壱市(いちし)の花の 灼(いちしろ)く 人皆知りぬ わが恋ふる妻」
万葉集 柿本人麿(かきのもとひとまろ)
(壱市の花=彼岸花、といわれる)
意味?ロマンですよ、ロマン。ご自分で解毒(読)してみてください。解るかなぁ

ニューツーリズムイベント企画

ちょうど1ヶ月後の10月26日(土)に送迎付き・食事付きの大峯山登山の企画を予定していますので、関心のある方はお申し込みください。
(詳しくは、10月1日の広島市広報紙をご覧ください。)
今週もまた、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
食べ過ぎ、季節の変わり目の風邪ひきにお互い注意して、また、来週も元気にお会いしましょう。