また『加彩婦女俑』です 2004年12月12日 11時23分57秒 | 教育 以前マイセンの工場を見学に行ったことがあります。華麗ではあります。が、東洋陶磁の魅力には及ばないと思うのです。これは好みの問題ですが。高麗青磁、李朝白磁、唐物といわれるなかでの天目、備前、信楽、唐津、楽、その他の東洋の陶磁器に見られる美意識はその精神性の高さとして我々に意識されるのでしょう。これらは茶の湯の世界でもてはやされてきたものですが、この『加彩婦女俑』どういう目的で作られたものか、どんな場面で人々が愛でたのか。興味が尽きません。もう一度行きます。